教育プログラムモデル(4) 理解し合う心に支えられた命

【テーマ】
理解し合う心に支えられた命

【ねらい】
家族や親しい人たちとのコミュニケーションやスキンシップを基本にして、心の通い合う適切なコミュニケーションの手段を学ぶ。また、仮想現実と現実の区別をはっきり認識し、社会の中でのマナーや望ましい人間関係についても考える。

【発達段階についての認識】
小学校低・中学年段階では、家族とのコミュニケーションやスキンシップ等とともに、目的に応じた適切な情報伝達やそのルールの学習をとおして、望ましい人間関係を築く能力を育てる。小学校高学年段階では仮想現実と現実の違いを認識し、社会の中での自他の関わりについて考える。中学校段階では社会のルールとマナーを学習していく中で、お互いの考えや気持ちを伝え合う力や豊かな人間関係を築く力を育成する。高等学校段階ではネット社会の問題点を考えることをとおしてモラル意識を高めるとともに互いに理解し合う心を育て、望ましい人間関係を築く力を培う。

  テーマ ねらい
小学校
低学年
 人とふれあう喜び  家族との会話やスキンシップの喜びを感じる。
小学校
中学年
あいさつの大切さ あいさつ等の言葉かけをきっかけとして、心がつながることの気持ちよさに気づく。
小学校
高学年
仮想現実と
現実との違い
仮想現実と現実の違いを認識し、社会の中での自他の関わりについて考える。
中学校 気持ちや考えを
適切に伝え合う
コミュニケーション
考えや気持ちを伝える力をつけ、豊かな人間関係を築く力を身につける。
 高等学校  ネット社会と
望ましい人間関係
ネット社会でのマナーや様々なコミュニケーションスキルについて考え、望ましい人間関係を築く力を培う。