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ICTを活用した教材づくりや授業デザインの参考資料へ-ICTを活用した授業場面-


生徒一人一台の学習用端末を活用した授業のための教材づくりや授業デザインの参考資料として、ICTを活用した授業場面集を掲載しています。在宅勤務中に、ICTを活用した教材づくり等に活用して下さい。
具体的な教科の場面で資料を作成していますが、活用場面の下線部のスキルはどの教科でも使うことができます。
また、活用場面の展開の下線部分は在宅でも取り組める内容となっています。
 
活用場面引用した文に、読み手として自分のコメントを加え、クラウド上のグループで共有する。共有した文書に、グループ内の生徒が、質問や評価等のコメント、返信等を相互に書き込み、協議をさせる。(国語)
使用教材
ソフトウエア等
(1) インターネットに接続したパソコン
(2) Microsoft Word
(Office365)またはGoogle document
(3) Google Classroomまたは Microsoft Teams
活用場面の展開(1) 文書の作成
素材文を適宜引用し、読み手としての自分の考えや疑問等を書き込む。
(2) 文書の共有
クラウド上の共有ドライブにアップロードする。
(3) 相互コメント
グループ内で互いにコメントを付け合う。相互コメントが付いた文書が成果物となる。(相手が必要)
(4) 振り返り
成果物をもとに、グループ内で振り返りを、コメント機能を使って協議を行い、その後、個人で振り返りを行う。(相手が必要)
補足資料
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活用場面白地図の白黒反転したデータをプロジェクターで黒板に投影する。1月の平均気温10度、0度の等温線を示し、特徴を分析するとともに、その要因について考察させる。(地理歴史)
使用教材
ソフトウエア等
(1) パソコン
(2) プロジェクター
(3) Microsoft PowerPoint
(4) 白地図データ
活用場面の展開(1) 黒板に投影する画像データを作成する
(2) 黒板にプロジェクターを使って、ヨーロッパの白地図を白黒反転したものを投影する。
(3) 白地図を投影した黒板にチョークで1月の平均気温10度と0度の等温線を書き入れる。
(4) 白地図を投影した黒板に同様にチョークで7月の平均気温20度と10度の等温線を書き入れる。
(5) 夏と冬それぞれの等温線の特徴を読み取らせる。
(6) その特徴が発生する自然環境の要因を考察させる。
補足資料
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活用場面パソコン上でフリーのグラフソフトを使用し、直線の移動(軌跡)を視覚的に確認させる。(数学)
使用教材
ソフトウエア等
(1) パソコン
(2) プロジェクター
(3) 関数グラフソフトGRAPES
活用場面の展開(1) 演習問題を提示する。
(2) Grapesを利用し、直線の移動を実際に見せることで、直線の通過領域を確認させる。
(3) 直線が通る点、通らない点の違いを考察する。
(4) (2)(3)により、問題の解法を考える。
補足資料動画視聴はこちら

 
活用場面タマネギの体細胞分裂などを顕微鏡アダプターを使ってタブレットで撮影し、クラウドサーバーを使って画像データを共有して観察・実験をさせる。(理科)
使用教材
ソフトウエア等
(1) タブレットまたはスマートフォン
(2) Google Classroom または Microsoft Teams
(3) 顕微鏡アダプター
 (タブレット用またはスマートフォン用)
活用場面の展開(1) 2人1組のペアを編成し、生徒自身が顕微鏡による観察を行う。
(2) 肉眼で観察した後、生徒のタブレット等で撮影を行う。(各班1枚)
(3) 撮影した画像を共有フォルダにアップロードし、班員で共有する。
(4) 教師が事前に共有フォルダにアップした画像を、生徒が自分のタブレット等にダウンロードする。
(5) 生徒が撮影した画像を用いてスケッチや考察を行い、レポートを作成する。
(6) 作成したレポートに基づいて、生徒が撮影した画像と教師が撮影した画像を比較し、結果の違いやその原因について考察する。
補足資料
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活用場面タブレット内の英語音声データをBluetoothスピーカーを用いて再生し、生徒に音読活動をさせる。(外国語)
使用教材
ソフトウエア等
(1) タブレット
 (Windows Surface)
(2) Bluetooth スピーカー
(3) 外付けCD/DVDドライブ
(4) Windows Media Player
活用場面の展開(1) データの形でタブレットに保存しておいた音声データを再生し、発音の練習をおこなう。
(2) 教員は教室を移動しながら、生徒の取組状況を掌握したり、近くで発音を聞き取ったりする。
(3) 生徒の状況により、音源の再生、停止などを適宜行う。
※ 生徒の英語の発音を近くで聴くことで、よりきめ細かな指導が可能となる。
補足資料
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活用場面プロジェクト学習において動植物の観察・調査の内容をインターネットの情報を検索してデータにまとめ、発表等に活用させる。(農業)
使用教材
ソフトウエア等
(1) スマートフォン、タブレット
(2) Microsoft Excel
(3) Google Classroom または Microsoft Teams
活用場面の展開(1) エクセルで作成したワークシートをGoogle Classroom等から生徒に配布し、生徒はスマートフォン、タブレットからワークシートに観察記録(写真添付・データ入力)を行う。
(2) ワークシートに写真の添付・データの入力等を行い、校内及び自宅においてインターネット(電子図書等を含む)で調べ学習を行う。調べた資料や論文をデータとして保存する。
(3)入力後、Google Classroom等から担当教員に提出する。教員は、提出されたワークシートの確認、コメントを入力する。
補足資料
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活用場面表計算ソフトを用いて、前年の7・8月の平均気温や日照時間等などのデータ集計・分析を行い、スギ花粉飛散量の推測及び対応策を考える。(情報)
使用教材
ソフトウエア等
(1) インターネットに接続したパソコン
(2) データサイト
 「科学の道具箱」
https://rika-net.com/
contents/cp0530/contents/04-11-01.html
(3) Microsoft Excel
(4) デジタルホワイトボード
活用場面の展開(1) 昨年7・8月の平均気温、日照時間、今年のスギ花粉飛散量に関するデータをインターネット等から収集する。
(2) 収集したデータから分析を行う。
・ スギ花粉飛散量と昨年7・8月の平均気温、日照時間のそれぞれについて相関を調べる。
・ 前年7・8月の平均気温、日照時間のデータを使って今年度のスギ花粉の飛散量を予測する。
(3) 対応策を検討、評価する。
※ 対応策の検討方法例
デジタルホワイトボードを利用し、グループで対応策を検討する。
補足資料
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