尾上神社

街道 : 山陽道

: 播磨

ジャンル : 神社

所在地 : 加古川市尾上町長田字尾上林518

地図

 尾上(おのえ)神社は住吉四所という4柱の神を祀っている。境内には3代目が天然記念物として指定された「尾上の松」があり、現在の松は5代目である。無双の名鐘とたたえられる梵鐘(ぼんしょう・国指定文化財・重文)は、「尾上の鐘」として古来より有名である。高麗(こうらい)時代の1011(顕宗・けんそう2)年前後に鋳造された朝鮮鐘で、如来坐像や優美な飛天(ひてん)の姿などが鋳出されている。『播磨鑑(かがみ)』には、「鐘を盗んだ海賊が逆風にあおられ、驚いて鐘を海に投げ込むと収まった。鐘は海中で夜中に光ったため、網を入れ引きあげた」というエピソードが記されている。
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尾上神社 本殿
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