来迎寺(築島寺)
築島寺とはかつての名称で、現在は来迎寺(らいこうじ)と呼ばれている。この寺には松王(まつおう)入海の碑と墓がある。平清盛が日宋貿易のために経ヶ島を築造する際、海神の怒りを鎮めるために人身御供(ひとみごくう)となったのが、清盛の従者の松王である。寺は清盛が松王のために建てたと言われている。もともとは三川口にあった寺であったとされ湊川の合戦や第二次世界大戦で焼失した。現在はもとの位置とは違う場所に再建され港湾施設に囲まれて静かに時を刻んでいる。
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