ストレスには、試験や試合などプレッシャーに由来するもの、人間関係に由来するもの、危機（思いがけず起こったショックな出来事）に由来するものがあります。講演ではそれらのうち、いじめ、親子関係を例に、いじめは いじめる側も強いストレスを感じていて、間違ったストレス解消としていじめ行為が行われていること、親子関係から生じるストレスの特徴などを説明していただました。

　　さらに、阪神大震災での被災者支援活動を例に、突然の危機的な出来事によって生じたショックから回復するためには安心で安全な体験をした後、自分の気持ちを表現することが大切であることと、そのための一つの方法として、イメージと動作を用いたリラクセーションがあることを教えていただいた上で、リラクセーションの実技も行われました。