Web公開講座 英語U

3 受身形(be 動詞 + pp + by 〜 → 〜によって----される)

能動態を受動態(受身形)に変える場合、能動態の主語は by の目的語になり、能動態の目的語が主語になる。次に示す例文を注意して見ること。

(1) Cats catch mice. 猫はねずみを捕まえる。
Mice are caught by cats. ねずみは猫によって捕まえられる。
(2) We polluted air. 私たちは空気を汚染した。
Air was polluted by us. 空気は私たちによって汚染された。
(by us は省略できる。行為者が明らかだから)

受身形の文を疑問文にするには be 動詞を主語の前に出し、否定文にするには be 動詞の後に not を入れる。
(2)でできた受動態の疑問文と否定文は次の通りである。
(疑問文) Was air polluted by us?
(否定文) Air was not polluted by us.

受身形には助動詞が伴うことがある。助動詞の後には原形の動詞が入るので be を用いなければならない。
(3) You must discuss this matter tomorrow.
あなたたちは明日この問題を議論しなければならない。
This matter must be discussed tomorrow (by you).
この問題は(あなたたちによって)明日議論されなければならない。

助動詞の入っている受身形を疑問文にするには助動詞を主語の前に出し、否定文にするには助動詞の後に not を入れる。(3)の受動態の疑問文と否定文は次の通りである。
(疑問文) Must this matter be discussed tomorrow?
(否定文) This matter must not be discussed tomorrow.

一つ後ろへ  目次  一つ前へ