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GESCHLECHTLICHE LIEBE
           〜恋・初恋・異性愛〜
                 by 無時雨






第三話目

その時、ガタッ…物音がした。

そこには…

「あ・・・ケンスケ・・・」とシンジがいった。
((びくーっ))
「なにしてるの?ケンスケ!!」
「いや〜碇ぃ〜!その〜ちょっと・・・」
ものすごく動揺しているケンスケがいた。
「あ〜・い〜・だ〜・く〜ん!!!」
「げぇ!!委員長!!・・・」
「なにしてんのよ!・・・まさか・・・今の聞いてたの?」
「え?いや・・・なにが・・・」とケンスケ
「いや 全然!まったく・・・委員長がトウジのことが好きだなんてひとっことも・・」
メラメラメラ!怒りを燃やす。ヒカリとアスカ

「この!軍事マニアが!!」といいつつ
鉄拳をケンスケに食らわし!後ろ廻し蹴り!!でケンスケを撲滅した。
「北斗!神○か・・・ひでぶ!!」と訳の分からないことをいった。
その時ヒカリが手を下したかどうかは、定かではない!
なんせ食らった当の本人でさえ、
わからないと言うぐらいだったのだから・・・
(ふぅ〜!トウジがいなくてよかった)と思うヒカリであった。
「はっくしょ〜ん!!”ずずず〜”風邪かいのう?」
 とトウジはオオボケをかましていたのであった。

LHR(ロング・ホーム・ルーム)の時間

「やぁー!シンジ君、どうだい僕と楽しい一時を過ごさないかい?」
「え・・?」
「つまり帰りにお茶をしないかってことだよ。」
「あ・うん・いいよ。」
「アスカ達も誘ったの?」と聞くシンジ
「いや。出来れば君と二人で話がしたくてね。」

「わ・わかった。」ちょっと引き気味であったがシンジはついていった。
      
          放課後
アスカは・・・
「なんなのよ!あいつは!!ホモじゃないの?よくも私のシンジを・・
 むぅ〜〜考えただけで腹が立つぅ〜!!」と地団太をふんでいる。

喫茶店「NERV」では・・・
「ところでなに?カヲル君話って?」
「君は喫茶店のマナーを知った方がいいよ。」
「はぁ?」と訳が分からなくなったシンジ。
「それじゃー君は高級レストランにいって、水を注文するのかい?」
「へ?いや・・・ちゃんと注文するよ・・・。」
「つまり、喫茶店と高級レストランはは、僕にとっては月とスッポンの価値なんだよ。」
・・・ある意味あってるような説明をする。
「どういうこと?」と恐々カヲルにたずねた。
「つまり、注文をしないって事は店に失礼って事さ。」
それと同時に店員がやってきて、水とおしぼりをおいた。
「ご注文はお決まりでしょうか?」
「僕はアイスコーヒーをおねがいします。」とシンジ

「こちらの方は?」
「ずばり!ナマコをおねがいします。」とカヲル
「え〜とナ・マ・コっと・・・ナマコ?ナマコ〜!!??」
 と店員は驚きの顔をかくせなかった。
・・・店内の一瞬空気がとまった・・・
「お客様・・・そのようなものはちょっと・・・。」
 と店員は、困り果てたような顔をしている。
「い・いっしょのでいいです〜。」とシンジは慌てて店員に注文をした。
「なんだ・・ないのかい?しかたないな。シンジ君といっしょのをたのむよ。」
「はい・・・。」
「ご注文をご確認します。」
「アイスコーヒー2点でよろしいですね。」
「スッポンは・・・」とカヲルは言い掛けたが

シンジの顔が・・・笑顔のはずシンジの顔が、
青筋を立て、殺気がたってるのをカヲルは感じたのでやめた。
「カヲル君?なんでナマコなんか注文したの?」
「ナマコは、この世の最高芸術品さ!」
「あの歯ごたえがたまらないんだよ。そうは思わないかい?シンジ君」
「・・・カヲル君・・・きみっていったい。」
「お待たせしました。」と店員がアイスコーヒーを二つ持ってきた。
「さてと本題にもどろうかい?シンジ君」
「あ・うん」
「僕はね!シンジ君!君は僕にふさわしい人なんだ。君は好意にあたいするよ。」
「へぇ?」
「つまり好きって事さ。」
「な・なにをいってるのカヲル君?」
「君が何をいってるかわからないよ。」

 その時!
「「でたわね!本性が!ホモ男!!」」
 と付けてきていたアスカとレイがいった。
「なにを言ってるんだい!君たちは、僕を満たしてくれる者に、
 男も女も同価値なのさ!」
「さぁ!シンジ君!僕をうけいれて・・・」
 ガスっ!!ドカっ!バキっ!グキっ!!と鈍い音がしたかと思うと
アスカの鉄拳がはいっていた。
「ああ〜三途の川がみえてる・・・お爺ちゃんが・・・おいでおいでと
 手招きしている・・・」と倒れ際に遺言
・・・じゃなくて意味不明なことをいって完全に沈黙した。
「ア・アスカ!!」
「シンジかえるわよ!!」
「え・・カヲル君は?」
「ほっときゃ気がつくんじゃない?」
「そうそう!もう蘇って来ていたりして(笑)」
「君たちはどうして僕たちの愛の語り合いを邪魔するんだい?」
「邪魔も何も!シンジが嫌がってるでしょ!」
「カヲル!いいかげんになさい!」とレイは言った。

「どうして止めるんだい?母さん」
「え・・・えぇ〜〜〜〜〜!!」とどよめきが起こったのは言うまでもない。
「レイ!あんたいったい幾つよ!」とアスカ
「え・・いっしょよ!アスカ達と。」
「カヲルが子供と言うのはどう説明するのかしら?」とアスカはいった。
「え!カヲルは私がドイツの大学を出て遺伝子学の博士号をとったときに、
 実験で私の遺伝子を組み替えてつくった。わたしのクローンよ。男だけどね。」
「な・なんですって〜!なんで隠してたのよ!」と驚きアスカ
「だって・・・聞かれなかったから・・」
「聞かれなかったからって・・・普通話すでしょう・・・」
「気にしない気にしない!」とレイは明るくこたえた。
「そういうことさ!シンジ君!さぁー僕と一つにならないかい?」
「絶対おことわり!」とシンジがこたえた。
「なぜなんだい!シンジ君・・・
 僕は君なら僕を受け入れてくれると
信じていたのに・・・まだ股間がうずくよ・・・」
「カヲル!!」とレイ
「シンジ君!また会おう!」と逃げ出していった。
「アスカ!碇君!お勘定ははらっておくからぁ!」とレイ

「・・・帰ろうか?アスカ」
「う・うん・・」

家に帰る途中
「ねぇ!シンジ?」
「え?」シンジはS−DATのイヤホンをはずした。
「なに?アスカ?」
「シンジ・・・あたしのこと好きだよね?ほんとに?」
アスカは涙をためてたずねた。
「う・うん 好きだよ!アスカ」
「あたしね・・・シンジが・・・あたしから離れちゃいそうで恐いの!不安なのよ!」
 とアスカは激しくシンジにいった。
「僕にはアスカだけだよ」とシンジがアスカの唇に唇をかさねた。
そのKISSはながかった。アスカには長く感じた。
「好きだよ!アスカ!」

アスカはシンジの熱いKISSでのぼせてしまっていた。

気がつくと家の前でKISSをしていた・・・
「シンジ君・・・アスカをそんなにして」
とアスカのお母さんつまりキョウコガ見ていたらしい。
「責任を取ってもらおうかしら」
とキョウコはくすくすと笑いながらシンジにいった。
「シンジ君?」と急に真面目な顔になりキョウコがいった。
「シンジ君!あなたの責任はアスカと婚約してもらうことでとってもらうわ!」
「え?」とシンジは驚いた。
「う・う〜ん・・・」とアスカは目をさました。
「シンジ?」と蚊の鳴くような声だったのでシンジにはとどいていない。
「わ・わかりました。ぼく、アスカと婚約します。」


 なぜ結婚ではなく婚約なのか・・・そんなのは彼らがまだ15歳だからです

「え?シンジが・・・」赤くなってまたのぼせてしまった。

 翌朝
「ふあぁ〜〜〜あ」とアスカはあくびをして起きた。
「あれ?なんであたしベットでねてるの?たしか・・・
 シンジの腕の中でのぼせたんじゃ・・・」
アスカはふと・・・昨日のシンジの台詞をおもいだした。
ボンっ!!アスカは赤くなった。
コンコン!とドアをたたく音がした。
「アスカちゃん?入るわよ!」
「なに赤くなってるの?」
「えっ!」
「アスカちゃん!話したいことがあるの!着替えてリビングに来てちょうだい。」

「は〜い!」

一方碇家・・・
「シンジ!おきないか!」
「ん?んんん!と・父さん?」
「シンジ起きろ!起きなければ帰れ!!」
と意味の分からないことを言うゲンドウ
(帰れって・・・ここは家じゃないか何処に帰れって言うのだろうか)
と心の中で突っ込むシンジ
「はやく着替えろ!行くぞ!」
「と・父さん!どういう事?」
「私に聞くな!明細はユイに聞け!」とゲンドウ
よく見るとゲンドウは、上にド派手なアロハ、下は灰色のハーフのズボンをはいていた。
はっきりいって、ヤーさんの組長のような格好でいた。
「か・かあさん?どういう事?」
「シンジ今日は終業式で半ドンでしょ?だから午後から惣流さんのとこと、
 3泊4日ぐらいで、海にいこうってなったの。」
「えっ・・・聴いてないよ!」
「そりゃそうよ!今朝きまったもの。」
ズコっ!とシンジがこけたのは言うまでもない。

惣流家では、
「え!シンジのとこと海?行くにきまってるでしょ!!」
「お母さん!用意してくるね!」

只今 AM4:30現在のことである・・・・





Guten Tag & Danke!

いやーー!!またまた
長く書いちゃいましたよ!!
続きを楽しみにまっててくださいね!
では、Alles Gute!(ごきげんよう)
まだまだつづくはず!!
あ!!カヲル君ファンの方ごめんなさい
ほんとにもうしわけございません!

by 無時雨

 

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