広峯神社

街道 : 但馬道

: 播磨

ジャンル : 神社

所在地 : 姫路市広嶺山52

地図

 広峯神社は姫路城の背景に連なる広嶺山の山上にある。素戔嗚(すさのお)命・五十猛(いそたける)命・奇稲田姫(くしなだひめ)をはじめ十二柱を祭神とする。733(天平5)年吉備真備(きびのまきび)が朝廷に願い出たのが始まりといわれ、一般には牛頭(ごず)天王を祀るとされる。鎌倉時代には神官は御家人となり、姫路地方に大きな勢力を持ったが、鎌倉末〜南北朝期にかけて特に活躍し、1333(元弘3)年には後醍醐天皇に味方し戦功を上げたという。江戸時代には朱印社領72石を与えられた。本殿脇や裏手の11棟の摂・末社は江戸時代の寺院建築の推移を示す貴重なもので、表門とともに市文化財となっている。例年4月3日には御田植祭が行われる。
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広峯神社 山門
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