1) | 牛乳パックを用意し、図のようにセットする。 |  |
2) | ホットケーキミックスの生地を流し込み、100Vコンセントに繋ぐ。 |
3) | 電流が流れなくなったらでき上がり。 |
[留意点・工夫点] |
・ | 500mlの牛乳パックの大きさがよい。 |
・ | 熱で酸化されるので、電極にアルミ箔は不向きである。 |
・ | 電極のステンレス板は、牛乳パックより上に出る大きさがよい。 |  |
・ | 平コードを使って専用コードを作ってお
くと便利。 |
・ | 生地には、水の替わりに牛乳を加えてもよい。電流が流れにくくなるのでココアやレーズンは少しだけ加える。卵はたくさん入れるとうまくいかない。 |
・ | 15分くらいで電流が流れなくなるとでき上がり。電流が流れていても温度計、割り箸などを入れてべたっと生地がついてこなければでき上がり。 |
・ | 電解質を含むものならば、この方法で調理できる食品もある。(カップ麺・魚など) |
・ | 感電やショートに注意する。 |
・ | 電源を入れると同時に時間を計り、電流計と温度計の値を記録することで、焼きあがるまでのジュール熱を求めることができる。 ジュール熱(J)=平均の電力(W)×焼きあがるまでの時間(秒) |
・ | ホットケーキミックスには炭酸水素ナトリウムなどの電解質が入っている。これが電離をして電気をとおす。100Vの交流で2Aくらいの電流が流れ、50Ωくらいの抵抗を持つことになり、これは200Wのヒーターに相当する発熱量をもつ。この熱で炭酸水素ナトリウムは分解し、炭酸ガスを出し生地が膨らむ。 |
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