『地域と共に、地域に愛され、地域に必要とされる高校』を目指して
兵庫県立出石高等学校ホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
学校長の 守山 勝 (もりやま まさる) です。
平素は、出石高等学校の教育活動にご理解・ご協力を賜り、深くお礼申し上げます。
歴代の学校長の出石高校への熱い思いと学校経営を引き継ぎ、本年度も更に前進させて行く所存です。保護者・地域・卒業生の皆様、引き続き、どうぞ宜しくお願いたします。
本校は、明治40年(1907年)に出石町立女子技芸学校として創立し、県立出石実科高等女学校、県立出石高等女学校と名称を変えながら戦前における但馬北部地方の女子教育を牽引する学校として発展してきました。戦後は男女共学の県立出石高等学校となり、本年で117年目を迎える歴史と伝統ある全日制高校です。「至誠 剛健 敬愛」の校訓に込められた理念を実現するため、家庭・地域と緊密な連携のもと、生徒の個性と能力を最大限に伸ばし、知・徳・体の調和したこころ豊かな人間の育成を目指しています。
出石高校では生徒ひとり一人の学びの充実と進路実現を目指し、「文理探究類型」、「人文類型」、「文化創造類型」の特色ある類型を設置しており、それぞれの類型の特徴を生かした地域資産や近隣大学と連携した探究活動をはじめ、制作活動や成果発表会にも積極的に取り組んでいます。
3年余り続いたコロナ禍も感染症上の分類が5類になったことでようやく収束し、出石高校においても学習活動や学校行事などが以前の状態に戻りつつあります。通常の授業はもとより、『城下町いずしを学校に』をコンセプトに、地域資産を最大限に活かした学校設定科目「地域探究」や、より広く地域を知り、地域課題の解決策を探究する「文理探究]、更に芸術の授業では地域の方にも参加していただける「地域オープン講座」を開設するなど、特色ある教育活動を展開していきます。
最後になりますが、こらからも出石高校は、誰一人取り残すこと無く生徒ひとり一人を大切にし、『地域と共に、地域に愛され、地域に必要とされる高校』として、止まることなく更に歩みを進めて参ります。保護者や地域、卒業生の皆様をはじめ、全ての関係機関の皆様、なお一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。
令和6年4月
兵庫県立出石高等学校長 守山 勝
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