|小説のTOPへ|今津高校i-novelのエントランスへ|今津高校i-novelのTOPへ| 風の錬金術師「ティア」 |
結果は大成功だった!私が引き付けた狼八匹は見事に爆発直撃。ロウさんの方も洞窟は木っ端微塵。 さっすが、私の爆薬、これだけが取り柄である。 まぁ・・・畑も一緒にかなり吹き飛ばしたが・・・。 そしてロウさんに道具やらを揃えてもらって、肝心の解毒剤の作成に取り掛かる。 道具も材料もすぐに完璧に揃った。が、正直、爆薬一筋、錬金術歴3カ月の私にはかなりキツイ・・・。 とりあえずナベにハーブと毒の原因・スズランを少量入れて蒸留水で煮込みイガラシの実をいれる。 ここだ・・・この実の分量も微妙なのだ・・・。 参考書には確かに5gと書かれていたと思うが、以前それで失敗したのだ・・・。 しかし、今回の私は違った・・・「あーーもぅ!!これでok!」 村の人の目の前で、実とさっき見つけた薬草を適当につっこみ煮込んで上澄みをすくい上げる。 もちろん、 できた薬はびっくりするくらい紫色の怪しい薬、だが・・・飲ませてみると以外に効果有りの即効性。 すぐに男の子の毒は無事抜けていった。さっき入れた見た事も無い薬草が運良く効いてくれたようだ。 こうして、私は薬草を手に入れる事もでき、危ない危ない一日を無事に乗り越える事ができた。 にしても・・・失敗していたらどうするつもりだったのやら・・・。
結局、畑の件もうやむやにしちゃったし・・・ちょっと反省する今日この頃・・・。 |
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