ユネスコクラブ
■全体概要
ユネスコクラブ(洲実ユネスコ)は、「環境保全」と「地域貢献」をテーマに、高校生の自主性と創造力を活かしたプロジェクトを企画・実践している団体です。放置竹林や海ごみなど、身近な課題に向き合いながら、多世代との交流や地域社会との連携を大切にしています。
■主な3つのプロジェクト
1. Kaguyaプロジェクト(竹林整備×竹を活かす)
高齢化で整備が進まない竹林を切り出し、「竹筒茶碗蒸し(バンブーたまごむしむし)」や竹灯籠づくりなどを通じて、竹の魅力と課題を同時に発信しています。イベント出店で300食以上を販売するなど、地域の方々にも好評です。
2. うずプロジェクト(海ごみ×楽しむ清掃)
“ごみ拾いを楽しく”を合言葉に海岸清掃を競技化したり、渦潮の魅力を紹介するモザイクアートを行ったりと、若い力ならではのアイデアで海の環境を守る活動を展開。近隣の高校生や地域住民と協力し、盛り上げています。
3. マイプロジェクト塾(プロジェクトの素養づくり×フードロス)
ワークショップや交流会、大会などを通じて“自分たちのプロジェクト”を立ち上げるための素養を身につける場です。今年度は家庭での残飯をコンポスト化する取り組みも始動し、花植えや家庭菜園への活用を目指しています。
■Instagram
■目標・抱負
今後は若者を巻き込む定期的な竹林整備イベントや、海岸清掃のさらなる拡充など、地域課題を「面白いアクション」に変える試みを強化していきます。また、コンポストの実証実験を通じて循環型社会の実践例を積み重ねながら、**「高校生でも地域を変えられる」**という想いを広げたいと考えています。島の自然と文化を守り・活かしながら、学びと行動を続け、次々と新たなプロジェクトを生み出します。
■受賞歴
•第6回 高校生ともしびボランティアアワード 顕彰
•全国高校生体験活動顕彰 「地域探究プログラム」近畿ステージ 個人の部 最優秀賞
•全国高校生体験活動顕彰 「地域探究プログラム」全国ステージ 個人の部 国立青少年教育振興機構理事長賞
部活動結果報告
4/19(土)神戸ポートピアホテルにて、「ライオンズクラブ・ボランティアアワード」の発表コンテストが開催されました。73団体の応募の中、本校ユネスコクラブが7団体に選出され、コンテストで取り組みを発表しました。その結果、準大賞という名誉ある評価をいただきました。日頃の活動の成果をこのような形で評価いただけたことを励みに、これからも地域のため、より一層活動に励んでいきたいと思います。応援よろしくお願いします。