賀集八幡神社
賀集八幡神社は南辺寺山の麓に位置している。創立は不明であるが、1340(暦応3)年、足利尊氏の命により阿波から入島した細川師氏(もろうじ)が神前で戦勝を祈り、鎬箭(かぶらや)を申し受けたと言われる。三間社流造の本殿(県指定文化財)は、1631(寛永8)年に藩主松平忠鎮(ただしず)が建立した。拝殿(県指定文化財)の建立年代は不明である。境内には芭蕉の句碑が立ち、近年まで参道にかけられていた総御影石造のめがね橋が移築されている。寺所蔵の『八幡宮絵図』は室町時代の作と伝わる。
江戸初期の建築様式をもつこの神社は、現在は厄除けの神として信仰を集めている。
江戸初期の建築様式をもつこの神社は、現在は厄除けの神として信仰を集めている。
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