教育プログラムモデル(1) 誕生の喜びと感動

【テーマ】
誕生の喜びと感動

【ねらい】
様々な生命の誕生にふれるとともに、自分の命が自分を取り巻く多くの人々の愛情に支えられて生かされていることの実感を持つ。
また、生命の誕生の過程について学ぶこと等をとおして、生命の尊厳を体感し、過去から未来へとつながる命を感じ、自分の命のみならず、他者や小さな命を慈しみ大切にしようとする心情や態度を培う。

【発達段階についての認識】
小学校段階では、動植物の誕生や生育をとおして、生命の誕生に関心を持ったり、感動したりする体験を持ち、自らの誕生を振り返って、かけがえのない自他の命を実感する。
中・高等学校段階では、小さな命のいとおしさを感じたり、自他の命を慈しみ育もうとする心情や態度を培う。

  テーマ ねらい
小学校
低学年
命の芽生え 身のまわりの小さな命に気づき、自らの命の誕生について関心を持つ。
小学校
中学年
命への感動と
つながる命
動植物の飼育栽培をとおして、命の誕生の感動を体験する。
小学校
高学年
かけがえのない
自らの命
生命が誕生する瞬間の神秘性を感じとり、その感動をとおして自他の命のかけがえのなさに気づく。
中学校 命のいとおしさ 乳児とふれあう体験などをとおして、命をいとおしく思う気持ちを持つ。
 高等学校   命を育む心と態度  妊婦等の協力を得て、妊娠、出産、育児について学び、かけがえのない命の存在を実感し、自他の命を慈しみ育もうとする意欲や態度を持つ。