長田神社
長田神社は地元で「長田はん」と愛称される、神戸の代表的な神社である。初詣の参拝客は3日間で100万人を超える。古くは八部(やたべ)郡の中心地であったため、朝廷との関係が深い延喜式内社(えんぎしきないしゃ)である。祭神は事代主(ことしろぬし)命で、神功(じんぐう)皇后が祀ったのが始まりとされる。この伝承により境内は「入船形」に作られているが、諸説あり定かではない。節分の日に法螺貝に合わせて松明を持った七人の鬼が踊る古式追儺式(ついなしき・県指定文化財)は、中世から続いていることでも有名である。
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