| 細いガラス棒を加熱融溶させ球にする。穴を開けた厚紙にガラス球を留め、その上に針穴をあけた黒紙を貼り付ける。 |  |
[留意点・工夫点] |
・ | ガラス棒はあらかじめ直径2mm程度に細く引き伸ばしたものを使う。市販のガラス毛細管を使用してもよい。 |
・ | ガラス球は直径2〜5mm程度にする。より、真球に近く気泡が入っていないものが像がきれいに見える。球ができたら柄を2cmぐらい残して折る。ガラス加工の方法については一般編を参照。 |
・ | 黒紙は2.5cm角ぐらいに切る。針穴は紙の中央になるべく小さな真円をあける。ジュース缶などからアルミ板を切り出し、塗装が剥がれるくらいまで紙やすりでこすってからキリで小穴をあけ、さらに紙やすりで穴を整え、板を黒く塗ってもよい。 |
・ | 厚紙の片側をスライドガラスにとめ、スライドガラスに試料を貼り付けて観察してもよい。 |
|  |
・ | ペットボトルの蓋に針穴をあけ裏からガラス球を貼り付けてもよい。飲み口の部分に試料を貼り付ければ、ビン部分から光を取り込め、蓋を回していくことでピントを合わせることができる。径の合うアルミの蓋があれば蓋だけを取り替えてもよい。アルミ蓋の方が加工しやすく、穴もきれいにあけられる。 |  |
・ | ガラス、やすり、キリを使う作業が多いのでけがや実験机の破損に注意する。ダンボールや新聞等を用意しておくとよい。 |
| |
| |