授業の流れ
学習・教材資料
円の中心角を利用した正多角形の作図の仕方について、正多角形の意味や性質をもとに考えることができる。【B図形イ-(ア)】
配布プリント
ソフトウェア・教材等
Scratch3.0
プログラミング教育のねらい
・意図した処理を行うためのプログラムの作成・評価・改善を通して、より良い問題解決のためには必要な手順の組み合わせがあることを知ることができる。【高‐シ】
学習指導案
【単元の流れ】※( )内の数字は時間数
【本時の学習】(4/9時間)
※マウスポインターを近づけると授業のポイントが現れます
単元計画
1 正多角形(計5時間)
・正六角形や正八角形の作成を通して、円や正多角形について学習の見通しを持つ(1)2 円周と直径(計3時間)
・円の直径と円周の依存関係に着目し、円周は直径のおよそ3倍であることを見当づける(1)3 円周と比例(計1時間)
・円の直径と円周の依存関係を表に書いて調べ、円周は直径に比例することを理解する(1)学習活動
導入
1 本時のめあてを確認する
めあて:スクラッチを使って正多角形をかこう
展開1
2 正六角形のプログラムを考える
・(イベント)旗がおされたとき
・(動き)〇歩動かす 左に〇度回す
・(制御)〇回繰り返す
・(ペン)ペンを下す
展開2
3 円の中心角を利用して、いろいろな正多角形を作図する。
・正五角形
・正八角形
・正十角形
・正十二角形
※ネコを回す角度
=直線の角度(180°)-1つの角度=中心の周りの1つの角度
振り返り
4 学習を振り返り、次時のめあてをもつ。
・「一番大切だと思ったこと」を振り返らせ交流することで、正多角形の性質だけでなく、「手書きよりも正確」「角度が増えても簡単」というプログラミングのよさや、プログラミングによる作図が実生活のいたるところで活用されていることに目を向けさせる。
児童生徒の活動
作成したプログラム
活動の様子
授業者の声
子ども達に、自由にプログラムを作らせることで、たくさんの試行錯誤が始まりました。正多角形の性質を利用して、身の回りにある様々な多角形をプログラミングで作図できたら面白いですね。
丹波市立西小学校 村尾 耕輔