入学基準・資格について
本校では、視覚障害のため、学習や生活において困っている幼児から中途障害の成人の方まで幅広く学んでおられます。
また、全盲の方だけでなく弱視の方や障害を併せ持つ方も学んでおられます。
※基準となる視覚障害
両眼の矯正視力がおおむね0.3未満、又は視力以外の視覚機能障害が高度なもので、拡大鏡等を使用しても文字等を認識することが不可能、又は著しく困難な程度であること。 |
「少し気になる・・・」ということがあったら、
お気軽に、ご連絡ください。
見え方に困難のある方々に、適切な支援を行うなための就学相談・教育相談を随時行っています。
入学や就学相談を希望される方は、下記の電話番号から電話にて学校までご連絡ください。窓口は支援部です。
教育相談についてはこちら支援相談室
兵庫県立視覚特別支援学校 支援部
TEL 078-751-3291
- パンフレット
- 教育相談パンフレット
理療科パンフレット
よくある質問 Q&A
- 入学の年齢は決まっていますか?
- 3歳からです。上限は決まっていません。
- 障害者手帳を持っていないと入学できませんか?
- 原則として、「基準となる視覚障害(上に記載)であれば入学できます。
- 学習はどのようにしていますか?
- 1.教科書などの文字が見えない、また拡大しても見えにくい方は、点字を学習し、教科書などを読んだり、書いたりします。
2.教科書などの文字が見えづらい方は、拡大した教科書や拡大読書器、ルーペなどの補助具を使うなどして、学習します。
3.最近では、パソコンなどの情報機器を使ったりしています。
- 入学料や授業料は必要ですか?
- 無料です、授業料は必要ありません。給食費・児童生徒会費・PTA会費などが必要ですが、家庭の経済状況に応じて、就学奨励費等で必要経費の援助もあります。
- 学校生活はどんな様子ですか?
- 体育祭や文化祭、修学旅行などの学校行事やクラブ活動があり、一人一人がいきいきと意欲を持って参加しています。
幼児から成人の方まで、仲良く協力しながら生活しています。
- 通学は、どのようにしていますか?
- 1・基本的には、電車など交通機関を利用して通学しています。
一人での通学が難しい方は、保護者が同伴して電車や自動車で通学されている方もおられます。また、単独通学を目指し、白杖歩行などの歩行訓練を受けることもできます。
2.自宅から学校まで距離が遠くて、毎日通学が難しい方には、寄宿舎があります。寄宿舎を利用する場合は、学校とよく相談してください。 - 制服はありますか?
- ありません。中高生の女子は、好みの制服を購入して通学している生徒もいます。
- 進路先は、どうなっていますか?
- 1.高等部普通科卒業後は、本校の専攻科や大学・専門学校への進学、就職、作業所などの福祉施設の利用などがあります。
2.本科保健理療科、専攻科理療科・保健理療科の卒業後は、国家試験受験資格、治療院などの施術所や病院、ヘルスキーパーとして企業に就職したり、施術所を開業するなどしています。 - 専攻科を卒業すると国家資格が取得できますか?
- 卒業すると自動的に「国家資格」が取得できるのではなく、資格を取るための「国家試験受験資格」が取得できます。合格にむけてのサポートも行います。
- 高等学校を卒業していませんが、資格を取得できますか?
- 県視覚では、高等部本科保健理療科であんまの国家試験受験資格と高等学校の卒業資格の両方を取得できます。3年間で卒業後、さらに専攻科に進学すれば、鍼灸の国家試験受験資格を取得できます。
- 高等部普通科の卒業後の進路は、あんまや鍼灸に限られていますか?
- 高等部普通科を卒業すると専門学校や大学、就職、内部進学等進路は様々です。
- 小・中・高等部普通科では、普通教科の勉強はどの程度しますか?
- 視覚障害のみの児童生徒は、通常学校の授業とほぼ同じカリキュラムで学習します。
詳しくは学部紹介をご覧ください。こちら
