兵庫県立西宮香風高等学校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。第10代校長の谷口暢謙(たにぐちのぶかた)と申します。西宮香風高校には平成27年から3年間主幹教諭として勤めて以来、4年ぶりの復帰となります。縁あって香風に戻ることができました。今後は微力ながら生徒のために努力して参る所存です。

本校は平成13年に兵庫県初の多部制単位制の定時制高等学校として開校しました。昨年には節目の20周年を終え、現在3,000名を超える卒業生がそれぞれのステージで活躍してくれています。開校以来、勤労学生はもとより、異なる年齢の生徒、異なる学習歴を持つ生徒、特別な教育ニーズを持つ生徒など多様な生徒が、１部、２部、３部にそれぞれ所属し、学んできました。そこでは、基礎・基本の学力を身につけ、仲間との交流を通して思いやりや社会のルールを学び、個性を伸ばすことで、共生社会を積極的に築いていける人となることをめざしています。

20年の積み重ねのなかで、西宮香風高校には多様性を受け入れ、認め合うことを尊ぶ文化が着実に育まれています。学校生活には学習や部活動に加え、行事やボランティア活動、国際交流など、生徒一人ひとりが自分の個性を生かしながら活躍できる場所がいくつもあります。

中学生のみなさん、そして、もう一度高校で学びたいと思っているみなさん、西宮香風高校なら自分らしくいられる場所がきっと見つかるはずです。そして私たち教職員は、みなさんの夢の実現を全力でサポートしていきます。

最後に、本校生徒を温かく見守っていただいているPTA、卒業生、地域の皆様をはじめ、本校に関わるすべての方々に心よりお礼を申し上げます。今後とも西宮香風高校の発展と生徒の未来のために、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

令和3年４月

兵庫県立西宮香風高等学校

　　　　　校長　谷口 暢謙