但馬国分寺跡

街道 : 山陰道

: 但馬

ジャンル : 寺

所在地 : 豊岡市日高町国分寺760

地図

 但馬国分寺は鎮護国家を祈願して建立された寺である。建立年代は明らかでないが、756(天平勝宝8)年、聖武天皇の冥福を祈るための仏具が普及されていることから、聖武天皇が国分寺建立の詔(みことのり)を出した741(天平13)年からそれまでの間に建立されたと思われる。鎌倉時代には京都の法勝寺(ほっしょうじ)の末寺となる。「但馬国太田文(おおたぶみ)」(但馬守護太田政頼の作った土地台帳)には30町歩の寺田を所有していたとの記録があり、羽柴秀吉の但馬出兵の際に廃絶したと伝えられている。
 現在は小山と住宅地を背景に、碑と説明文が立つのみである。
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但馬国分寺跡
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