兵庫県立歴史博物館HPへ ひょうご歴史ステーションへ
このサイトについて Flashバージョンへ
前へ戻る

広峰[ひろみね]神社の御田植祭[おたうえさい]
 姫路市広嶺山の広峰神社では、毎年4月3日に御田植神事が行われる。
 御田植神事は拝殿前の広庭を田に見立てた木枠[きわく]を組み、この中を三等分して砂盛りを作り御幣[ごへい]を立てる。木枠は向かって左から早稲田[わせだ]・中稲田[なかてだ]・晩稲田[おくてだ]に区分されている。大太鼓の音を合図に、田人[たびと]・早乙女[さおとめ]・苗運び・太鼓持ち・傘持ち・田歌[たうた]うたいが神田の前へ進む。
 神事の後、田人は唐犂[からすき]で砂盛りをとり崩してすき、木鍬[きぐわ]と柄振[えぶ]りを持った2人の田男がその後を均[なら]して行く。3枚の田が全部均し終ると、苗運びが早苗の入った苗篭[なえかご]を担いで神田の前に出る。苗篭から早苗[さなえ]に見立てた苗束を田に投げ入れる。早乙女は横一列に並び、苗束をほどいて1本ずつ植え込む。締太鼓がたたかれると、田歌うたいが田植歌を歌う。3枚の田が全部植え終ると御田植[おたうえ]の行事は終る。
 4月18日には穂揃祭[ほぞろえさい]が行われる。

御田植祭に使う農具と締太鼓 桃の小枝と白幣をつけた早苗を入れた担い籠 早乙女が被る桜の花串のついた田笠 拝殿の前庭に設けられた仮田
唐犂や鍬に柄振を使って田をならす田人 苗を入れた担い籠から苗を田に投げ入れる苗運び 田植えが始まると田植歌を歌う 仮田に苗を手際よく植え付けて行く早乙女
植え終えた苗を整える田人