感動はきっと、次世代の夢へつながっていく

村高の、特徴的な学びのスタイル

普通科『地域アウトドアスポーツ類型』

地域アウトドアスポーツ類型は、香美町の自然などを学ぶことで、様々な分野や地域に貢献できることを目的としています。特色ある『 地域創造系』と『アウトドアスポーツ系』に分かれ、学んでいます。

村岡高校での学び

コース別に少人数グループに分け、密着型授業システムを取り入れています。

アウトドアスポーツ系

■アウトドアスポーツ系とは?

スキー技術の追求と地域の自然を活かしたアウトドアスポーツ体験!

・進路/大学・専門学校・就職(系の特色を生かした進路)

地域の自然を教材とし、幅広いスポーツ体験をします。(ツリーイング・スキー・スノーボード、ロッククライミング・アブセーリング(懸垂降下)、マウンテンバイクなど) 体の仕組みや応急処置法、トレーニング理論などの学習と並行してとスポーツ体験をすることで、生きた知識を身につけることが目標です。 競技者や指導者として必要なリーダーシップ、協調性、専門性を育みます。 アウトドアの理論と実技を学べます。

■アウトドアスポーツ系の専門科目とは?

アウトドアスポーツ系3年生は「アウトドアスポーツⅡ」「スポーツ実践Ⅱ」「冒険教育」「地域スポーツⅡ」の4つの授業をしています。「アウトドアスポーツⅡ」はゴルフの授業で、神鍋ゴルフ場へ打ちっぱなしへ行っています。2学期からは湯村カンツリーに行きラウンドを回る予定です。 「スポーツ実践Ⅱ」は、指導者側に立つ勉強をしています。4月から5月にかけて、集団行動に取り組み、指導者の難しさを実感しました。6月からは班ごとにスポーツ種目を決め、一人ずつ前に立ち授業を行います。「冒険教育」は2,3年生合同で勉強しています。 今年度はMFA(メディック・ファースト・エイド)という応急処置に関する資格と、ツリーイングの資格取得を目指しています。「地域スポーツⅡ」は、自分たちで企画を立案し、実際に開催することを目標に、授業を行っています。自分たちだけで企画を実行することは、たくさんの準備が必要で、協力し合いながら行うことが最も大切だと実感しています。3年目になると、自発的に行動できている部分がみえるようになってきたと思います。

アウトドアスポーツ系 3年生 M.Mさん

地域創造系

■地域創造系とは?

国公立大学進学を目指したハイレベルな授業と独自の探求学習!

・進路/大学

地域を教材として課題発見・比較検証・実践を基礎とした学習活動を行います。課題を見つけ、情報収集、情報発信をする力を身につけることが目標です。大学や社会で必要な問題解決力、コミュニケーション能力、プレゼンテーション能力を育みます。 「知識ではなく、学ぶ方法を学ぶ(課題解決能力を培う)」を趣旨として、各学年類型に科目を設置し、地域を知り(1年)、地域を深め(2年)、地域を創る(3年)をテーマに学習を進めている。また、各科目に大学講師を配置し、学習の体系化を図っている。

■地域創造系の専門科目とは?

  • 地域探求の活動で、活性化に取り組んでいる人と話をするだけで新たな発見があった。故郷が好きになった。本当に大きく成長できた。
  • 地域探求で自分の考えが大きく変わった。大学を卒業して地元に帰ってくる。香美町には地元を何とかしたいと考えている人が多い。私の地域活性化策を実行に移したい。
  • 地元に対して高校生が今できること、できないことを学んだ。自分がどこに住もうが、その地域で自分でできることを考え、貢献したい。

地域創造系では、授業を重ねるたびにとても多くのことを学ぶことができます。ひとつひとつの授業がとてもじゅうじつしているため、毎回新たな発見をすることができました。難しい課題に取り組み、それを完成させた時の達成感は、地創でしか経験できないものがあります。また、地域のことを学ぶことで、改めて、地元の良さを実感することができます。  様々なことにチャレンジできるので、その分学ぶことを学び、仲間と協同し、日々頑張っています。

地域創造系 2年生 K.Eさん

■カリキュラム例