工作研究部
主な取り組み
防災かまどベンチの製作
普段は、「ベンチ」として、非常時には、「かまど」として活躍します。
南あわじ市実践発表
【令和7年11月23日】
淡路島で これからの暮らしを考えるフォーラム
第2回「里山の恵みを生かすには」
淡路島の実践発表 工作研究部「防災多機能チェアに活かす」
工作研究部は、南あわじ市で研究発表を行いました。
工作研究部では、京都大学大学院との高大連携によるものづくりを進めています。その一環として、災害時のトイレ不足に対応し、平常時にはベンチとして利用できる「防災多機能チェア」の製作に協力しています。
座面に使用した木材は、南あわじ市八木馬回地区で、猪や鹿などの獣害から人の居住区を守るために伐採された間伐材です。これまでは薪として利用されていましたが、木の種類は檜(ひのき)で、植林から長い年月を経た良質な木材であり、薪にするには惜しいものでした。
この檜は、NPO法人ソーシャルデザインセンター淡路を通じて提供され、工作研究部の生徒たちが座面として活用しました。生徒たちは自動かんな盤で研削し、丸のこで切断するなどの加工を行い、防災多機能チェアを完成させました。
パネルディスカッションでは、神戸市副市長、南あわじ市長、南あわじ市馬回の代表、工作研究部が入り、今後の「里山の恵みを生かすには」について、意見交換を行いました。



JIS溶接技能者評価試験
【令和7年11月15日】 ポリテクセンター加古川
工作研究部では、3年生2名、2年生2名が「JIS溶接技能者評価試験 A-2F」に挑戦しました。試験は学科と実技の2部構成であり、部員たちは日頃の活動の中で繰り返し実技練習を行い、学科試験に向けて補習も受けて準備をしてきました。
当日は、普段から溶接を仕事としている一般企業の方々と同じ会場で受検しました。社会人の方々の真剣な姿勢に触れ、また他の溶接姿勢や溶接法の検定の様子を間近で見ることができ、部員たちは大きな刺激を受けました。普段の練習では得られない経験となり、技術への理解や視野を広げる機会となりました。
合格発表は約2か月後の予定です。結果を待つ間も、今回の挑戦で得た経験を大切にしながら、さらに技能の向上を目指して活動を続けていきます。
A-2F:被覆アーク溶接 中板 裏当て金あり 下向き突合せ溶接





広報すもと9月号 青春の1ページ掲載
令和7年9月15日
☆広報すもと☆

JIS溶接技能者評価試験
令和6年9月28日 ポリテクセンター加古川
A-2F 被覆アーク溶接 中板 裏当て金あり 下向き突合せ溶接
工作研究部の3年生5名がJIS溶接技能者評価試験A-2Fにチャレンジしました。検定を受検するために、4か月間練習してきました。実技の技術指導や学科試験の補習を受けて、この日に備えました。合格発表は、2か月先になり、結果が楽しみです。




洲本実業×洲本高校 科学技術部 ロケット発射台納品
令和6年8月23日
今年度から洲本高校科学技術部のロケットの打ち上げをサポートするために、島内企業と協力をして、ものづくりを進めています。本校には、ロケットの発射台を設計し、溶接技術を用いて、金属製の発射台を製作することになりました。打ち上げ角度を変えるために、高さを変えられる構造にしたり、取り外し、移動、設置がしやすくなる工夫がされています。夏休みの猛暑の中での溶接作業は、大変な作業でしたが、無事完成し、納品となりました。
今後、本校に実際のロケットを持ってきて、ロケット取り付け部の設計・溶接が残っています。




JIS溶接技能者評価試験
令和5年3月5日 ポリテクセンター兵庫(尼崎市)
A-2F 被覆アーク溶接 中板 裏当て金あり 下向き突合せ溶接
練習してきた溶接技術を試すために、検定を受検してきました。実技試験・学科試験を受けて、結果は2か月先です。実技指導と学科の補習を受けて、この検定に臨みました。結果が楽しみです。

KYK溶接技術コンクール
令和4年12月17日 兵庫県立武庫荘総合高等学校



工作研究部から本校機械科の代表として、N-2F部門(被覆アーク溶接中板裏当て金なし下向き突合せ溶接)に初めて出場しました。残念ながら上位入賞はありませんが、溶接技術の向上のために、取り組んできた成果を試す絶好の機会となりました。次の目標は、JIS溶接技能者評価試験N-2F取得となります。
淡路うずしおフェスティバル
令和4年11月12日 国立淡路青少年交流の家 淡路うずしおフェスティバル


淡路うずしおフェスティバルで寄贈した防災かまどベンチを使用して、ボーイスカウト三原第一団と協力して、豚汁の炊き出しをしました。500食限定ということで、10時から配布を始めましたが、好評につき、あっという間になくなってしまいました。
ステージ発表では、防災かまどベンチの経緯、目的、ベンチの座面に使われている南あわじ市八木の馬回りの木材について、報告をしました。
防災かまどベンチ2号機 設置・寄贈
令和4年11月6日 国立淡路青少年交流の家


11月12日に行われる「淡路うずしおフェスティバル」で地域とつくる防災・減災とSDGsというテーマで、炊き出しに使いたいという依頼により、4月に寄贈した防災かまどベンチに続いて、2号機を設置・寄贈しました。
防災かまどベンチ 設置・寄贈
令和4年4月16日 国立淡路青少年交流の家

3月29日寄贈後、南あわじ市役所ロビーに展示・お披露目後、4月20日から始まる1年生の研修合宿に間に合うように、国立淡路青少年交流の家に部員一同で防災かまどベンチの設置工事を終え、防災かまどベンチの寄贈式を行った。国立淡路青少年交流の家での防災プログラムに活用予定である。
防災かまどベンチ 発表・寄贈
令和4年3月29日 南あわじ市役所

非常時にライフラインがストップし、電気もガスも使えない時、温かいものを調理して食べられるようにしたいという思いで、防災かまどベンチを製作し、南あわじ市に寄贈した。NPO法人ソーシャルデザインセンター淡路の仲介で、ベンチ部に獣害対策のために間伐された南あわじ市の木材を使用し、地球環境を学ぶ京都大学と連携し、溶接技術を活用して、ものづくりを進め、発表・寄贈を行った。
夏休みサイエンス体験広場2019
令和元年8月18日(日) 兵庫県立淡路文化会館
兵庫県立淡路文化会館において「夏休みサイエンス体験広場2019」に参加しました。本校は、「分光器を作ろう!」ということで、分光シートを使った分光器をつくって、光に含まれている色を調べます。分光シートには、光を波長ごとに分ける分光というはたらきがあり、白っぽく見える電球や蛍光灯などの光も、分光によって混ざった色を分けてみると、少しずつ違いがあることを体験してもらいました。夏休みの自由研究のテーマにとたくさんの子どもたちが来場し、用意していた材料が早々なくなってしまうくらいの大盛況で終わることができました。

ものづくり体験
令和元年7月5日(金)淡路特別支援学校
学校間交流として7月5日(金)に、ものづくり体験を行いました。 内容は、ロボットの製作で「くるくるアシカの大冒険」という、左右のタイヤの直径を変えることで、おもしろい回転運動をするロボットです。ロボット製作後は、洲本実業工作研究部製作のリモコン式ロボットや2足歩行ロボットの体験も行い、楽しんでもらいました。











