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  GESCHLECHTLICHE LIEBE
           〜恋・初恋・異性愛〜
                 by 無時雨





 第六話目?



 小鳥の囀り・・・空は快晴、

 風は・・・軟風

 気持ちのいい朝


 AM7:30


 冬月先生の別荘


 シンジの起床

 アスカはまだ熟睡

 カヲルは・・・妄想中


 冬月先生別荘某所

 「・・・ふっ。シンジは珍しく早起きだな。」

 「ええ、」

 「そろそろ上に上がるか・・・シンジがリビングにくる前にな」

 「あなた、」惚れ惚れしているユイがあった。


 ういーーーーーーーーん・・・ガッコン!!・・プシュー


 一室がリビングに戻った。


 ゲンドウとユイが居たのは、


 リビングの一室がエレベータ状に下がる

 秘密の地下室で監視をしていたのである



 窓の外・・・


 (カヲル君の妄想・・・夢の中2)


 「あぅー!シンジ君!こんな・・こんな・・・愛の表現があったなんて・・・」

 「シンジ君!愛が感じられるよ!あああ・・・」

 「ああー!シンジ君なにを・・・」

 カヲルの夢の中のシンジは笑みを浮かべながら・・

 「カヲル君・・・もっと可愛がってあげるよ。」と、

 赤い蝋燭(ロウソク)をカヲルの背中に垂らしている。

 「あ・あつい・・・これが・・・君の愛の熱さなんだね。」

 「シンジ君、快感だよ・・・もっとしておくれ」

 「カヲル君・・・シンジ君なんてなれなれしいね。」

 「これからは王子様といってくれる?」

 「ああー!王子様!王子様!!」

 「幸せです。」


 「僕は、抵抗してしまうようです。」

 「僕を・僕をしばっ・・・」

 グキンっ!ペキペキっ!!!鈍く肋骨の折れるような音・・・

 カヲルは気づくまもなく・・・・

 「し・シンジ君・・・愛と正義のセーラー服美少女戦士セーラーム・・・・・」

 「グはっ!!!なぜなんだい・・・僕が愛しちゃいけないのかい・・・・シンジ君」


 カヲルは黒い服の男達に撲滅された・・・

 廃棄処分にならなかったのは、不幸中の幸いだった・・・


 「ん?あれぇー?カヲル君がいないや。」

 「ま!いっか・・・」


 「ん?そろそろ時間かな?」

 「アスカ・・・アスカ!起きて!起きてよ!!」

 「うう〜ん・・・もうちょっと・・・」

 「ふっ・・・アスカ・・・起きないと・・・」


 シンジは、アスカの耳を軽く歯でかみ・・・

 ハミハミさせた。


 後に・・・アスカの唇に唇を重ね・・・

 長いキスをした。

 アスカはシンジの大胆な行動にのぼせていた

 「シンジ・・・好き・・・。」

 そして・・・アスカを後ろから抱きしめた。

 「アスカ起きてよ。起きないと・・・」

 「起きないと?」アスカは尋ねた。


 「ふふっ・・・アスカ起きたね。」

 「あ!!騙したのね!あたしを!」

 「さぁ!起きようか?」

 「う・うん」




 ガチャっ


 「おはよう!シンジ、アスカちゃん。」と元気いっぱいにユイがいった。


 「伯母様・・・あれ?あたしのママとパパは?」

 「アスカちゃんのお母さんとお母さんは、お父さんの仕事が急に入って

  今朝の朝早くドイツにいかれたわ。」


 「そうですか・・・・ってあたしを置いて??」

 「う・うん」

 「そうそう、アスカちゃんにお母さんから手紙があるの。」





 (手紙の中身)

 アスカちゃんへ


 ママたちは、パパの仕事の都合でドイツにいってきます。


 ママが帰ってくるまでシンジ君の家でお世話になってください。


 byキョウコママより


 psシンジ君を襲っちゃだめよ。




 「・・・え・・シンジと・・・シンジと・・・同棲・・・」

 バタっ・・・アスカはのぼせていた。

 「シンヒィー!・・・シンヒィ・・・!だめよ・・・こんなとこで・・・

  シンヒィ・・・・」


 ポワーーーン・・・シンジの顔が赤ーーーくなった。


 「あら・・・アスカちゃんたら・・・♪ふふふ」

 食卓では・・・

 「ふっ・・・どうだ?ユイ・・・」

 「ばっちりよ。」

 「ところであなた?食事にするんですから、新聞は置いてくださいよ。」

 「それに今日帰るんですから、支度もしてくださいよ。」

 「ああ、わかったよユイ。」

 「シンちゃん?アスカちゃん?ご飯よ!!」

 「「は〜〜〜い。」」ユニゾンで返事した。

 「今日帰るから、かえる用意してね」

 「「は〜〜〜い」」とユニゾンでこたえた。

 「おいし〜〜!!御義理母様!!どうやったらこんなにおいしく作れるんですか?」

 「昨日のご飯もおいしかったし。」
 
 「ふっ・・・ユイの作る飯は、料理屋顔負けだからな」
 
 「♪ふふふ・・・それじゃーキョウコさんが帰ってくるまで、伝授しちゃおうかしら。」

 「お願いします!御義理母様!!」

 「ねぇねぇ!シンジぃの御母さんていったい何歳なの?」

 「あれぇ?アスカしらなかったの?」

 「もうすぐ38歳だよ。」

 「ええぇぇぇぇぇ!!!3・・38???」


 ピキーン

 「失礼ね!シンちゃん!私はまだ37よ!」と激怒するユイ

 「ご・ごめんなさい!」

 「お若いわ!とても38歳には見えない。」

 「どうみたって・・・20代前半・・・へたすりゃ高校三年せいといっても通じるかも・・・」

 「御義理母様!!!若さの秘密を教えてください。」


 「あら?アスカちゃん、♪ふふふ   秘密よ。」

 「えぇー!教えてください。御義理母様!」

 「♪ふふふ・・・またゆっくりとね。」


 「ってあなた!!食事の時ぐらい新聞置いてくださいよ!」


 「ああ・・・わかってるよユイ。」




 そのころカヲルは・・・・

 レイの住むマンションのごみ置き場に置き去りになっていた

 今日はごみの日・・・

 「もう!!カヲルったら何処に行っちゃたんだろ。」

 「・・・カヲル?」

 「カ〜・ヲ〜・ル〜!!」

 「・・・・・」カヲルは答えない。

 ごみ捨て場の人形を手に取るレイ・・

 「カヲル・・・」


 「母さん?なに人形に声をかけてるの?と後ろから声がかけられた。」


 「か・カヲル!!」

 「た・ただいま。」

 「おかえりなさい。」




 碇家とアスカは、冬月先生別荘をあとにした・・・・










 Guten Tag & Danke!


 さて、アスカとシンジの新こ・・・じゃなくて同棲生活は

 どうなるのか?

 一波乱が起こりそうな予感。


 次回「え!あのヒトが登場?」


 次回もサービスサービスぅ!

 ※この予告は関係ありません(多分)(・・:)

 ははは


 うわ!!のっとられた。

 じゃ!次もお楽しみに!!


  by無時雨

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