第7回レポート(2/2)
4 命令文
「窓を開けなさい。」といったような文では、状況によって誰に話しかけているのかは十分わかりますね。もちろん「あなた」あるいは「あなたがた」です。英語でも同じです。そのため、
命令文では主語が省かれ、動詞の原形(変化する前の元の形)で始まります。ただし、ここで気をつけておいてほしい点は、「命令」文といっても、実際には語調や文脈によってニュアンスがかなり変わってくるということです。基本的には「〜しなさい」と訳せばいいと思いますが、時には不自然な場合があることも承知しておきましょう。
You open the window. →
Open the window.(窓を開けなさい。)
You look at this picture. →
Look at this picture.(この絵を見なさい。)
You don’t play the piano here. →
Don’t play the piano here.(ここでピアノを弾くな。)
You are a good boy. → (誤)Are a good boy.
(正)
Be a good boy.(よい子になりなさい。)
上の英文では、are が原形ではないから誤りです。
また命令文に please をつけると依頼の文になる。
Please open the window.(窓を開けてください。)
Please don’t make so much noise.(そんなに音をたてないでください。)