2015年3月31日(火)~2018年9月1日(土)の記事はコチラをクリック
SGH TOPICS  ( 2018年10月25日(金)~)
                                                                                                                        
日 時 概 要 写 真
2019
7/12(金)
1,2,3年次生
(17, 16,15回生)
SGH特別講演「日本における難民支援の現状――難民を正しく理解するために―」(1-3年次生)

 SGH特別講演会を行いました。UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)駐日代表を務められ、現在は、国連UNHCR協会・特別顧問で東洋英和女学院大学大学院の客員教授である滝澤 三郎(たきざわ さぶろう)先生に、「日本における難民支援の現状――難民を正しく理解するために―」をテーマにご講演をいただきました。(写真①)1~3年次生全員が受講しました。 (写真②)

①研究論文とは 
②第1部:世界の難民問題
1)問題は何か
2)原因は何か
3)対策は何か
③第2部:日本の難民問題 
1)問題は何か
2)原因は何か
3)対策は何か
④私たちにできること 
についてお話しいただきました。講演後の質疑応答では、本校でSGHの課題研究に取り組む生徒を中心に多くの質問がよせられ、活気があり、「学び」の多い講演会となりました。
(写真③


(写真③)県立国際生が質問


(写真①)滝澤三郎東洋英和女学院大学大学院客員教授
による難民支援の現状についての特別講演


(写真②)滝澤三郎先生の質問に答える県立国際生

2019
7/5(金)
2年次生
(16回生)
SGHプレゼンテーション@西宮市立西宮浜中学校 (2年次生)
 
県立国際高校2年次生ESSのメンバー4名が西宮市立西宮浜中学校で3年生80人を対象に、本校のSGH活動内容についてプレゼンテーションを行いました。プレゼンテーションは英語と日本語で行いました。
  
まず、本校の紹介を行いました。2年次の第2外国語学習のこと、2年次の海外研修や、部活動などの紹介をしました。(写真①)

次に英語劇を行いました。ストーリーは、本校生が、中国、韓国、ブラジルの3か国を旅するというものでした。各国をめぐるなかで、中学生にクイズを出題し、中学生に答えてもらいました。
(写真②)

すべてのプレゼンテーションを終え、質疑応答の時間では、本校生が中学生の質問に対して答えました。(写真③)

西宮浜中学生へのSGH課題研究活動のプレゼンテーションは今年で2年目でした。両校の交流や中高連携の取り組みが深まりました。



(写真③)質問タイム


(写真①)県立国際高校の学校紹介



(写真②)世界の文化についてプレゼン




2019
6/24(月)
1年次生
(17回生)
SGHディベート大会決勝(1年次生)
 
 1年次生によるディベート大会決勝が行われました。予選で「肯定側」「否定側」それぞれ得点が最も高かった(2組C班(肯定))と 2組A班(否定))が対戦しました。テーマは「日本はアメリカ合衆国よりフランスの移民政策を取り入れるべきである」でした。

肯定側の立論は
1.(フランスは平等主義なため移民は差別を受けることなく生活でき共生社会を実現することができる。)
2.(フランスでの教育は無料で受入れ統合計画(CAI)の制度があるため、外国人の最低限度の知識、その国の言葉を身につけることができ、外国人の学力、技能が向上し、優秀な人材が増える。)
3.(フランス所得補償の積極的連帯手当(RSA)により、外国人が社会的、経済的に自立できる。)
でした。(写真①)

否定側の立論は
1.(アメリカには移民の子供の教育を支援する制度がある。)
2.(移民の勤労意欲を増やさせる制度がある。)
3.(移民が国や地方に財政的・経済的に好影響が与えれる。)
でした。(写真②)

それぞれが立論に基づき論拠データを提示したり、主張を述べたりしながら議論を戦わせました。(写真③)対戦者以外の1年次の生徒と、社会学部教授の鳥羽美鈴(とばみすず)先生、県人権教育課主任指導主事の小池宏尚(こいけひろなお)さんがジャッジを行い、肯定側が勝利しました。その後、鳥羽先生と小池さん(写真④)より講評をいただきました。



(写真④)ジャッジの先生方


(写真①)肯定側立論


(写真②)否定側立論


(写真③)肯定側反論

2019
6/7(金)
1,2年次生
(16, 17回生)
SGH第1回昼休み辻説法  (1,2 年次生)
 
昼休み、PC室にて2019年度第1回昼休み辻説法が行われました。対象は総合的な探究の時間C.C.C.でディベート課題研究活動に取り組む1年次生から、ディベート班の班長・副班長の23人と、昨年度のディベート大会決勝に出場した2年次生から肯定側2人、否定側3人の計28人が参加しました。目的は、これからディベート大会に臨む1年次生に対して、2年次生からディベート課題研究活動に関する助言をすることで、1年次生が今年度のディベート大会において、よいパフォーマンスが発揮できるようにすることでした。
 
  まず、2年次生から昨年度のディベート大会決勝における立論を肯定側(写真①)および否定側(写真②)がプレゼンテーションを行いました。続けて、2年次生から1年次生にアドバイスをしました。「根拠となる資料をたくさん用意することも大切だが、聴衆の立場に立って、わかりやすくプレゼンテーションを行うことがさらに重要である」という助言や、「資料を単に読むのではなく、聴衆の目を見てプレゼンテーションをしてほしい」など多くの助言が2年次生から1年次生に送られました。これに対して1年次生は真剣に耳を傾けていました。
 
 今年度のディベート大会実施に向けて、よい経験となりました。



(写真①)肯定側立論


(写真②)否定側説明

2019
6/1(土)-2(日)
1,2年次生
(16, 17回生)
SGHスタディツアー@移住者と連帯する全国フォーラム・東京2019  (1,2 年次生)
 生徒36名(1年次生26名2年次生10名)と引率教員3名が、SGHスタディツアー@移住者と連帯する全国フォーラム・東京2019に参加しました。場所は、東京都の日本教育会館でした。
(写真①)

 1日目13:30からミュージシャンでガーナでの教育支援を行うEnije代表の矢野デイビットさんと女優・タレントのサヘル・ローズさんのお話がありました。

矢野デイビットさんは、日本人の父とガーナ人の母との間にガーナで生まれ、日本へ移住してきました。多くの大変な出来事や、ガーナへの里帰りから、「周りに自分を合わすのではなく、自分の人生を生きよう」と思ったという話でした。

続くサヘル・ローズさんからは、イラン生まれで、8歳で養母と来日し、様々な苦難を乗り越えたお話を聞きました。その時に日本人に親切にしてもらった体験から、皆さんにも海外から来た人が困っていたら「大丈夫ですか」と声かけをしてあげてほしい、というお話がありました。(写真②)

 そのあと、15:15から、15の分科会に分かれて、「移住女性」「技能実習」「ヘイトスピーチ・人種差別」などについての報告を聞きました。移民に関する課題が多岐にわたることがよくわかりました。
(写真③)

 2日目午前は、日本教育会館で本会議が行われました。テーマは「どうなる、どうする移民政策」でした。
最初に移住者と連帯する全国ネットワーク(移住連)副代表理事で国士館大学教授の鈴木江理子氏から2018年改定入管法の制度解説と総合的対応策の説明がありました。続いて、移住連理事で大阪大学准教授の髙谷幸氏より移住連の作った冊子「移民社会20の提案」の説明がありました。(写真④)

それからアンジェロ・イシ氏、李 善姫(イ ソンヒ)氏、金 竜介氏の3名によるディスカッションがありました。アンジェロ・イシ氏はサンパウロ生まれで日本にやってきました。現在武蔵大学社会学部教授です。李 善姫氏は韓国ソウル生まれで日本に来ました。現在東北大学東北アジア研究センター専門研究員です。そして、金竜介氏は弁護士で、在日朝鮮人三世です。三人は移民政策が日本で作成される場合、彼らの視点から何が一番重要だと思うかということについて話しました。(写真⑤)

最後に、移住者と連帯する全国フォーラム・東京2019の大会アピールが採択され、終了しました。県立国際生の数名が移住連関係のラジオ番組でインタビューを受けました。

その後、生徒たちは新幹線で大阪へ戻りました。 (写真⑥)



(写真⑤)移民政策についての3名によるディスカッション


(写真⑥)新大阪で解散


(写真①)東京の日本教育会館前で


(写真②)矢野デイビッドさんとサヘル・ローズさんのお話


(写真③)各トピック別15の分科会に県立国際生参加


(写真④)移住連理事髙谷氏より「移民社会20の提案」の説明
2019
5/24(金)
1,2年次生
(16, 17回生)
SGHフィリピンスタディツアー報告会  (1,2 年次生)
 2018年11月にフィリピンスタディツアーに参加した20名が1,2年次生に対して報告会を行いました。
1)アテネオ・デ・マニラ大学で行った日本文化や国際高校の紹介、SGH活動の報告 
2)大学で行った調査の結果 などについて報告しました。(写真①~④)
続いて、SGH甲子園2019 ラウンドテーブル型ディスカッション部門優秀賞(2位)に輝いた3年次生の長野さんがディスカッションに参加した理由と発表内容について報告しました。(写真⑤)
最後に、2019年度のスタディツアーの目的地がカンボジアと発表されました。


(写真⑤)





(写真①~④)
2019/
4/22(月)
1年次生
(17回生)
SGH基調講演「移民政策研究 超国家人流論の視点から」 (1年次生)

 SGH基調講演が行われました。大阪大学・名古屋外国語大学名誉教授の津田 守(つだ まもる)先生をお迎えして、以下のとおり、「移民政策研究 超国家人流論の視点からをテーマにご講演をいただきました。(写真①②)

1) グローバルで超国家的ヒトの移動 
2) 人流とは
3) 人類の移動・人生という旅 
4) 国家政府の「出入国管理」及び「難民認定」法
5) ファミリーの現在・過去・未来 
6) 守のパーソナルヒストリー 
7) ツダファミリーストーリー(津田梅子、津田仙の人生から)

講演の後、本校生との質疑応答がありました。(写真③)


(写真③)質疑応答
 


(写真①)人流とは


(写真②)ファミリーの現在・過去・未来を調べよう

2019/
3/23(土)
1,2年次生
(16,15回生)
2019 SGH甲子園参加 ラウンドテーブル型ディスカッション部門優秀賞 (1,2年次生)

関西学院大学上ヶ原キャンパスで「全国スーパーグローバルハイスクール課題研究発表会2019SGH甲子園」が開催され、全国から109校が参加し約2,400人の来場者がありました。本校から課題研究活動に取り組む2年次生1人と1年次生9人の計10人が参加しました。(写真①)
 
まず、中央講堂で開会式が行われた後、G号館でラウンドテーブル型ディスカッションが行われました。本校からは、1次審査を通過した2年次生の長野さんが「日本が女性の社会進出を進めるにあたっての課題と解決策」というテーマのディスカッションに参加しました。このディスカッションは、本校生を含む6校の生徒6人のグループにより行われました。 (写真②)

最初にグループ内で司会、発表者、書記を決めました。本校生は発表者に立候補しました。役割分担の決定後、テーマに沿ってディスカッションが行われました。本校生は、日本が女性の社会進出を進めるにあたっての課題について、夫による家事支援は現状ではほぼ期待できないこと、また女性の就業率は向上しているが大半が非正規労働者であるとことについて、ともに具体的なデータを提示して発表しました。その上で、解決策として外国人の家事労働者を雇用することを、ヨーロッパでは家事労働者の雇用率が向上するほど女性の就業率が増加するデータを示して解決策として提示しました。

グルーブでのディスカッションでは、「パパ・クォーター制」の導入や学校におけるジェンダー教育を徹底することなどが解決策として提案され、本校生はそれぞれの意見に対して、具体的なデータを提示しながら質問し、議論が深まることに貢献しました。ディスカッションを終え、本校生はグループでまとめた意見と改善策について発表を行いました。ジャッジの先生による講評では、それぞれが根拠に基づいた発言をしており、よいディスカッションであったというコメントをいただきました。

 課題研究ポスター発表では、1年次生の1グループ(9人)がプレゼンテーションを行いました。テーマは「日本への移出経験のあるフィリピン人に対する調査に関する事例研究-外国人を受け入れるために私たちが考えなければいけないこと-」でした。内容は本校生が2018年にフィリピンで実査した外国への移出経験者に対する聞き取り調査の結果をまとめて報告し、日本が外国人を受け入れるための課題と解決策を提示しました。5分間のプレゼンテーションの後に行われた質疑応答にはメンバーで協力しながら的確に質問に答えました。(写真③④)

 表彰式では部門ごとに表彰が行われました。ラウンドテーブル型ディスカッションでは本校2年次生の長野羽良が優秀賞を受賞し表彰を受けました。彼女はこれまで移民政策学会での学会発表を行うなど積極的に課題研究活動に参加してきた生徒であり、その経験と努力が生徒として評価されたことは本校にとって大きな喜びでした。(写真⑤)

 全国発表会でそれぞれが課題研究活動の成果を報告し発揮できたことは生徒の自信につながるとともに、次の課題に向けて大きなモチベーションとなりました。また、他の高校生の課題研究への取り組みを知ることができたことは今後の課題研究活動の大きな参考となりました。


(写真⑤)ラウンドテーブル型ディスカッション優秀賞
 

(写真①)1,2年次生10名



(写真②)2年次長野さん発表




(写真③④)課題研究ポスター発表
2019/
2/23(土)
1,2年次生
(16,15回生)
SGH芦屋市発表会:移民の歴史発見プロジェクト (1,2年次生)

兵庫県立国際高等学校で課題研究活動に取り組む1,2年次生プロジェクトチームのメンバー15人が芦屋市立上宮川文化センターで「高校生による移民の歴史発見プロジェクト~日本からブラジルに渡った日本人移民の歴史探求~」課題研究活動の成果について発表を行いました。

この発表会は、広く一般の人に本校の課題研究活動の成果を知ってもらうために芦屋市との共同で開催しました。この日は、子どもから大人まで40人が発表会に参加しました。 (写真①)

まず、本校ジャズバンド部の歓迎演奏が行われました。
次に、ドキュメンタリー映像作品「軌跡-ブラジルに渡った日本人」を上映しました。(写真②)

この作品は、様々な研究機関の協力のもと、日本人のブラジルへの移民についての文献や写真等の歴史資料の収集を行い、実際にブラジルに移住した方々にインタビューを行い、移住当時の様子や移住先での苦労話などを聞き取り、これをまとめた映像作品です。この作品の制作にあたり、芦屋市在住の映像作家、若林あかね氏にご協力をいただきました。この日、来訪者は本校の作品を熱心に鑑賞していました。

次に、本校生がブラジル日本人移民の歴史についてプレゼンテーションを行いました。第1部はなぜ日本人はブラジルに移住したのかというテーマで発表を行いました。(写真③)

当時の日本とブラジルの経済的な要因、国際的な動向に焦点を当てて、本校生が、日本人がブラジルに渡った経緯について説明しました。次に、ブラジルに移住した日本人の暮らしを衣・食・住に焦点を当てて発表を行いました。まずは、写真のスライドを使ってブラジルに移住した当時の暮らしについて本校生が説明しました。また、当時、移民が農作業で使用していた着物を生徒が着て観衆に披露しました。最後に、ブラジルに移住した日本人移民の食生活についてプレゼンテーションを行いました。年代ごとの食生活の特徴を説明し、日本人がどのような食生活をしてきたか、また日本食が現在のブラジルにどのような影響を与えているかを説明しました。(写真④)

プレゼンテーションの終了後は、会場に張り付けたポスターを観覧していただき本校生が質疑応答を行いました。(写真⑤)

この課題研究活動は、昨年度から本校のプロジェクトチームが取り組んできたものであり、この日、一般の方に向けて成果の発表ができたことは非常に有意義でした。参加していただいた皆様とともに、このプロジェクトに協力していただいた方々に感謝の意を伝えたいと思います。


(写真⑤)プレゼンテーションポスター展示
 

(写真①)1,2年次生15名


(写真②)映像作品上映


(写真③)日本人のブラジル移民の背景


(写真④)日本人移民の食生活について発表


2019/
2/19(火)
1,2年次生
(16,15回生)
SGHフィールドワーク in 浜松 2019
(2日目) 
(1,2年次生)

 「フィールドワークin浜松2019」の二日目は、浜松国際交流協会HICEを訪問しました。 (写真①)多文化共生政策を進める浜松市でその中心的な役割を果たしている浜松国際交流協会での取り組みを知ることで、今後の日本の選択肢を考える契機とすることを目的としました。また、このHICEで働く日系ブラジル人に聞き取り調査を行い、日系ブラジル人の現状について調査することをもう一つの目的としました。

 まず、HICEの事業報告を受けました。(写真②)浜松国際交流協会は、浜松市の国際交流、多文化共生分野における推進母体として設立され今年で36年目となります。多文化共生センターと外国人学習支援センターの2つの事業に取り組んでいます。

まず、浜松がブラジル人の他、フィリピン人、ベトナム人、中国人、ペルー人など多くの外国人が居住していることを説明されました。その中で、多文化共生センターは、相談・情報提供、地域共生、多文化防災、人材育成、多様性を生かしたまちづくり、多文化共生活動支援といった6つの活動を行っていると話されました。浜松市に住む外国人に対して、言語支援、メンタルケアなど多くの支援を行っていることがわかりました。

 次に、HICEで働く日系ブラジル人に聞き取り調査を行いました。調査対象は2人で、岡田シモネ氏(女性)と大嶋チット氏(男性)です。共に50歳代の日系二世です。共に1991年に来日しており、現在は帰化し日本国籍を持っています。しかし、共に自分のことを完全なブラジル人と回答し、ブラジル人としてのアイデンティティを持っていることがわかりました。

質疑応答において、なぜ帰化したのかという質問に対して、岡田氏は、自分はブラジルにもどりたいが3人の子どもが日本生まれなので日本で生きていくために帰化したと述べていました。

一方、大嶋氏はビザの更新が面倒で、日本で生活や仕事をするために帰化したと述べていました。日本で働く上で何を援助してほしいかという質問に対して、共に労働環境の向上と答えました。

2人とも来日して20年以上となるが、これまで様々な仕事を経験しており、現在も雇用契約は1年であり、就労支援の重要さを認識しました。

この後、HICEの施設を見学しました。様々な言語で書かれた外国人向けの情報誌やパンフレットが置かれており、多文化共生が進んでいることが実感できました。
 
すべての活動を終え、新幹線で新大阪駅に帰り解散しました。

 

(写真①)浜松国際交流協会(HICE)訪問


(写真②)HICEでの事業説明を受ける




2019/
2/18(月)
1,2年次生
(16,15回生)
SGH:フィールドワーク in 浜松 2019
(1日目)
(1,2年次生)

 「ブラジル移民史発見プロジェクト」課題研究活動に取り組む1,2年次生23人が「フィールドワークin浜松2019」に参加しました。1日目は浜松学院大学を訪問しました。(写真①)

目的は、これまで取り組んできた「ブラジル移民史発見プロジェクト」研究成果を光安アパレシダ先生に報告し、ご助言をいただくことで23日に芦屋市上宮川文化センターで行われる発表会に活かすことです。あわせて光安アパレシダ光江先生による講義を受けることで、日系ブラジル人の現状を知るとともにこれからの共創のあり方を考える契機とすることです。あわせて浜松学院大学で学ぶ日系ブラジル人の学生に聞き取り調査を行い、今後の研究に活かすことを目的にしました。

 まず、本校生が「高校生による移民の歴史発見プロジェクト~日本からブラジルに渡った日本人移民の歴史探求~」というテーマでプレゼンテーションを行いました。(写真②)

このプレゼンテーションは、第1部「なぜ日本人はブラジルに移住したのか?」、第2部「日本人移民の暮らし」という構成で行いました。生徒はこれまで取り組んできた研究成果を、パワーポイントを使って報告をしました。

この後、光安アパレシダ先生よりご助言をいただきました。先生は、今の日本人はかつて日本人がブラジルに移住したことをよく知らない人が多いので、是非、この研究成果を多くの人に発信してほしいとアドバイスをいただきました。

次に、光安アパレシダ先生による「日系ブラジル人の現状と多文化共創」というテーマで講義がありました。(写真③)この講義は(a)日本とブラジルの関係について、(b)日系ブラジル人の現状と多文化共創についてという2つの観点で行われました。

まず、日本とブラジルとの関係について話されました。日本人のブラジルへの移民は1908年に始まり、多くの日本人はサンパウロ州やパラナ州に居住していることを説明されました。先生はご自分のルーツをとりあげ、光安家は日本人、日系人、アフリカ系、ポルトガル系、イタリア系の家族構成であり、現在は民族の多様性が進んでいることを話されました。次にブラジルで活躍する日本の企業を取り上げられました。また、ブラジルで人気がある日本のアニメを取り上げ、ブラジルでは日本の企業や文化が社会で受け入れられていることを説明されました。

次に、ブラジルから日本にもたらされているものについて話されました。鉄鉱石やコーヒー、大豆、アサイー、そして航空機を例にあげて、これらのものはブラジルから日本に輸出されていることを説明されました。現在では、日本とブラジルは深い関係があることがわかりました。

次に、日系ブラジル人の現状について話されました。1990年の入管法改正により、南米・フィリピンから日系人が多く来日し、彼らは定住者の資格を持ち日本で長期滞在し永住者の資格を持つようになったと説明されました。しかし、2008年のリーマンショックを契機に日本に居住する日系ブラジル人は減少するが、近年、ブラジルの政治や経済情勢の悪化により、また日本にやって来るブラジル人が増えていると話されました。これにより、日本語を話せない子どもが増えていることを指摘されました。子どもたちは日本語がわからず学校で苦労している現状について説明されました。

最後に、多文化共生を実現するには多くの課題があることを説明されました。具体的には、日本語の学習、住まい、不就学の問題、差別など多岐にわたり、一つ一つを丁寧に理解する必要性を述べられました。講義の後は質疑応答が行われ、本校生の質問に光安アパレシダ先生は丁寧に回答しました。

最後に、浜松学院大学の学生である渡辺氏に聞き取り調査を行いました。(写真④)渡辺氏は日系3世であり、小学生の時に来日しました。日本語習得に苦労したが、独学で学んだといわれています。彼は日本人でありブラジル人でもあるというアイデンティティを持っていることがわかりました。また、家庭ではブラジル料理を食べるがフェイジョンは醤油で味付けるなど、ブラジルと日本の食文化が融合していることがわかりました。

 この日は、セルビィツーというブラジル料理の店で食事をしました。(写真⑤)このセルビィツーはブラジル料理の他、ブラジルの雑貨を売っている店です。この店に来店するのはほぼすべてが日系ブラジル人でした。そして、この店にはポルトガル語で書かれた新聞や情報誌が多く置かれていました。この浜松では日系ブラジル人が集住しており、彼らの生活と文化を保ちながら生活していることがわかりました。
 
 

(写真①)浜松学院大学にて


(写真②)浜松学院大学でのプレゼン


(写真③)大学での光安アパレシダ先生講義


(写真④)日系ブラジル人への聞き取り調査



(写真⑤)ブラジル料理店「セルビィツー」でのフィールドワーク
2019/
2/11(月・祝)
1,2,3年次生
(16,15,14回生)
SGH第6回高校生国際問題を考える日(1,2,3年次生)

六甲アイランドの神戸ファッションマートで兵庫県教育委員会・大阪大学・WHO神戸センターが主催する「第6回高校生国際問題を考える日」が実施されました。県内および県外から26校、およそ500人の高校生が参加した。本校からは、課題研究活動を行う1年次生13人、2年次生9人、3年次生2人の合計24人が参加しました。(写真①)

 まず、大阪大学副学長である栗本英世氏による「MDGsからSDGs-「だれひとり取り残さない」持続的開発のために世界的取り組みの目的と課題」というテーマで基調講演が行われました。次に、参加する高校生の中から4人の代表生徒によるパネルディスカッションが行われました。テーマは「SDGsの実現に向けて」でした。

 お昼休みの時間を利用して、教員向けランチョンセミナーが実施されました。目的は、先駆的に課題研究活動に取り組んでいる学校の実践例を多くの学校で共有することで、各校の課題研究活動を進める契機とすることです。兵庫県立国際高等学校からはSGH担当教員の前川が、兵庫県立長田高等学校、兵庫県立柏原高等学校、兵庫県立川西明峰高等学校、兵庫県立兵庫高等学校、徳島県立城東高等学校、大阪府立千里高等学校の教員6人を対象にランチョンセミナーを実施しました。

内容は、兵庫県立国際高等学校が開発した課題研究活動に関するルーブリック「兵庫県立国際高等学校SGHルーブリック」の活用について報告を行いました。

具体的には、「兵庫県立国際高等学校SGHルーブリック」をもとにして、ディベート課題研究活動のルーブリック、「移民マップ」課題研究活動のルーブリック、論文「提案 日本の選択」課題研究活動のルーブリックといった生徒の課題研究活動ごとに派生ルーブリックを作成して生徒の課題研究活動を評価するとともに、課題研究活動の改善に活かしている実践報告を行いました。各校の担当者からは、課題研究活動ごとにルーブリックを作成し工夫をしているところに感心したという感想があがりました。

午後からは、ポスターセッションが行われました。本校からは10の発表を行いました。(写真②③)

具体的には、1年次生による「日本への移出経験があるフィリピン人に対する調査に関する事例研究~外国人を受け入れるために私たちが考えなければいけないこと~」、「フィリピン大学生の日本で働くことに関する意識調査の事例報告」、「日本以外の国への移出経験があるフィリピン人に対する調査に関する事例研究~外国人を受け入れるために私たちが考えなければいけないこと~」、2年次生による「日本の国籍制度に関する考察-日本における重国籍保有者に焦点をあてて-」、「難民に関する高校生の意識に関する考察-大学生と高校生の難民に関する意識調査の比較を通して-」、「外国人労働者の受け入れについて-技能実習における家族滞在に焦点を当てて-」、 ”Thai youths' attitude toward working in Japan-From the results of interviews of high school and college students in Thailand-”、 「日本における外国人家事労働者のニーズに関する考察~女性のライフワークバランスの向上をめざして~」、3年次生による「外国人児童生徒の保護者への言語及び生活支援の提案」、「在日韓国・朝鮮人の民族アイデンティティと母語の維持-民族アイデンティティと言語に関する実態調査から」の発表を行いました。なお、2年次生の ”Thai youths' attitude toward working in Japan-From the results of interviews of high school and college students in Thailand-” については英語による発表を行いました。

それぞれ10分間の発表と5分間の質疑応答を2回実施しました。本校生の発表には大学教員や高校教員、高校生、社会人など多くの聴衆が集まり、それぞれの課題研究の成果について報告を行い、これに対して聴衆から多くの質問や助言をいただき、本校生が丁寧に応対しました。

 ポスターセッション終了後に全体で講評が行われました。大阪大学の柿澤氏より、本日のポスターセッションを振り返り、課題研究を深めるため必要なことについて話がありました。研究とは、仮説検証のプロセスであり、その過程で論理的な思考に基づいた分析を行うことの重要性を説かれました。講評の中で、2つの例が本校生のものでした。 (写真③④)

本校の課題研究活動を高く評価していただけことに感謝するとともに、生徒にとって自信とこれからの課題研究活動へのよい動機づけとなり、これを契機にさらに課題研究活動を進めていきたいと考えています。

 この日の体験は、これからも課題研究活動を続ける1,2年次生にとっては非常に良い経験となり、また論文をまとめた3年次生にとっては成果発表のよい機会となり、非常に有意義な一日でした。

 

(写真①)1,2,3年次生24名


(写真②③)ポスターセッションに参加




(写真③④) 全体講評で県立国際のポスター2つ紹介
2019/
2/9(土)
1,2年次生
(16,15回生)
SGHフィールドワーク in 池田 2019
(1,2年次生)


本校1年次と2年次生の16人がSGH課題研究活動の一環として特別養護老人ホーム「ポプラ」を訪問しました。 (写真①)

目的は、海外から介護人材を受け入れている特別養護老人ホームを訪問し、日本の介護現場および移民労働の現状を調査し、日本の未来の選択肢を考える契機とすることです。このフィールドワークは2016年度から始まり今年で3回目となりますが、継続して調査を行うことで、介護現場における外国人介護人材活用に関する状況の変化を知ることを目標に実施しました。

 まず、企業側から説明を受けました。特別養護老人ホーム「ポプラ」では、現在、60人の職員のうち24人の外国人介護人材が働いています。うち、17人がフィリピン人EPA介護福祉士および介護福祉士候補生です。残りのうち6人は留学生であり、国籍はネパール人4人、ベトナム人が2人です。残り1人は配偶者ビザで働いているベトナム人です。昨年度の1月の時点では、雇用している外国人介護人材は19人でした。企業側によると、ここ数年で外国人介護人材の受け入れに関しては新しい法律の施行等で大きな変化があり、同時にこれまでのEPAだけでなく、留学生の介護人材を受け入れ、採用人数も大幅に増やしてきました。

合わせて、介護人材を受け入れる国もフィリピンだけでなく、ベトナム、ネパールと対象国を広げています。今後は、在留資格「技能実習」、新設される在留資格「特定技能」と介護人材の受け入れる窓口をさらに増やす予定であると話されました。また、EPA介護福祉士候補者はこれまで国家試験に合格しなければ帰国しなければいけなかったのですが、在留資格「特定活動」で働いているEPA介護福祉士候補者を在留資格「特定技能」に切り替え、継続して雇用する予定であると話されました。

さらに、特別養護老人ホーム「ポプラ」の近くに介護学校「ポプラ学園(仮称)」を作るとともに、2020年には年ネパールに「ポプラ学園ネパール校」を作り200人のネパール人の就学支援を行うとともに介護人材を育成し、将来「ポプラ」で働く人材を獲得する意向であると話されました。

 次に、ポプラで働く外国人介護人材に本校生が聞き取り調査を行いました。(写真②)対象は、フィリピン人EPA介護福祉士合格者1人と2018年に来日したフィリピン人EPA介護福祉士候補者3人、そして日本語学校に通うベトナム人留学生の1人です。

多くの介護人材は台湾やサウジアラビアに働き行く人が多いがなぜ日本を選んだかという質問をすると、子どもの頃からアニメやドラマで日本には馴染みがあり興味があったからという答えが返ってきました。また、日本は安全で安心して暮らせるからという答えもありました。日本で困っていることを質問すると、外出するときに駅の地図や表記が漢字で読めないので困ると回答しました。また、病院に行くときに日本語がわからないので困るという回答もありました。

そして、将来は日本で働きたいか、自国に帰りたいかという質問に対しては、すべての人が日本で介護福祉士の国家試験に合格して継続して日本で働きたいと答えました。もし合格しなかったら母国に帰り日本語教師になりたいと答えた人もいました。

 日本の介護現場の現状と介護現場で働く外国人の現状を知ることができ、非常に有意義な体験でした。今後は、この経験を課題研究活動に活かしていきたいと思っています。
 

(写真①)1,2年次生16名


(写真②) 外国人スタッフに質問

2019/
2/2(土)
1年次生
(16回生)
SGH フィールドワーク in ワン・ワールド・フェスティバル 2019

 本校1年次生全員がカンテレ扇町スクエアおよび北区民センターを会場に開催されたワン・ワールド・フェスティバル2019に参加して、フィールドワークを実施しました。

ワン・ワールド・フェスティバルは、「国連持続可能な開発サミット」で提言されたSDG’sが示す17の目標と理念を共有して、様々な団体・機関と出会い、情報と出会い、人と出会って、今後につなげるための「きっかけ」や「場」を提供することを目的に開催されました。NGO・NPO、行政をはじめとする各種団体、学校、企業、教育機関等、100を超える出典団体が国際協力や社会的課題解決の取り組みを幅広く紹介する西日本最大規模のイベントです。これに参加することでSGHの課題である「移民研究」をはじめとする社会的課題や日本の未来の選択肢を考える契機とすることを目的としてフィールドワークを実施しました。

生徒たちは事前に考えた調査項目について、各ブースを訪れメモをしながら熱心に聞き取り調査を行いました。(写真①~④)

中には、ワークショップに参加して他の人とディスカッションをし、世界の諸問題について調査した生徒もいました。 (写真⑤)

この日の活動を終えた生徒たちは聞き取り調査した内容をワークシートにまとめました。国際社会が抱える様々な課題について考える非常に良い機会となりました。

 


(写真①~④)各ブース訪問


(写真⑤)ワークショップ参加

2019/
1/16(水)
2,3年次生
(15,14回生)
SGH昼休み辻説法(2,3年次生)

 1月16日の昼休みに、課題研究活動に取り組む3年次生1人と2年次生19人が中央廊下に集まりました。3年次生は課題研究論文を完成させ12月に行われた「甲南大学リサーチフェスタ2018」で受賞した生徒です。2年次生は論文をこれから本格的に作成する生徒です。まず、3年次生から課題研究論文作成にあたり、大切なことについて話がありました。 (写真①)

具体的には、テーマ設定は抽象的なものではなく具体的なものにすること、先行研究はテーマに沿ったものを選び出すこと、基本的なデータをしっかり収集することを2年次生に訴えました。また、自分で調査してデータを収集すること、それを分析してテーマに則してまとめることが重要であると話をしました。これに対して2年次生は真剣な表情で話を聞き、3年次生に積極的に質問をしていました。(写真②)

3年次生の研究成果を共有し、2年次生の課題研究活動を進めるため非常に有意義な契機となりました。 

 

(写真①)3年次生のお話


(写真②) 2年次生が質問

2019/
1/12(土)
2年次生
(15回生)
SGH:高槻高等学校グローバルヘルス高校生フォーラム(2年次生)

 本校で課題研究活動に取り組む2年次生1人が高槻高等学校で開催された「グローバルヘルス高校生フォーラム」に参加しました。このフォーラムには高槻高等学校・中学校の生徒約130人とスーパーグローバルハイスクール(SGH)に指定されている高等学校から招待された約20人の生徒が参加しました。まず、WHO神戸センターの茅野氏および京都大学の木原教授によるグローバルヘルスに関する英語による基調講演がありました。(写真①)

次に、生徒はテーマ別ワークショップが行われました。参加生徒は設定された16のテーマに分かれてグループディスカッションを英語で行いました。(写真②)本校生は「長時間労働と健康」というテーマのワークショップに参加しました。このなかで、本校生は日本で働く技能実習生の長時間労働について調査に基づく報告をしました。これを受け、グループでは外国人の長時間労働に焦点を当てて、解決方法を話し合いました。このワークショップの後、全員が集まりそれぞれのグループからディスカッションの内容について報告を英語で行いました。本校生徒も英語で報告しました。(写真③)生徒の報告に対して英語で講評があり、閉会あいさつでフォーラムは終了しました。

他のSGHの課題研究活動に取り組む生徒と意見を交わすことができ、よい経験となりました。







 


 

(写真①)基調講演


(写真②) テーマ別ディスカッション


(写真③) 本校生英語で報告

2018/
12/23(日)
1-3年次生
(16-14回生)
SGH課題研究活動:甲南大学リサーチフェスタ(1-3年次生)

 甲南大学岡本キャンパスで甲南大学リサーチフェスタ2018が行われ、SGH課題研究活動に取り組む本校の3年次生3名、2年次生2名、1年次生3名の計8名が参加しました。(写真①) 3年次生は、「日本における外国人介護人材の受け入れに関する考察―EPAフィリピン人介護人材に対する実地調査を通して」「―在日朝鮮・韓国人の民族アイデンティティと母語の維持―民族アイデンティティと言語に関する実態調査から―」「外国人児童生徒に対する母語支援教育についての考察―兵庫県の取組を事例に―」のポスター発表をしました。(写真②) 

2年次生のグループは”Thai youths’ attitude toward working in Japan—From the results of interviews of high school and college students in Thailand—“というテーマでポスター発表をしました。(写真③)

1年次生のグループは「日本への移出経験があるフィリピン人に対する調査に関する事例研究~外国人を受け入れるために私たちが考えなければいけないこと~」というテーマでポスター発表をしました。(写真④) 

2年次生は英語で発表をし、他のグループ、個人は日本語で発表をして、様々な質問に対してその場で答えました。このリサーチフェスタは、課題研究に取り組む高校生の他、大学生や大学院生も参加し、お互いの研究成果を知ることができました。最後に表彰式があり、審査員セレクトの部で、3年次生の吉川さんが部門別評価のビッグデータ賞に入賞し、(写真⑤)3年次生の大西さんが、ロジカルデザイン賞に入賞しました。 (写真⑥)


(写真⑤) 吉川さんビッグデータ賞入賞。


(写真⑥) 大西さんロジカルデザイン賞入賞。



 


 

(写真①)県立国際より8名参加


(写真②) 3年次生のポスター発表


(写真③) 2年次生のポスター発表


(写真④)1年次生のポスター発表

2018/
12/20(木)
1年次生
(16回生)
SGH課題研究:「移民マップ」発表会
(1年次生)


 本校1年次生は移民マップを作成し、2018年12月20日「移民マップ」発表会を行いました。(写真①)
今年は、1組「ベトナムからアメリカ合衆国」班、2組「カンボジアからマレーシア」班、3組「フィリピンからオーストラリア」班、フィリピンスタディツアー参加者の「フィリピンからアメリカ合衆国」班の4つに分かれて発表を行いました。それぞれの班が、人口移動の推移グラフ、マップ、移出国のプッシュ要因、移入国のプル要因、結論を1枚のポスターにまとめました。発表はポスターセッションの形式で行い、全員で評価を行いました。。(写真②) 

 

(写真①)各クラスのポスター発表


(写真②)相互に評価

2018/
12/19(水)
1-3年次生
(16-14回生)
SGH課題研究中間発表会・海外研修報告会(1-3年次生)

 平成30年度スーパーグローバルハイスクール(SGH)課題研究中間発表会が本校体育館で行われ、1,2,3年次生がSGH課題研究の成果を発表しました。
また、2年次生のC.C.C発表会で16回生向け海外研修報告が行われました。

 まず、本校の松本校長から開会のあいさつがあり(写真①)
以下のようなテーマで各学年がSGH課題研究報告を行いました。
1.1年次生
(1)テーマ「日本への移出経験があるフィリピン人に対する調査に関する事例研究」の報告(写真②)

2.2年次生 
(1)テーマ:移民史発掘プロジェクト「KISEKI--ブラジルに渡った日本人」(写真③)
(2)テーマ: "Thai youths' attitude toward working in Japan"(写真④)
(3)テーマ「アメリカ・イギリス・カナダにおける日本で働くことに関する意識調査」(写真⑤)
(4)テーマ「日本の国籍制度に関する考察」(写真⑥)
3.3年次生
(1)テーマ「日本における外国人介護人材の受け入れに関する考察」(写真⑦)
(2)テーマ「外国人児童生徒に対する母語支援教育についての考察」(写真⑧)
(3)テーマ「在日朝鮮・韓国人の民族アイデンティティーと母語の維持」(写真⑨)
  そのあと、2年次生が1年次生が来年の海外研修の行先を考える手助けをするため、海外研修(イギリス・アメリカ・カナダ)について報告を行いました。
(写真⑩⑪⑫⑬⑭)


(写真④)"Thai youths' attitude toward working in Japan"


(写真⑤)「アメリカ・イギリス・カナダにおける日本で働くことに関する意識調査」



(写真⑥)「日本の国籍制度に関する考察」


(写真⑦)「日本における外国人介護人材の受け入れに関する考察」



(写真⑧)「外国人児童生徒に対する母語支援教育についての考察」



(写真⑨)「在日朝鮮・韓国人の民族アイデンティティーと母語の維持」
 

(写真①)松本校長開会のあいさつ


(写真②)日本へ来たことのあるフィリピン人に対する
調査


(写真③)「KISEKI-ブラジルに渡った日本人」上映


(写真⑩

(写真⑪

(写真⑫)

(写真⑬)

(写真⑭)

(写真⑮)
(写真⑩⑪⑫⑬⑭⑮)海外研修(アメリカ・イギリス・カナダ)について報告
2018/
12/15(土)
1,2年次生
(16,15回生)
SGHスタディツアー@移民政策学会2018年度冬季大会(1,2年次生)

移民政策学会2018年度年冬季大会が静岡県立大学で開催され、本校から1年次生2人、2年次生8人の計10人が参加しました。
 まず、難民インタレストグループに参加しました。ここではアフガニスタン出身の難民のアタイ・ジャファルさんの話を聞きました。彼は4歳のとき内戦に巻き込まれパキスタンに難民として移り、2009年に来日しました。「難民申請」は通らず「特別在留許可」という在留資格で暮らしています。「認定難民」と違い日本政府から経済的な支援も含めサポートはありません。自国では目の前で多くの人が死んでいく現状を聞き、日本の難民受け入れについて考えるよい契機となりました。

次に4つの会場で自由報告部会が開催され、それぞれの会場で研究者による研究成果が報告されました。本校生10人は各会場に分かれて、自由報告部会に参加しました。最新の移民政策について学ぶよい機会となりました。

自由報告部会と同時に社会連携セッションが開催されました。このセッションでは、静岡県立大学公認クラブであるリトルワールドキャンプ実行委員会による「リトルワールドキャンプ成果報告」、COLORS(Communicate with Others to Learn Other Roots and Stories)による「外国にルーツを持つ身として支援をする中で感じること~COLORSの活動を通じて~」、本校2年次生の長野羽良による「外国人労働者の受け入れについて-技能実習における家族滞在に焦点を当てて-」、本校2年次生の中沢薫による「日本の国籍制度に関する考察-日本における重国籍保有者に焦点をあてて-」、本校2年次生の山本希穂による「難民に関する高校生の意識に関する考察-大学生と高校生の難民に関する意識調査の比較を通して-」という報告が行われました。

本校から3人の2年次生が課題研究活動の成果をそれぞれ報告しました。長野は、日本にやって来る技能実習生は家族滞在が認められていないが、ヨーロッパでは国際人権B規約に基づき家族の呼び寄せ指令が出されたことを例にあげ、家族と共に暮らすことは基本的な権利であると指摘しました。技能実習生に行った聞き取り調査の結果から73%の技能実習生が将来も日本で働くことを希望していることを報告し、これは妻子や家族を母国と日本の間で分離させた状態が長く続くことを意味すると指摘しました。家族と共に暮らすという権利を守るために、家族滞在を認める仕組みを作り出すことが必要であると結論づけました。次に、中沢は現在の日本では出生数は減少している一方で新生児の約50人に1人が重国籍を持ち、他の国にルーツを持つ子どもが増えていることを報告しました。一方、国籍法により22歳までに国籍を選択しなければならず、意に反して日本国籍を喪失した事例が発生していることを指摘しました。問題の所在として、重国籍者のアイデンティティを国が本人の意思に反して決めてしまうことをあげました。重国籍の生徒への調査の結果から、彼らは重国籍を持つことを希望しており、日本人でも外国人でもないアイデンティティを持つことを報告しました。現在の国籍制度は、重国籍者のアイデンティティを否定することになりかねないので、重国籍者の人権に配慮した国籍制度に改正する必要があると結論づけました。山本は、大多数の大学生が難民の定義や存在も知らないという先行研究をあげ、本校の高校生に対して難民に関する意識調査を行いました。その結果、先行研究の大学生より本校生の方が難民に関する理解が深いことを報告しました。この理由として、本校はSGHの活動として移民・難民の学習に取り組んでいることをあげました。また、難民支援協会の代表理事である石川えり氏の講演後に同様の意識調査をしたところ、難民の理解度はさらに深まったことを報告しました。難民に対する理解を深めるためには学校での教育が有効であると結論づけました。3人の発表の後、質疑応答が行われました。専門家より多くの質問をいただき、生徒は丁寧に回答しました。

本校生が学会で発表するのは今回で5回連続となりますが、このような場で多く生徒が発表できたことは非常に有意義でよい経験となりました。今回の経験を今後の課題研究活動に活かし、さらによい論文の作成に努めていきたいと考えています。

その後、「さかなと外国人-和食を支える日系人・技能実習生・留学生」というテーマでシンポジウムが開催され、本校生も参加しました。日本の漁業を多くの外国人が支えている現状とその課題を知ることができました。

この後、会場である静岡県立大学草薙キャンパスを出発し静岡駅から新幹線に乗り、この日の報告書を新幹線の車内で作成しました。大阪駅に着き、すべての活動を終えて解散しました。
 







2018/
11/15(木)
1,2,3年次生
(16,15,14回生)
SGH特別講演会「日本の難民支援の現状と、今、わたしたちにできること」
(1,2,3年次生)

 SGH特別講演・人権講演会が行われました。難民支援協会の代表理事 石川 えり氏に、「日本の難民支援の現状と、今、わたしたちにできること」をテーマにご講演をいただきました。(写真①)1~3年次生全員が受講しました。

講演のポイントは
①世界の難民移出国と難民受け入れ国について
②難民問題解決に向けて必要なこと(写真②)
③日本の難民受け入れの歴史や現状について
④日本の難民政策の課題
⑤JARの事業について(来日直後から自立に至るまでの道のりに寄り添う)
⑥社会統合とは
というお話でした。
そのあと生徒からのいくつかの質問に対して、答えていただきました。(写真③)


(写真③)県立国際生が質問
 

(写真①)難民支援協会石川えり氏、難民についての講演


(写真②)難民問題解決に向けて必要なこと

2018/
11/5(月)
6(火)
1年次生
(16回生)
SGH 2018フィリピンスタディツアー
(4,5日目)(1年次生)


 午前中、県立国際の生徒はアテネオ・デ・マニラ大学を訪れました。キャンパスツアーのあと、日本研究プログラムのベンジャミン・サン・ホセ博士より多文化主義についての講義を受けました。まず最初に答えるべき4つの質問が示されました。

1.多文化主義と同化の違いは何か。
2.何が、あるものを日本らしくしているのか。何が、ある場所を日本の場所にしたり、何がある人を日本人にしているのか。
3.日本は均質化した社会なのか。
4.日本の均質性がよいものと信じながら、多文化社会になることができるのか。

講義を通して、博士は県立国際生にそれらの質問に答えられるようにしました。生徒は多文化(共生)社会を作ることが重要だということを理解しました。次に国際生の4つのうちの最初のグループが現地の大学生を対象にSGHの調査として、参加していた約30名の生徒に質問を行いました。(写真②)そのプレゼンのあと、大学生がいくつかの質問をしました。続いて、県立国際生とアテネオ大学の学生がグループに分かれ自由に話をしました。(写真③)つぎに2つめのグループが日本で行った移民に対するインタビュー調査の結果について発表しました。そのグループは、現在日本で働いている工場労働者、ホテル労働者、看護師に対して行ったインタビューについて話しました。そのあと質疑応答がありました。昼食後、もう2つのグループが発表をしました。1つめのグループは県立国際高等学校の紹介を行い、もう1つのグループは日本文化を紹介しました。(写真④)そのあとに質疑応答がありました。そのあと、大学内の図書館と日米のフィリピンでの戦争の重要書類がある博物館とストアを訪れました。4時に大学を後にして、フィリピンの物産店とスペイン料理店に立ち寄り、ホテルに帰りました。
 翌日、マニラを午後出発し、夜に関西国際空港に到着しました。


(写真④)アテネオ大学生と交流
 

(写真①)多文化主義の講義を受講



(写真②)アテネオ大学生に対して英語で質問し調査


(写真④)日本文化を紹介
2018/
11/4(日)
1年次生
(16回生)
SGH 2018フィリピンスタディツアー
(3日目)(1年次生)


 午前、バスでマニラ市内の郊外にある、シシグ・ラカス プレスクール(ダスマリナス州カビテ県パリパルン3町フェイズ4)に到着しました。そこは放課後に行われる補習校で、アジア社会大学院(ASI)とアジア協会アジア友の会(JAFS)が教育支援をしており、ASIのニャーベ先生が研究と実践として子供たちに教えています。小中高生約20名が歓迎のレセプションを行い、歌やダンスを披露してくれました。つぎに、海外での労働経験のある5名のフィリピンの方を迎えて、インタビューを行い、海外労働の動機と母国に戻った理由などを聞き取り調査しました。(写真①)
フィリピン料理の昼食を食べた後、近所の子供たちと外で交流し (写真②)、午後は、室内で交流会を行い小中高校生たちと友好を深めました。 (写真③)3時に活動を終了し、ホテルへ帰りました。


(写真②)地元の子どもたちと交流
 

(写真①)海外労働について聞き取り調査



(写真②)小中高校生たちと交流

2018/
11/3(土)
1年次生
(16回生)
SGH 2018フィリピンスタディツアー
(2日目)(1年次生)


 午前中はマニラ市のアジア社会大学院で講義を受けました。(写真①) まず、デニス・Y・バトイ教授よりアジア社会大学院(ASI)の紹介があり、世界の移民労働者についての説明に続き、ミャンマー、カンボジア、ベトナムの移民についてのお話しがありました。そのあと、その3国から来ている3名(ミャンマーのカイペさん、カンボジアのダル・バニーさん、ベトナムのバンナデットさん)から補足説明がありました。昼食をはさみ、後半はフィリピンの移民についてバトイ教授より説明がありました。今回のフィリピンでのスタディツアーの活動をコーディネートしてくださった公益社団法人日本アジア協会アジア友の会の横山氏の通訳や詳しい説明により生徒たちは講義がよくわかりました。

午後は、アジア社会大学院のデニス氏担当のフィールドワークの場所であるマニラのサンアンドレス町の一地域(BRGY 807, AMISTAS ST. SAN ANDRES BUKID MLA CITY)を訪れ、15名の地域の人々を対象に移民労働についてのインタビュー調査を行いました。生徒は用意した12の質問についての回答を聞き取りました。そのあと、ASIの支援する地域のダンス教室を訪れ、子供たちのダンスを見ました。(写真③) また、夜は、ホテル近くのレストランで火鍋を食べ、スーパーマーケットに立ち寄りホテルへ帰りました。


(写真③)地域のダンス教室を見学
 

(写真①)アジア社会大学院で講義を受講


(写真②)移民労働についてのインタビュー調査
2018/
11/2(金)
1年次生
(16回生)
SGH 2018フィリピンスタディツアー
(1日目)(1年次生)


 2018年11月2日~6日、兵庫県立国際高等学校から1年次生20名と2名の教員がフィリピン・スタディツアーに参加しました。
7:50 関西国際空港に集合し、空路でフィリピン、マニラに13:30分到着しました。午後は、市内観光を行いました。最大の国民的英雄の一人ホセ・リサールの銅像があるリサール公園(写真①)、リサールが処刑されるまでとらわれていたサンチャゴ要塞(写真②)、世界遺産であるバロック様式のサンアグスチン教会(写真③)を訪れました。18:00ホテル到着後、近くの日本料理店で食事をしました。最後はスーパーマーケットで買い物をしてホテルへ帰りました。


(写真③)サンアグスチン教会


 

(写真①)リサール公園


(写真②)サンチャゴ要塞






2018/
10/25(木)
1年次生
(16回生)
SGH本校訪問オランダ教員と移民について討議(1年次生)

 5名のオランダ教員が本校を訪れ授業見学をし、7時間目に本校1年次生5名と移民政策について、討議しました。

 まず、本校のSGH担当前川主幹教諭が日本の移民政策について現状と課題を話した後、3名の本校生が①日本における外国人の貢献 ②日本の難民受け入れ ③日本における外国人との日常生活におけるルールの違いについての短いスピーチをしました。(写真①)そして、5名のオランダ教員がそれらのスピーチに関連する意見やオランダの移民政策について話しました。(写真②)

本校生は、オランダにおける移民受け入れの現状を知ることができるよい機会となりました。


(写真①)日本の移民の状況をスピーチ
 

(写真②)オランダの教員が自国の移民について語る
2018/
10/1(月)
1年次生
(16回生)
SGHディベート大会決勝(1年次生)

  1年次生によるディベート大会決勝が行われました。ディベート大会決勝が行われました。予選で「肯定側」「否定側」それぞれ得点が最も高かった(1組A班(肯定))と 2組C班(否定))が対戦しました。テーマは「日本は現在以上に移民を受け入れるべきか」でした。

肯定側の立論は
1.(労働人口や有能な人材が増える)
2.(日本の発展やグローバル化につながる)
3.(地域の経済発展につながる)
でした。(写真①

否定側の立論は
1.(留学生についての制度や環境にはいくつかの問題がある)
2.(高度人材当人や家族が快適に暮らす環境が整備されていない)
3.(現行の制度にはいくつかの不備があるから、これ以上の受け入れはできない)
でした。(写真②)

それぞれが立論に基づき論拠データを提示したり、主張を述べたりしながら議論を戦わせました。(写真③)ジャッジは対戦者以外の1年次の生徒と、関西学院大学の2名の教授が行い、肯定側が勝利しました。

ディベートの後、社会学部教授の鳥羽美鈴先生、国際学部准教授の長友淳先生から講評をいただきました。(写真④)


(写真④)関西学院大学の先生方による講評
 

(写真①)1組A班肯定側立論


(写真②)2組C班否定側立論


(写真③)否定側最終弁論


2018
9/1(土)
1年次生
(16回生)
SGHスタディツアー@大阪大学2018
(1年次生)


 SGH課題研究活動に取り組む本校1年次生2人が、大阪大学で開催された大阪大学共創連続セミナー第1回「防災のある街へ-大阪府北部地震をふまえた北摂地域防災-」に参加しました。これは、「防災の日」に合わせ、大阪大学が6月に大阪府北部で震度6弱を観測した地震の被害状況や課題を巡る講演と市民とのディスカッションを行うことで防災に対する意識を高めるために開催されたものです。本校生が参加した目的は、防災時における日本に居住する外国人の防災に関する課題を考え、SGH課題研究を進める契機とすることでした。

 第1部は3つの講演が行われました。1つ目は大阪大学大学院理学研究科の廣野哲朗准教授による「大阪府北部地震のメカニズム」でした。2つ目は大阪大学大学院工学研究科の横田隆司教授による「自然災害に対する地域防災の課題」でした。3つ目は大阪大学国際教育交流センターの後藤厳寛特任准教授による「大阪北部地震における阪大生と市民の避難行動」でした。その中で、後藤特任准教授は外国人留学生の避難の実態について報告を行いました。報告によると、ある避難所では避難した140人のうち130人以上が外国人でした。このような状況下で、外国人向けの情報が圧倒的に不足していたことを指摘されました。後藤特任准教授は、多様な言語による災害・被害情報の提供が必要であると述べ、Free Wi-Fiの提供やQRコードの利用が有効であると提言されました。また、イスラム教徒に対するハラル料理など宗教や食文化に配慮した非常食の提供が必要であると訴えました。まとめとして、災害時において、子どもや高齢者、障害者、外国人などの災害弱者を孤立させない配慮や対策が必要であると述べられました。

 第2部は講演者によるパネルディスカッションと参加した市民による質疑応答が行われ、本校生もこれに参加しました。

 災害時に日本に住む外国人が少しでも安心して生活ができるよう対策を講じることが課題であると感じました。この経験を今後の移民研究に活かせるよう課題研究活動に取り組みたいと考えています。


(写真②)
参加した県立国際生1年次2名


(写真①)大阪大学の先生による講演


2018
8/31(金)
1,2年次生
(16, 15回生)
SGHフィールドワークin姫路 (1,2年次生)

 2018年8月31日(金)に、「SGHフィールドワークin姫路2018」が実施され、本校1年次生8人と2年次生1人の計9人が参加しました。当初は8月24日(金)に17人の参加生徒で実施する予定でしたが警報のため延期され、この日の実施となりました。今回で4回目になる「フィールドワークin姫路」はフィリピン人労働者を雇用している姫路市内の企業を訪問し、フィリピン人労働者の現状を調査し、フィリピンスタディツアーや今後の課題を考察することを目的に実施しました。

まず、グローリー株式会社を訪問しました。最初に、企業側から説明を受けました。グローリー株式会社は海外22か国に工場を持ち、9,500人の従業員のうち約3,000人の外国人を雇用しています。外国人従業員の国籍は約20か国です。次に社会見学をしました。私たちが見学した第二製造部では11人の従業員のうち3人は外国人でした。在留資格は技能実習です。

社内見学のあと、グローリー株式会社で働く2人のフィリピン人女性労働者に対する聞き取り調査を実施しました。2人の在留資格は企業内転勤です。フィリピンの工場より派遣され、組立業務を担当しています。本校生の質問に対してフィリピン人労働者が答えるという形で調査を行いました。2人とも日本に来た理由はスキルや生活レベルの向上のためでした。日本に来て困っていることは何ですかという質問に対して、2人とも日本語の習得をあげました。社内では週末に日本人担当者が外国人労働者に対する日本語を教える時間を設けています。しかし、うち1人は休日に自費で日本語を習いに行くと回答しました。外国人労働者に対する日本語支援のあり方について考えさせられました。

昼からは姫路キャッスルホテルにバスで移動しました。昼食後、ホテル側からの説明を受けました。まず、ルートイングループでは294のホテルを経営しています。これからベトナムに日本語学校を作り、ベトナム人に日本語を習得してもらい、現地のホテルで働くか、日本のホテルで働いてもらう計画であると話されました。そして、姫路キャッスルホテルでは152人の従業員のうち9人の外国人労働者を雇用しています。9人の国籍の内訳は韓国4人、フィリピン3人、ベトナム2人です。在留資格は8人が永住者・定住者であり、準社員として働いています。1人はワーキングホリデーを利用して就労ビザで働いている韓国人です。

次に、姫路キャッスルホテルで働くフィリピン人労働者に聞き取り調査を行いました。対象は3人で、すべて女性でした。ホテルではルームメイクを担当しています。聞き取り調査は生徒の質問に対してフィリピン人労働者が回答する形式をとりました。聞き取り調査の結果、3人とも最初は在留資格「興業」で入国し、現在は永住者または定住者として日本で働いています。日本に来たきっかけは、3人ともフィリピンに住んでいた時に近所の人に日本に行くことを勧められたということでした。自分たちは日本が景気のよいときにやってきたので、景気がそんなよくない今ならフィリピンにいる人たちに日本に来ることは勧めないとも答えました。3人ともフィリピンにいる家族に送金していると答えました。日本で働いてよかったことはという質問に対しては、日本人が自分たちを対等に扱ってくれることと回答しました。日本で困っていることはという質問に対して、3人とも日本語を話すことはできるが読み書きができないことをあげました。子どもは日本の学校で学ぶことができるが、自分たちは学ぶ機会がなかったと答えました。本校生の多くの質問に対してフィリピン人労働者に非常に積極的かつ丁寧に回答をしていただき、フィリピン人労働者の実態や生活、意識を理解するよい契機となりました。

 この日のすべての活動を終え、バスで本校に帰り解散しました。








(写真①)
グローリーで2名のフィリピン人女性にインタビュー



(写真②)
姫路キャッスルホテルで3名のフィリピン人女性にインタビュー



2018
8/27(月)
2年次生
(15回生)
SGHスタディツアー@関西学院大学2018 (2年次生)

 SGH関西学院大学にて「SGHスタディツアー@関西学院大学2018」を実施しました。目的は、課題研究活動に取り組むSGHプロジェクトチームの2年次生6人が現時点での課題研究活動の成果をポスターにまとめてプレゼンテーションを行い、これを関西学院大学国際学部長友淳教授に見ていただき質疑応答を通して、課題研究を深める契機とすることでした。そして、2018年度スーパーグローバルハイスクール全国高校生フォーラムおよびSGH甲子園の発表に向け、課題を見つけプレゼン内容を改善することです。

まずタイ人技能実習生について研究しているグループの生徒3人がポスターを使ってプレゼンテーションを行いました。これに対して長友教授と質疑応答を行いました。この後、本校生と長友教授がテーマに関するディスカッションを行いました。長友教授より本校生に対して、研究の目的を明確にすること、その上でリサーチクエスチョンを構築することにより全体の構成を改善すべきである、という助言をいただきました。

次に、外国人家事労働者の研究をしているグループの生徒3人がポスターを使ってプレゼンテーションを行いました。これに対して長友教授との質疑応答およびディスカッションを行いました。この中で、調査結果から無理な一般化をしないこと、例えば外国人家事労働者の受け入れについて賛成が少ないから日本において家事労働に対するニーズが少ないと結論づけるのではなく、どのような人にニーズがあるかそのニーズを具体的に掘り下げることによって、日本における外国人家事労働受け入れに関する課題を明確にすることができるという助言をいただきました。

今回のスタディツアーは今後の課題研究活動の改善につながるよい機会となりました。今後は全国高校生フォーラムやSGH甲子園に活かせるよう努めていきたいです。





(写真)県立国際2年次が長友教授の前でプレゼン


2018
7/18(水)
1,2,3年次生
(16, 15,14回生)
SGH特別講演「日本の移民問題を考える―外国人を受け入れるために考えること」(1-3年次生)

 SGH特別講演会が行われました。筑波大学の駒井 洋(こまい ひろし)名誉教授に、「日本の移民問題を考える――外国人を受け入れるために考えること」をテーマにご講演をいただきました。1~3年次生全員が受講しました。
①本校3年生SGH研究論文についての感想 
②移民「問題」の前提 
③日本の移民問題の基本構造 
④世界市民主義の基本理念 
についてお話しいただき、そのあと質疑応答がありました。


(写真②)3年次生が質問


(写真①)駒井洋筑波大学名誉教授による特別講演


2018
7/17(火)
1年次生
(16回生)
SGHスタディツアー@3大学(1年次生)

 1年次生120名が3大学に分かれてスタディツアーを行いました。
(1)スタディツアー@関西学院大学
 国際高等学校1年次生40人が「スタディツアー@関西学院大学」に参加しました。国際高校をバスで出発し、関西学院大学の上ヶ原キャンパスに到着しました。

 まず、関西学院大学国際学部の長友淳教授の講義を受けました。講義のタイトルは「移民研究を行う意義~『移民マップ』作成から見えてくること~」でした。

 最初に、長友教授より研究の意義について話がありました。次に、移民の定義について話がありました。広義の意味での移民と狭義の意味での移民とがあり、言葉の定義づけを行うことが研究では重要であることを話されました。

 次に、社会学とはどのような学問なのかという話をされました。分析単位と調査手法という2つ観点から社会学を説明されましたが、分析単位がミクロである文化人類学やマクロである経済学・政治学に対して、社会学はその中間にあたることを説明されました。次に、質的な調査方法をとる文化人類学と、量的な調査方法をとる経済学・政治学に対して、社会学はその中間にあたることを説明されました。そのうえで、リサーチクエスチョンをしっかり立てることが課題研究活動では重要であることを訴えられました。
 次に、多様化する移民というお話をされました。まず、高度人材としての「留学生」の受け入れについて説明されました。次に、家族統合についてアメリカ合衆国を例にあげて説明されました。さらに、労働移民についてオーストラリアを例にあげて説明されました。最後に、難民についてドイツでの難民受け入れを例にあげて説明されました。

 次に『移民マップ』作成の意義について説明されました。人の移動を地図にすることで可視化するところから、様々な考察ができることを話されました。 最後に移民研究の意義ついて説明されました。まず、移民が増えると犯罪が増えるというような偏見から脱却することが重要であることを訴えられました。次に、課題研究の論理性について無理な一般化はしないほうがよいというお話をされました。次に、政策提言についてふれられ、個人のレベルで無理して提言する必要はなく、分析の結果を明らかにすることが重要であると話されました。最後に、比較するという課題研究の手法は危険であるという話をされました。例えば、国と国の移民政策についても単純に比較できるものではなく、事例研究としてアプローチすることが重要であると訴えられました。

 長友教授は話だけでなく、途中、生徒のディスカッションを通して講義を進められました。大学の講義にふれられ有意義な体験となりました。 長友教授の講義の後は、関西学院大学高大接続センターの野原氏より大学説明を受けました。 その後、関西学院大学の食堂で食事を済ませた後、キャンパスを見学し、バスで国際高校に戻って来ました。

(2)スタディツアー@立命館大学
 国際高等学校1年次生40人が「スタディツアー@立命館大学」に参加しました。国際高校をバスで出発し、立命館大学の衣笠キャンパスに到着しました。

 まず、立命館大学国際関係学部の南川文里教授の講義を受けました。講義のタイトルは「トランプ時代のアメリカと移民~国際関係学の視点から~」でした。

 最初に、ベンジャミン・フランクリンやJ.F.ケネディの言葉をとりあげアメリカ合衆国が移民の国であるという話をされました。次に、主生地主義と血統主義の説明をされ、出生地主義をとるアメリカ合衆国に対して、日本は血統主義をとることを説明されました。次に、オバマ大統領就任演説をとりあげ、アメリカ合衆国の多文化共生政策について説明されました。さらに、1820年から2009年までの移民の数のデータをあげ、近年はヒスパニックやアジア系の移民が増加している傾向があることを指摘されました。その中で、アメリカ経済を動かす移民企業家を例にあげて、アメリカ合衆国において移民が社会に貢献していることを訴えられました。次に、トランプ氏が大統領に出馬する表明文をとりあげ、トランプ氏が当初から移民に対して偏見的な考えを持っていることを指摘されました。さらに、トランプ氏の支持者のうち50%が、移民が重大な罪を犯すと考えていることをデータで示されました。これを受けて大統領に就任したトランプ氏は中東諸国からの入国を規制する政策を打ち出しました。さらに、2012年のデータからアメリカ合衆国における外国生まれの人々のうち74%が合法移民であり、非合法移民が26%いることを指摘されました。このような現状で、トランプ大統領は非合法移民の分離政策を実施しています。このようなトランプ政権の難民・入国規制政策に対して評価している人が38%に対して、評価しない人が59%と多数を占めることを指摘されました。さらに、移民がアメリカ合衆国に害を及ぼしていると考えている人が25%いるのに対して、75%の人が移民はアメリカ合衆国にとって役に立つ存在であると考えているデータを示されました。最後に、移民・難民問題への挑戦という観点でお話をされました。難民を生み出す戦争を防止すること、移民・難民の社会統合共生社会の実現、さらに途上国における貧困の問題、移民・難民支援の国際ルールの作成などの課題をあげられました。南川教授の講義は現在のアメリカ合衆国を中心にとりあげたもので生徒は興味をもって先生の話を聞きました。

 講義を終えた後は、大学説明を受け、立命館大学の学生によるキャンパスツアーを実施しました。その後、構内で昼食をすましてバスで国際高校に帰ってきました。



(3)スタディツアー@神戸市外国語大学
 国際高等学校1年次生40人が「スタディツアー@神戸市外国語大学」に参加しました。国際高校をバスで出発し、神戸市外国語大学に到着しました。

 大学説明を受けた後、国際関係学科の篠田実紀教授の講義を受けました。講義のタイトルは「移民と国家」でした。まず、移民と難民の定義について話されました。次に、太平洋戦争時におけるアメリカ合衆国の国内で起こった日系人の強制収容について説明されました。真珠湾攻撃を発端に太平洋戦争が始まると、戦時転住局主導で110,000人以上の当時アメリカ合衆国に居住していた日系人が収容所に収容されました。収容所があった場所は都市から離れた所で、日系人は自分が住んでいた場所から地方の収容所に送られたことを説明されました。当時、日本人が収容所でどのような待遇を受けていたかについて触れられました。現在、日系人の収容所は撤去され、その場所に慰霊塔が残されているだけで、その歴史は人々の記憶から忘れ去られようとしていることを指摘されました。戦争時におけるアメリカにいた日系人の歴史について考えるよい契機となりました。

 講義の後は、構内で昼食をとったあとキャンパスツアーを行いました。その後は、教室で神戸市外国語大学に在籍する本校の卒業生との交流を行いました。参加してくれた卒業生は4人で、その中にはSGH課題研究活動に取り組んだ学生もおり、本校の1年次生に向けて課題研究活動に取り組む上での助言をするとともに、励ましの言葉を送りました。

 すべての活動を終えて、バスで本校に帰ってきました。







(写真)関西学院大学スタディツアー

















(写真)立命館大学スタディツアー
















(写真)神戸市外国語大学スダティツアー
2018
7/9(月)
3年次生
(14回生)
SGHプレゼンテーション@西宮市立西宮浜中学校 (3年次生)

 課題研究活動に取り組む3年次生プロジェクトチームのメンバー7人が西宮市立西宮浜中学校で3年生80人を対象に、本校のSGH活動内容についてプレゼンテーションを行いました。プレゼンテーションは質疑応答を除いて、英語で行いました。この時間は、西宮浜中学校の英語の授業の一環として実施されました。

まず、本校の紹介を行った後に、英語劇を行いました。(写真)ストーリーは、抽選会で世界旅行が当たった本校生が、中国、韓国、ブラジルの3か国を旅するというものでした。各国をめぐるなかで、中学生にクイズを出題し、中学生に答えてもらいました。中国では、主人公が水餃子を食べるシーンで、日本では焼き餃子を主流だが、中国では水餃子が主に食べられているのかなぜかという質問をしました。そして、日本と中国の食文化の共通点と相違点について話をしました。

次に、韓国では国際高校生が韓国のアイドルグループTWICE(トゥワイス)に扮してダンスを披露しました。そして、このグループには日本人がいるが誰が日本人かという質問をパワーポイントで行いました。韓国は現在多くの移民を受け入れる国であり、このグループにも日本人の他、台湾人もいることを説明しました。最後に、ブラジルの場面では、主人公がリオのカーニバルに参加するシーンがあり、本校生と中学生全員がサンバを踊りました。最後の質問は、リオのカーニバルにアジア系のチームが参加しているが、なぜブラジルの伝統的行事であるカーニバルにアジア系民族が参加しているかを質問しました。彼らはブラジルで生まれた日系ブラジル人であり、ブラジルでは日系ブラジル人が社会で認められているという説明をしました。最後に、主人公が中国、韓国、ブラジルという3か国を旅した理由について説明しました。これらの国は日本の在留外国人のうち人数が多い上位5か国であり、私たちは多くの外国人とともに暮らしていることを理解しなければいけないことを説明しました。なお、この英語劇では本校生は中国や韓国の民族衣装を着てプレゼンテーションを行いました。また、ブラジルのサンバのシーンではブラジル民族楽器を中学生に演奏してもらいました。これらの衣装や楽器は本校にある子ども多文化共生センターのご協力により貸していただいたものです。この英語劇の脚本は、本校の3年次生プロジェクトチームが移民研究の成果を中学生にも理解できるように2月から作成してきたものです。クイズやダンスを取り入れ中学生が参加できる形態としたことで、中学生に興味を持って聞いてもらえました。

休憩の後、本校のSGH課題研究活動の紹介、ベトナムで行った調査結果の報告、最後に現在取り組んでいる日本のブラジル移民について取り上げた「日本人の移民史発掘プロジェクト」について英語で説明をしました。

すべてのプレゼンテーションを終え、質疑応答の時間では、本校生が中学生の質問に対して丁寧に答えました。
中学生へのSGH課題研究活動のプレゼンテーションは今回が初めてでしたが、中学生の皆さんが積極的に参加していただいたおかげで非常に有意義な経験となりました。




(写真)世界旅行の英語劇

2018
6/13(水)
1,2年次生
(16, 15回生)
SGH昼休み辻説法 (1,2年次生)

 恒例の昼休み辻説法が行われました。1年次生はディベート課題研究活動における各班の班長と副班長の24人が集まりました。2年次生は昨年度のディベート大会決勝進出チームの肯定側班長と副班長、否定側の班長と副班長の計5人が集まりました。目的は、昨年度ディベートを経験した2年次生が1年次生にディベート課題研究活動で重要な事項を伝えることで、今年度のディベート大会をより良いものにすることでした。まず、昨年度行った立論を肯定側、否定側の2年次生の両チームが行いました。(写真)その後、2年次生が1年次生にアドバイスを行いました。「ディベートは根拠となる資料を多く集めることが大切である」という話や、「実際に相手側の立場に立って試合を想定して練習することが必要である」という先輩の話に1年次生は熱心に耳を傾けていました。



(写真)2年次生がディベートの立論を行う

2018
6/1(金)
1,2,3年次生
(16, 15, 14回生)
SGHドイツフンボルト校生との移民問題ディスカッション  (1,2,3年次生)

 本校を訪問している姉妹校ドイツフンボルト校生11名と本校生7名(1年次生2名,2年次生4名,3年次生1名)が移民問題に関するディスカッションを英語で行いました。

 まず、本校SGH担当の前川先生が日本の移民政策について述べたあと、本校生が 1)日本への移民による社会貢献についての報告、2)日本への難民受け入れに関する報告 3)移民を受け入れることによる言語教育に関する報告を行い、ドイツ人生徒と意見を交換しました。





2018
5/27(日)
2,3年次生
(15, 14回生)
SGHスタディツアー@移民政策学会2018年度年次大会 (2日目) (2,3年次生)
 
移民政策学会2018年度年次大会2日目、午前中は4つの会場で自由報告部会が開催され、それぞれの会場で研究者による研究成果が報告されました。本校生10人は各会場に分かれて、自由報告部会に参加しました。(写真①)最新の移民政策について学ぶよい機会となりました。

11時からは別会場で社会連携セッションが開催され、本校3年次生の3人が研究成果について発表を行いました。(写真②)一人目は長岡さんによる「移民受け入れにおいての日本の課題と考察~日本とスペインの比較を通じて~」というテーマの研究報告が行われました。移民受け入れでは後進国であったスペインが21世紀に移民政策を整え、今では多くの移民を受け入れる移民受け入れのモデル国となっている現状を報告しました。特にスペインで実施された移民への教育の事例をあげ、日本でも移民への教育が重要であると主張しました。次に、𠮷川さんが「日本における介護人材の受け入れに関する考察~池田市の特別養護老人ホーム「ポプラ」での調査結果を通して~」というテーマで研究成果の報告を行いました。日本は現在、介護現場における深刻な人材不足に陥っている現状をデータで示した上で、外国人の介護人材を受け入れる必要性を主張しました。最後に、伊藤さんが「日本における少子高齢化の問題と考察~オーストラリアの外国人受け入れとの比較~」というテーマで研究成果の報告を行いました。外国人高度人材の受け入れに焦点をあて、ポイント制度で受け入れられるオーストラリアの技術移民と日本の高度専門職を具体的なデータを提示したうえで比較分析を行いました。

3人の報告が行われた後、質疑応答の時間が設けられました。3人に対して会場の多くの専門家より質問があり、本校生はこれらの質問に対して丁寧に答えることができました。本校生が学会で発表するのは今回で4回連続となるが、3人が報告するのは今回が初めてであり、このような場で多く生徒が発表できたことは非常に有意義でよい経験となりました。今回の経験を今後の課題研究活動に活かし、さらによい論文の作成に努めていきたいです。

午後は「日本の難民政策~難民グローバル・コンパクトから見たその立ち位置~」というテーマでシンポジウムが開催され、本校生も参加しました。日本の難民受け入れの現状とその課題を知ることができました。

この後、報告書を作成し、大阪で解散しました。



(写真①)県立国際生移民政策学会(2日目)参加


(写真②)県立国際3年次生3名が研究成果を発表
2018
5/26(土)
2,3年次生
(15, 14回生)
SGHスタディツアー@移民政策学会2018年度年次大会 (1日目) (2,3年次生)
 
東京大学駒場キャンパスで移民政策学会2018年度年次大会が開催され、本校から3年次生5人、2年次生5人の計10人が参加しました。(写真①)

 1日目は、まず移民政策学会元会長の渡戸一郎氏よる特別講演「再考-多文化主義とインターカルチャリズムの狭間で-」が聞かれました。内容は、まず日本のこれまでの移民政策をめぐる議論についてのお話でした。この中で日本の移民政策は90年体制の骨格は変わっておらず停滞しているという意見や、移民政策の断片化が構造的に進行し続ける「合意なき移民政策」が進められているという意見が紹介されました。次に、移民政策の動向というお話があり、広島県安芸高田市や岡山県美作市の例をあげ、人口減少に悩む地方の中小都市では外国人の誘致や定住化を目指す事例が増加していることをあげられました。次に、「地域国際化」から「多文化主義」へというお話がありました。内容はヨーロッパにおける1970年代の移民受け入れ状況から1990年代の統合政策や国民化という多文化政策が取り上げられました。一方、日本では、浜松市の例をあげ、「多文化共生」という名の統合政策構築についてふれられました。課題として、母語教育や地方参政権について取り上げられました。日本の移民政策の変遷を知るにはよい機会となりました。

 次に、ミニシンポジウムが開かれました。「複数国籍の是非と「国のあり方」-国籍法と実態のギャップから-」というテーマで、4人のパネリストによる報告を受けました。(写真②)その中で韓国が複数国籍容認に至った経緯や日本での国籍確認訴訟の話があり、本校生は興味を持って熱心に聞いていました。日本の国籍法の問題点や課題を知るよい機会となりました。

 1日目の行事を終え、ホテルに帰ってから各自がこの日の活動報告をまとめました。



(写真①)県立国際生10名が東大での移民政策学会に参加


(写真②)複数国籍に関するシンポジウムに参加
2018
5/23(水)
1,2年次生
(15, 16回生)
SGHタイスタディツアー報告会  
(1,2 年次生)


 2017年11月にタイスタディツアーに参加した20名が1,2年次生に対して報告会を行いました。
 1)現地で行った日本文化や国際高校の紹介 2)訪問した学校で行った調査の結果 などについて報告しました。また、次回のスタディツアーの目的地がフィリピンと発表されました。







2018/
4/23(月)
1年次生
(16回生)
SGH基調講演「移民研究の意義―ディベート課題研究活動に向けて―」
(1年次生)


SGH基調講演が行われました。関西学院大学国際学部の長友 淳(ながとも じゅん)教授をお迎えして、「移民研究の意義―ディベート課題研究活動に向けて―」をテーマにご講演をいただきました。1年次生(16回生)が受講しました。 今年のディベートの論題は、「日本は、現在以上に移民を受け入れるべきである」です。そのあと移民研究に関して活発な質疑応答がありました。