1) | ごみ袋の口に3〜4ヵ所、等分になるように針金をつける。 |  |
2) | 3本の針金の先にアルミ箔の皿をつけて綿をのせ、アルコールを含ませて点火する。 | |
[留意点・工夫点] | |
・ | ごみ袋は品質表示を見て選ぶ。熱に強く軽いもの。 高密度ポリエチレン製、厚さ0.015o以下、大きさ45×50〜65×80。 | |
・ | 径0.4oの針金やピアノ線、エナメル線を使う。アルミ箔の皿が袋の口から15cm以内にあり、中心になるよう長さを調節する。 | |
・ | 袋の口を広げておくために、針金を口全体にセロテープで張ってもよい。 |
・ | 気球が飛んでいったりしないため袋に糸をつけてもよい。 |
・ | アルミ箔は二重にして皿を作る。口が広いほど火力は強くなる。アルミカップの小でもよい。 |
・ | 窓を閉めた室内で実験する。濡れ雑巾を用意しておく。火災報知器に近づけない。
外でするときは無風か微風の時に限る。 |
・ | 点火する前に袋の中に空気を入れて手で持っておく。できるだけ床に近い位置で点火する。 |
・ | アルコールはエタノールやメタノールでよい。プロパノールは揮発性が低いので炎が大きくならなくてよい。使用量は5〜10mlでよい。
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・ | アルコールを染み込ませるのは綿のほかガーゼやペーパータオルでもよい。0.6g前後の
重さを使う。 |
・ | 袋が熱で縮れる場合は皿の位置や大きさを調節する。 |
・ | 暖められた空気は膨張して密度が小さくなり軽くなる。 |
・ | 黒のごみ袋を張り合わせてテトラパック型のソーラーバルーンを作るのも楽しい。太陽熱で温まって上がる。 |