教育プログラムモデル(2) 成長の支援への感謝

【テーマ】
成長の支援への感謝

【ねらい】
自分の成長を振り返り、成長を実感することで自分が存在することへの喜びを感じるとともに、赤ちゃんを見守る母親等の姿や保育体験学習をとおして、自分の成長を支えてくれた周りの人たちへの感謝の気持ちを持つ。
親世代や高齢者とのふれあいをとおして、将来の自分に思いをはせ、過去から未来へとつながる命を感じる。さらには、地域や社会への貢献をとおして、社会の一員としての自分を感じ、人に支えられて成長してきたことを自覚し、人を支えることの喜びを感じる。

【発達段階についての認識】
小学校段階では、愛情によって成長してきた自分の命のかけがえのなさに気づくとともに、親世代や高齢者とのふれあいをとおして命のつながりや命の受け渡しを実感する。中学校段階では周囲の人に対して感謝の気持ちを持つ。さらに自分自身のライフプランを設計し、受け継いだ命をどう未来へつないでいくかを考える。高等学校段階では、社会貢献をとおして他者との関係の中から支え合うことの喜びを感じる。

  テーマ ねらい
小学校
低学年
命への気づき 身近な生き物の誕生や成長の様子をやさしく見つめ、命あるものを大切にしようとする心を持つ。
小学校
中学年
成長の実感 自分の成長を実感することによって、成長を支えてくれた周囲の人たちへの感謝の気持ちを持つ。
また、親世代や高齢者とのふれあいをとおして命のつながりを感じる。
小学校
高学年
 成長を支えるもの  赤ちゃんを見守る母親等の姿をとおして、かけがえのない命を感じるとともに、自分や他者の生き方や命を尊重しようとする心を持つ。
中学校 成長への感謝と
未来の自分
自分史づくりなどをとおして、自分の成長を振り返り、自分が存在することに感謝と喜びを感じる。
また、かけがえのない命を未来へつないでいこうとする思いを育む。
 高等学校  支え合う喜び 地域社会への貢献をとおして、社会の一員としての自分を感じ、人に支えられて成長してきたことを自覚し、人を支えることの喜びを感じる。