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学習の様子

5つの区分を相互に関連づけながら、それぞれの必要に応じて内容を選定し取り組んでいます。


健康の保持、心理的な安定

足の血行を高めたり、皮膚に刺激を与え、寒さ・暑さや病気に対する抵抗力をつけたり、心理的に安定しリラックス効果を上げたりするために足浴を実施しています。
 

環境の把握、心理的な安定

トランポリン、ロータリーシーソー、ホーススイング、ボールプールなどの遊具を使って、楽しく遊びながら感覚を刺激し、個々が保有する感覚の向上をめざしています。また、遊びの中で人と人とがかかわり合い心地よいやりとりをすることを通して情緒の安定を図っています。
 

身体の動き
(作業の円滑な遂行等)

卒業後の就職・就労に向けて、手指の微細運動能力や自己表現力、集中力、持続力、協力する力、判断力を高めるために、ビスナット締めやボールペン分解組み立て等の学習に取り組んでいます。また、年に数回、国立総合リハビリテーションセンターより講師を招いて学習の様子を見ていただき、作業の円滑な遂行に向けてのさまざまなアドバイスを受ける機会を設けています。

 

身体の動き
(姿勢と運動・動作等)

自立活動担当者が中心になり、さまざまな専門分野から指導者をよんで研修会を行ったり、整形外科医による相談を行ったりしながら、担任と子どもが姿勢と運動・動作の基本的技能に関する学習や、身体を通してのやりとりをしています。
 

コミュニケーション(絵カード PICの利用)

音声言語によるコミュニケーションが難しい場合、PICや絵カードを用いる学習を進めることもあります。このことにより、自分の思いを積極的に表現しようとする姿勢がみられるようになったり、生徒の意思を的確に把握することができるようになったりしています。

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