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最終更新 平成30年9月27日

副校長より


 


柏 早苗 副校長

皆さま、兵庫県立阪神昆陽特別支援学校のホームページにアクセスいただきありがとうございます。

 平成30年4月1日付けで第3代副校長として着任いたしました柏 早苗でございます。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
 本校は、障害のある生徒の社会的・職業的自立を支援するための職業教育に重点をおく特別支援学校(高等部 職業科)として平成24年4月に開校し、今年で7年目を迎えます。
 同敷地内には多部制単位制高校があり、両校の生徒が同じ教室や施設において共に学ぶ教科・科目・領域を設定し、両校の教育課程に位置づけています。また、学校行事や部活動を一緒に行う等、ノーマライゼーションを実践し、生徒に豊かな人間性を育むことをめざしています。
 本校では、卒業時には自立した一人の社会人として巣立つことができるよう3年間を見通したキャリア教育に全教職員一丸となって取り組んでいます。
 保護者の皆さま、地域の皆さまには、どうぞ、本校の教育活動にご理解、ご協力をいただきますようお願い申し上げます。

  平成30年4月1日
兵庫県立阪神昆陽特別支援学校
副校長 柏 早苗

 2018年9月21日 「羅針盤(学校だより)」より

 2018年9月03日 「羅針盤(学校だより)」より

 2018年7月20日 「羅針盤(学校だより)」より

 2018年6月22日 「羅針盤(学校だより)」より

 2018年5月25日 「羅針盤(学校だより)」より

 2018年4月25日 「羅針盤(学校だより)」より

 2018年4月10日 「阪神昆陽だより」より

 2018年3月23日 「羅針盤(学校だより)」より

 2018年2月23日 「羅針盤(学校だより)」より

 2018年1月19日 「羅針盤(学校だより)」より

 2017年12月22日 「羅針盤(学校だより)」より

 2017年11月27日 「羅針盤(学校だより)」より

 2017年10月20日 「羅針盤(学校だより)」より

 2017年9月22日 「羅針盤(学校だより)」より

 2017年9月1日 「羅針盤(学校だより)」より

 2017年7月20日 「羅針盤(学校だより)」より

 2017年6月23日 「羅針盤(学校だより)」より

 2017年5月26日 「羅針盤(学校だより)」より

 2017年4月25日 「羅針盤(学校だより)」より

 2017年4月11日 「阪神昆陽だより」より

 2017年3月23日 「羅針盤(学校だより)」より

 2017年2月24日 「羅針盤(学校だより)」より

 2017年1月23日 「羅針盤(学校だより)」より

 2016年12月22日 「羅針盤(学校だより)」より

 2016年11月25日 「羅針盤(学校だより)」より

 2016年10月21日 「羅針盤(学校だより)」より

 2016年9月23日 「羅針盤(学校だより)」より

 2016年7月20日 「羅針盤(学校だより)」より

 2016年6月24日 「羅針盤(学校だより)」より

 2016年5月27日 「羅針盤(学校だより)」より

 2016年4月25日 「羅針盤(学校だより)」より

 2016年4月8日 「阪神昆陽だより」より


2018年9月21日 「羅針盤(学校だより)」より

「困難や失敗から学ぶ」
 定時制通信制高等学校の生活体験発表会(阪神丹有大会)が9月17日に西宮香風高等学校で行われました。阪神昆陽特別支援学校の代表として1年生の生徒が特別出演をしてきました。もちろん阪神昆陽高等学校の代表者4名も発表しました。
 定時制通信制高等学校の各校の代表者は、病気や障害、不登校、いじめ等の自分の困難な経験や躓きを学校でどうやって、または何をきっかけに乗り越えたのか、今何をしているのか、今後どうありたいのかを表現豊かに発表していました。
 そんな発表の中で、共通しているなと感じたことは、友達や先生、家族の存在がとても大きいということです。クラスメイトのちょっとしたひとことが、自分を前向きにしてくれたり、反対に地獄に突き落とされた気持ちになったりしています。
 学びたい、変わりたい、成長したい、つながりたい、自分の道を切り開きたい様子が、代表者の数だけ、様々な言葉で表現されていました。
 以上は、定時制通信制高等学校の生徒の話ですが、阪神昆陽特別支援学校の生徒たちも同様に、学びたい、変わりたい、成長したい、つながりたい、自分の道を切り開きたいと思いながら毎日学校に通学しています。ところが、言い方、態度などの表現の仕方がうまくいかずに友達とトラブルになることが間々みられます。生徒本人の本意ではないところへ事態はつながっていくわけです。こんなことが続くと自信をなくしてしまいますね。
 度重なる失敗で自信をなくすのか、失敗をよい経験として学び積み上げていくのか。是非とも後者であってほしいものです。
 見守る大人として、しっかり子どもを応援していきましょう。
副校長 柏(かし) 早苗










2018年9月03日 「羅針盤(学校だより)」より

夏休み「タイ王国との国際交流」
 この夏、8月1日から5日まで、ローズガーデン校との交流でタイ王国に行ってきました。阪神昆陽特別支援学校からは、3年生の東田哲次くんと松本勇気くんの2名、阪神昆陽高等学校から3名の生徒が参加しました。ローズガーデン校は、12歳から18歳までの生徒が通う2000人規模の大きな学校でした。全校生徒をあげて、歓迎のセレモニーがあり、高校の授業に参加しました。パパイアサラダを調理したり、タイの民族舞踊を教えてもらったり、理科の実験をしたりしました。ホストファミリーとなる高校生のバディたちと乗馬をして、ホストファミリー宅で一泊しました。ローズガーデン校のブログを見ると、お土産にみんなで手作りした和柄のタペストリー(テーブルクロスにもなる布)を早速壁に掛けているおうちもありました。ホストファミリー宅での夜は、バディとゲームをして過ごしたようです。翌日はバディやそのファミリーと、アユタヤ遺跡の観光をしたり、象に乗ったり、アユタヤの日本人村に行ったりしました。松本くんは、地上40階にあるブッフェレストランで食べた餅米でできた麺のラーメン(フォーのような)が美味しかったと言っていました。荷物をまとめたり、挨拶をしたりするのがとても上手でした。東田くんはvillageとメモをとり意味を確認したり、「これはどういう意味か」と訊ねてきたり、バディとコミュニケーションをとる努力をしており、感心しました。ローズガーデン校のシャラポーン校長先生は、「第2の母校と思ってほしい。とても大切な生徒たちです。」と思いを熱く語られていました。別れを惜しみながらのお別れをして、深夜発の飛行機に乗って帰国しました。二人は、とてもよい経験をしたと思います。この経験を皆さんに伝える機会があれば、またお伝えしたいと思います。
HP校長ブログにて、タイ王国ローズガーデン校との交流を公開

副校長 柏(かし) 早苗










2018年7月20日 「羅針盤(学校だより)」より

「生活体験発表会を通して」
 7月12日(木)、伊丹ホールにて、阪神昆陽高等学校・阪神昆陽特別支援学校の生活体験発表会がありました。
 生活体験発表会は、定時制通信制の高等学校が地区大会、県大会、近畿大会を経て、全国大会へと駒を進める(今年で県大会が第68回を迎える)という歴史のあるものです。その学校内予選が先日執り行われたわけです。
 代表12名(特別支援学校代表者は3名)の発表の中には、それぞれの視点から自己に関わる事象を捉え、それにどのように対峙し、自身がどう変化したか、そして現在どうであるか、未来に「こうなりたい、こうでありたい」と訴える力強いものもありました。失敗した自分、自信がない自分、いじめられた経験、不登校に悩んだ過去に向き合っていました。作文を通して、自分に向き合う作業は、楽ではなかったはずです。
 さて、特別支援学校の代表者3名の発表では、介護関係の仕事に就くために自分が日々大切にしていることや今後やりたいと思っていることの発表、食品加工・農園芸コースで日々奮闘し、職業体験を経て学んだこと成長したいことを述べた発表、阪神昆陽特別支援学校での生活が充実しており、自身の人生を一変させたという発表がなされました。過去を思い出したり、現在を振り返ったり、未来を考えたときに今自分は何をしないといけないのかを一所懸命表現していました。
 阪神昆陽特別支援学校では、「働く人になる」ために、様々な場面で、自分と向き合わないといけないことがあります。それは楽なことではありません。今回は、作文を通して自分と向き合うことが要求され、それに見事に応える作文でした。  余談ですが、大人が忘れていけないのは、しんどさ厳しさだけではなく、夢や希望をもつことの素晴らしさも一方では導いていかなければならないということです。
副校長 柏(かし) 早苗










2018年6月22日 「羅針盤(学校だより)」より

「職場体験から学ぶこと」
 6月4日(月)から2週間、職業体験週間でした。(1年生は、1週間)
 私は、6月1日(金)に各学年の事前学習に参加しました。3年生の学年集会は、生徒たちがやるべきことをしっかり理解して職業体験に臨もうとしている姿が印象的でした。2年生は、初めての2週間の体験(1年生の時は1週間の職業体験)に緊張の表情が見受けられましたが、聞く姿勢がきちんとしており、感心しました。
 1年生は、校内での職業体験ではありますが、初めての体験を前に、挨拶や報告の大切さを伝えられ、実習に向けて備えている様子が伝わってきました。
 さて、職業体験週間がスタートしてみると、2,3年生にとっては、職場までの慣れない道のりと普段とは異なる公共交通機関の利用という体験でもありました。また、朝早くから起きて出かけなくてはならない等、働く体験の中には、さまざまな生活の体験も含まれているものでした。職場には、学校の同級生や仲間たちとは違う大人たちがいて、先生ではなく上司にあたる人がいたはずです。仕事の指示内容は会社の利益につながる重要なものです。しっかり対応しこなせたのでしょうか。
 頑張って体験を積んで得る力もあれば、満足のいかない自分の不甲斐なさに気づいて得る力もあると思うのですが、2週間の職業体験となると、いいことばかりではなかったと思います。
 職業体験を通して、「自分は、もっとこうありたい。」「こんな風になりたい」等、これからの自分の在り様につなげることができたら進歩・成長だと思っています。保護者の方々・職員ともに見守っていきましょう。
副校長 柏(かし) 早苗










2018年5月25日 「羅針盤(学校だより)」より

 本来であれば、5月18日、60mや二人三脚、大縄まわしや各リレー競技などに大きな声援を送って、1部・2部・3部・特別支援の合計点数にハラハラし、みんなの頑張りに感動しているところでした。中止となり残念でした。
 さて、頑張っているのは、体育祭だけではなく、日々生徒たちはさまざまなことと向き合い、成長しています。先述の体育祭のあった週とその前の週は技能検定週間の2,3回目にあたり、生徒たちは、特に1年生は慣れないことに四苦八苦しながらも、丁寧な言葉での接客、お辞儀などの技能練習に精を出していました。牛乳を賞味期限の順に棚だしする練習、バックヤードから店内に入るときの練習(物品品出しの練習シーン)では、真剣な表情で、お辞儀の角度は素晴らしく、3週目でこんなにうまくなるのかと感心しました。部分練習が一つにつながり、一連の技能動作に仕上がっていくわけです。
 今後、職場体験学習などを体験し、2,3年生は、さらに成長することと思います。
 また、19日(土)のじぎくスポーツ大会では、卓球が行われ、阪神昆陽特別支援学校の代表14名が奮闘しました。ブロックごとで、大勢の生徒がメダルを獲得していました。勝敗だけではなく、卓球部の皆が、互いに仲間同士で、支え合ったり、気にし合ったり、楽しんだりする姿がとてもよかったです。
 今回の羅針盤は、体育祭が中止になったことに始まりましたが、日々の皆の頑張りを少しでもお伝えできればと思いました。









2018年4月25日 「羅針盤(学校だより)」より

「2年生3年生はメンター『新入生を迎えて』」
 新学期、入学式から早一週間が経ちました。先日、一年生の学年集会で、阪神昆陽の校訓について話をしました。阪神昆陽の校訓は『日常実践』です。「挨拶や返事、授業や掃除、友だちや先生とのやりとりなど、繰り返してやっていること・取り組んでいることは、自分の力となり、頼もしい仲間をつくり、信頼を築いていきます。日々の取り組み、小さなことの積み重ねを大切にしましょう。」というのが、伝えたかった内容です。
 さて、今日ひょっこりと覗いた1年生の学年集会では、2年生がメンターとなって、阪神昆陽の学校生活の説明をしていました。1年生からは積極的な質問が後を絶たず、それ以上に2年生の説明や対応が落ち着いており、とても分かりやすかったのがよかったです。例えば、「情報の授業でよかったことは何ですか?」と1年生に問われ、「僕はパワーポイントがおもしろかったです。」「私はストップモーションビデオがよかったです。」とか、「体育の共同の学び(高校との交流及び共同学習)で、先輩たちは何が好きでしたか?」との質問には「僕は長距離走です。」「私は卓球です。」など。また、3年生がメンターを務める食品加工室前では、1年生に「パンは何がおいしいですか?」と尋ねられ、「どれもおいしいのですが、白桃のデニッシュパンがおすすめです」と3年生。
 今日の2,3年生によるメンターで、1年生は阪神昆陽の様々な行事や授業がよりいっそう楽しみになったのではないでしょうか。








2018年4月10日 「阪神昆陽だより」より

 新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。皆さんがこの阪神昆陽高等学校、阪神昆陽特別支援学校の一員となったことを心より祝福いたします。
 さて、新入生の皆さんは、今、どのような思いをもっておられますか。どんな同級生がいるのかな、友だちできるかな、勉強はついていけるかな、部活動に入ろうかどうしようか等々、さまざまな不安と期待が入り混じっているのではありませんか。
 私は、この阪神昆陽高等学校、特別支援学校で、是非とも自分に自信をつけていってほしいと思っています。自分しか分からないようなちょっとしたことの自信でもいいですし、○○大会に出場しアスリートとしてアーティストとして自信をつけることでもいいです。また、コツコツ何かに取り組むことが自信となるのか、友だちや先生との出会いが自信につながるのか、内容も方法も、さまざまあると思います。
 阪神昆陽は、皆さんに自信をつける学校でありたい。皆さんの成長を阪神昆陽の全職員で見守り、応援していきます。数年後の今とは違う皆さんがそのときの阪神昆陽にいるはずです。








2018年3月23日 「羅針盤(学校だより)」より

「がんばった4期生」
 3月6日、4期生が卒業しました。皆、自分の進路を決めて旅立つことができました。実は、私は初めの頃ちょっと心配していました。なぜなら、3社4社と受けてもよい結果をもらえなかった人、よい結果だったにもかかわらず自分に合う会社ではないと気づいて辞退をした人、結合実習当日急に熱が出て行けなくなってしまった人など、なかなか進路先を決めることができない人が少なくなかったからです。
 「働く人」なることを目指して3年間がんばってきた人にとって就職の不調はつらいことだと思います。大きなショックを受けるのはしかたがありません。しかし、4期生は落ち込んでもそこであきらめず、気持ちを立て直してがんばり続け、最終的に進路先を決めました。
 挫折を乗り越えてがんばった人は、苦しんだ分だけ力をつけました。この力は、これから先しんどいことにぶち当たった時にきっと役立ちます。そして、この力は一生ものの財産です。







2018年2月23日 「羅針盤(学校だより)」より

「震災学習」
 先日、神戸新聞(1/19阪神版)に1月17日に実施した本校の震災学習の記事が掲載されました。当日は、まずは過去の震災の写真や動画によって地震の恐ろしさを理解し、犠牲となった方々へ黙祷を捧げました。 続いて全校生徒が体育館に集まり災害対応シミュレーションゲーム「ダイレクトロード(海辺の町)」を体験しました。ある町で津波が迫る中、避難開始までの45分間にクラスごとに適切な消火、救助、救護などの指示を考えます。 一人ひとりに配られたカードには住民の居場所など断片的な情報が書かれています。地図を囲み、話し合いながら様々な被害に対処します。ゲームが始まってしばらくは遠巻きに眺めていた皆さんが、時間の経過とともに前のめりになり、終わる頃にはどのクラスも全員が頭を寄せ合って真剣に考えている姿が印象的でした。 災害に遭っても今までは守られ、助けられる立場だった皆さんが、これからは家族や地域の人々を助けるための大きな力になることができる、そんな勢いを感じました。







2018年1月19日 「羅針盤(学校だより)」より

「調理選手権」
 12月19日に1年生の調理選手権がありました。メニューは「焼きそばとスープ」、クラスごとに具材や味付けを工夫して順位を競います。開会式の後、まずは買い出しからです。決められた予算、決められた時間でおいしい焼きそばづくりに挑戦です。
 調理の様子を見ていると、やっぱり1年生。たどたどしい包丁遣い、危なっかしいガスの火加減。そんな私の心配をよそに、当の本人たちは、なんと楽しげに調理をしていることか…。ようやくできあがり、自分たちのつくった作品を紹介するプレゼンテーションでは、一人ひとりがのびのびとそして堂々と発表します。その姿は、入学当初の「緊張しておとなしい1年生」とは全く違いました。今、この学校は皆さんにとって「自分らしさ」を自然に出すことができる、自分以外の人の「その人らしさ」も自然に受け入れられる、そんな空間になっているのだな…。私はとてもうれしくなりました。







2017年12月22日 「羅針盤(学校だより)」より

「生活自立学習」
 3年生の「生活自立学習」が11月22日に終了しました。2人1組でワンルームマンションに2泊3日する日常生活の練習です。まず、買い物、食事を作り、お風呂を沸かし、洗濯、家計簿をつけて寝る。翌朝は自分たちで起床、朝食と昼の弁当づくり、そうじ、ゴミ出しをして登校し、普通に授業を受ける。 3年生はこの行事のために多くの事前学習をしました。「スケジュールを考える」「食事の献立を考える」「問題解決法−窓ガラスを割ってしまったら?隣の人からうるさいと言われたら?新聞の勧誘が来たら?」、実際にマンションの契約書を書く練習、入居前の確認、家賃の銀行振り込みも練習しました。
 一番大切だと思ったのは「不安を相手に伝える」学習です。まず、一緒に泊まる相手に自分のことを伝え合います。「いびきをかく」「朝は機嫌が悪い」「朝食は絶対にパン」など。それをがまんできることとできないことに分け、2人で解決方法を考えます。人と自分は違う。違うというストレスをどうすればよいか。相手も自分も納得できる方法を見つける。これができれば立派な大人です。







2017年11月27日 「羅針盤(学校だより)」より

「失敗する練習」
 2年生は3回目、1年生は初めての校外実習が終わりました。どうでしたか?うまくいきましたか?悔しいことに「失敗した」「うまくいかなかった」という人も少なくないかもしれませんね。でも、失敗した人はラッキーですよ。「えっ!?失敗したのに、ラッキーってどういうこと?」。
 卒業して社会人になると毎日のように初めてのことと出会います。だから、学校ではどんなに頑張っていた人でも失敗しない人はいません。大切なのは失敗した後です。すぐに気持ちを切り替えて立ち直ることができる。そして、同じ失敗を繰り返さないように努力する。そこに人間の本当の価値があるのです。だから、学校にいる間にたくさん「失敗する練習」ができた人はラッキーなのだと思います。失敗した数が多ければ多いほど皆さんは人間として成長するにちがいありません。「失敗は成功のもと」なのです。







2017年10月20日 「羅針盤(学校だより)」より

「副校長面談」
 9月25日(月)から昼休みに2年生の生徒、一人ひとりと面談をしています。後期職業体験週間の事業所への挨拶の練習です。普段は入ることのない校長室、まずドアをノックして「失礼します」。ちょっと緊張しながら皆さんは入ってきます。来客用のソファーに座り、1人5分間、副校長がいろいろな質問をします。好きな授業は?「体育!!」「流通・サービスの授業でポリッシャーをかけるのが好き」。頑張りたいことは?「欠席や遅刻をせず元気に登校したい」「委員長の仕事、勉強や部活を頑張りたい」「あいさつ。敬語が話せるように努力したい」「きれいな字が書けるようになりたい」「もっとコミュニケーションをとれるようにしたい」。将来は?「就職して、お父さんを助けたい」「資格を取りたい」。
 副校長面談なんて生徒の皆さんにとってはあまり楽しくないだろうと思いながら始めましたが、意外や意外、多くの皆さんが目をキラキラさせながら笑顔で話します。後期の実習でもこの調子で頑張って!!







2017年9月22日 「羅針盤(学校だより)」より

「人のすばらしさ」
 9月4日(月)の5、6時間目、3学年合同の人権ホームルーム。ある女子高生の「弟のこと」という作文を読みました。作者の弟には重度の障害があります。彼は急に大声や奇声を発するので、彼女は弟と一緒にいる姿を人に見られるのがたまらなく嫌でした。ある時、思わず「家族にあんな子はいらない」と言ってしまいます。運動会の日、競争で弟は2番目を走っていたのですが、突然、前を走っていた子が転んだのです。彼女は思いました「これで弟が一番だ!」。ところが、弟は立ち止まってしまいます。そして転んだ子を助け起こして一緒に走り始め、一番最後にゴールしたのです。それを見た周囲の人の和やかな笑いと声援、そして大きな拍手。彼女は「自分はその場にいる資格がない」と思ったという作文です。 競争で一番になることはすばらしいことです。でも、転んだ子を助け起こして一緒に走る弟のやさしさも、とてもすばらしい!今回の学習で「人のすばらしさは一つではない」ということを学びました。







2017年9月1日 「羅針盤(学校だより)」より

「『頑張る』は楽しい!」
 今年から始まった「兵庫県特別支援学校 技能検定」。ビルクリーニング、喫茶サービス部門あわせて県内で、のべ627名の申し込みがあったそうです。本校生は、のべ124名が申し込み、夏休みの補習にもたくさんの生徒が参加しました。ビルクリの補習には元阪神特別支援学校の岡本和也先生が指導に来てくださいました。先生は他の学校では、やっていない頃から「ビルクリーニング」を授業に取り入れ、たくさんの生徒を指導してこられた方です。退職した今もボランティアで生徒を指導しておられます。
 本番直前の補習の日は参加者が30名を超え、皆汗だくで練習をしていました。一人ひとりを丁寧に指導してくださる岡本先生。先生の注意を真剣に聞き、一生懸命直そうと頑張る姿。できなかったことができるようになった時のうれしそうな顔。13時半から始まった補習は17時になってようやく終了しました。
帰り際に先生は「指導していてとても楽しかったですよ…」とおっしゃいました。
「頑張る」ことはしんどいけれど楽しい。そして周りの人の気持ちも楽しくするのだなぁと思いました。







2017年7月20日 「羅針盤(学校だより)」より

「これからはじまる未来」
 7月7日にいたみホールで行われた生活体験発表会。そこでの発表者を決める3年の学年集会で各クラス代表6人の発表を聞きました。「過去」「現在」「未来」をそれぞれ色に例えながら自分を振り返ります。共通していたのが過去の色。皆、「黒」や「暗赤」「灰色」など暗い色をあげていました。中学時代まではしんどいことが多かった、自分らしく生きることができなかった。でも、少しずつ変わってきた。そんな自分のつらさを振り返り、これからはじまる未来を語る。どの人の発表も心に突き刺さる内容でした。
 人は自分のこと、それもつらいことはなかなか語ることはできません。それができる人はつらいことを乗り越えた人、そして、前に進む力をつけることができた人に違いありません。
 皆さんのこれからはじまる未来の色が「虹色」になるように・・・。皆立派な社会人になって、幸せな未来を手に入れて欲しいと思っています。







2017年6月23日 「羅針盤(学校だより)」より

「1年生校内実習」
 1年生にとってはじめての校内実習、1日6時間の立ち作業。5日間が終わった最終日、6月9日(金)の終礼に行くと「やりきった!」感があふれた笑顔がいっぱいでした。「最後までみんなよく頑張ったね。なぜ頑張れたと思う?」という質問に一人の女子生徒が答えました。「みんなが協力し合ったからです」。まさにそのとおり。もし、この作業をたった一人でするとどんな感じかな?最後までやりきることができたかな?もしかしたら途中で投げ出していたかもしれません。意識はしないけれど、周りにみんながいたから一人一人が頑張ることができたのだろうと思います。
 学校生活は「団体戦」です。「個人戦」ではありません。みんなで力を合わせて頑張り、みんなで成長する「団体戦」です。だから、自分がどんなチームに所属しているかがキーポイント。今回の実習を見ていて「阪神昆陽特別支援学校6期生」は、よいチームになっていきそうな予感がしました。





2017年5月26日 「羅針盤(学校だより)」より

「あきらめない心」
 5月8日(月)、人権講演会で北京、ロンドンの両パラリンピック入賞者である伊藤真波さんのお話を聞きました。彼女は看護師を目指していた20歳の時、バイクで通学途中、交通事故に遭い、右手を失いました。失ったのは腕だけではありません。看護師になるという夢も失い、絶望の淵に突き落とされました。ところが、彼女はそこから這い上がり、日本でただ一人の義手の看護師となり神戸百年記念病院勤務を実現しました。そして、水泳でのパラリンピック入賞。その上、昨年、無事出産し、今は左手1本で子育ての真っ最中だというのですから「すごい!」以外の言葉がみつかりません。人は「あきらめない心」をもって挑戦し続ければ壁を乗り越えることができる。その壁が高ければ高いほど乗り越えた後に強くなれる。伊藤さんの笑顔、話される姿、バイオリンを弾いてくださる姿を見て私も頑張ろうと思いました。





2017年4月25日 「羅針盤(学校だより)」より

「新入生を迎えて」
  桜の花は散ってしまいましたが、阪神昆陽は新入生を迎えて学校全体が明るい空気に包まれています。1年生はキラキラ目を輝かせながら楽しそうに廊下を歩いています。2、3年生は3月の終業式からそんなに時間はたっていないのに見違えるほどしっかりした表情に変わっています。
先日、福祉・介護コースの3年生がメンターで1年生に対してベッドにシーツを敷く指導をしていました。まずは全体説明。3年生のO君が大きな声ではきはきと説明します。続いて3年生が1人ずつ2人の1年生を担当し、大切な点を説明しながら実際にやって見せます。その次に1年生が体験。緊張気味の1年生に3年生は優しく接します。背の高いH君は分かりやすいように1年生と同じ目の高さまで姿勢を低くして説明していました。さすが、3年生!思わずうれしくなってしまいました。





2017年4月11日 「阪神昆陽だより」より

 新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。皆さんがこの阪神昆陽高等学校、阪神昆陽特別支援学校の仲間に加わったことをたいへんうれしく思います。
入学したかぎりは皆さんに「優等生」になってほしいと思います。でも、阪神昆陽での優等生は、他の学校の優等生とは少し違うかもしれません。
自分らしさを大切にしながら成長する。そして卒業するまでに社会人として通用する人間になる。私はそれができた人を「優等生」と呼びたいと思っています。
そのためには、3つの「気」が必要です。「元気」「やる気」「本気」です。
皆さんは元気ですか?特に心は元気ですか?「ちょっと元気がないな」と感じる人は先生に相談してみてください。そして少しでも早く元気を取り戻してください。
「やる気」はありますか?「正直、今までどうもやる気が出なかった」という人も多いかもしれません。そんな人は「夢」を探してください。「夢」が見つかったら「やる気」が生まれてくると思います。
「夢」が見つかったらその「夢」をかなえるために努力する。一朝一夕では結果は出ないかもしれません。それでもあきらめずに努力する。逃げたがる自分をなだめながら努力を続けさせる。そんな風に自分と戦っているうちに「本気」になっている自分に出会うことができるはずです。




2017年3月23日 「羅針盤(学校だより)」より

「心に残る卒業式」
 3月3日(金)、3期生の卒業式は心に残るすばらしい卒業式でした。卒業生の落ち着いた動き、在校生
の優しい雰囲気。式は心地よい厳粛さに包まれて進みました。そして、伊藤君の答辞。入学する前の彼は「なんで、手帳、持たなあかんねん。手帳を持っていることで周囲の人から下に見られるんちゃうか」と不安に思う反面、自分に対して自信がなく、自暴自棄になる日もあったと言います。その後、学校の授業やアルバイトを通して少しずつ自信を持つことができるようになったと彼は語りました。そして「親や先生方の言葉はすべて私たちのためであることが分かるようになりました。一人で生きているのではなく支えてもらっていたことに気づきました。本当にありがとうございました」と答辞を閉じました。
私は思わず涙がこぼれそうになりました。






2017年2月24日 「羅針盤(学校だより)」より

「人の心に」
 2月6日(月)のスマホ安全教室は、LINEオフィシャルインストラクターの福泉さんをお迎えし、全校生で講演をお聞きしました。皆さんは福泉さんの問いかけに素直に反応したり、積極的に手を挙げて発言したりしていました。講師の福泉さんは、北は北海道、南は沖縄まで、年間約220回も講演しておられるとのこと。行く学校は様々で、講演がうまくいく時といかない時があるのだと教えてくださいました。生徒がおとなしい学校だと質問しても誰も手を挙げてくれず困ってしまうこともあるのだそうです。でも、「今日は阪神昆陽特別支援学校の生徒さんがとても明るく元気なので講演していて楽しかった!」と満面の笑顔で話してくださいました。
 皆さんは普段、自分たちが人の心にどんな風に映っているか意識したことがありますか?人の心を楽しくさせることができる・・・こんなにすばらしいことはなかなかありません。




2017年1月23日 「羅針盤(学校だより)」より

「字は大切」
 年末に3年の流通・サービスコースの皆さんが実 年末に3年の流通・サービスコースの皆さんが実習でお世話になった方々あてに書いた年賀状を見せてもらってびっくり。どれも社会人として通用する立派な年賀状ばかりでした。まずは、丁寧な字。どの年賀状からも一文字一文字心を込めて書いた本人の気持ちが伝わってきました。内容は、まず年頭の挨拶、次に昨年お世話になったことに対するお礼、それから自分の近況報告、最後に来年は後輩がお世話になるのでよろしくというお願い…。「内容は先生が例を示したのですか?」と担当の先生に聞いたところ、「いえいえ。どれも生徒が自分たちで考えた内容です」という答えが返って来たのでさらにびっくり。
 先日、ある3年の生徒に内定通知を持って来校された企業の方が「本人さんからとても丁寧な礼状をもらったんですよ」とおっしゃっていました。きっとその方は礼状の丁寧な字を見て、「この生徒が入社したら、この文字のように丁寧に働いてくれるだろう」と想像されたのかもしれないなと思いました。




2016年12月22日 「羅針盤(学校だより)」より

「びっくりしたこと」
 北風が冷たくなってきました。12月8日、生徒会選挙の公示の日、生徒会長、副会長、書記に合計10名もの立候補があると聞いてびっくりしました。最近の若者は「生徒会なんてめんどくさい」とか「自分に生徒会役員なんてできるはずがない」と思っているんだろうと勝手に想像していたからです。
 立候補者の選挙ポスターを見ると「みんなと作る生徒会」「皆が楽しめる学校にしたいです」「みんなが笑顔になれる学校に」「伝統を大切にしてよりよい学校をめざします」「文化祭や体育祭などの行事を高校生と特別支援学校の生徒がお互いの交流を深め合い、楽しむことができるように頑張りたい」などの抱負が書かれていました。立候補者の前向きな思いが伝わってきて、とてもうれしくなりました。
 これから阪神昆陽特別支援学校がますます良い学校になっていきそうな予感がしています。




2016年11月25日 「羅針盤(学校だより)」より

「キャリア教育優良学校文部科学大臣表彰」
 先日、「キャリア教育優良学校文部科学大臣表彰」決定の連絡をいただきました。この賞は毎年全国の小・中学校、高等学校、特別支援学校のうち、「キャリア教育」に熱心に取り組む学校に贈られるものです。今年、兵庫県では中学校1校、高等学校1校と本校の合計3校が選ばれました。
 「キャリア教育」とは生徒一人一人が職業につき、社会人として自立するために必要な力を身につけるための教育です。本校の特徴は、皆さんが「働く人」になるため、職業に関わる専門的な教科だけでなく、日々の生活に関わる学習もたくさん取り入れているところにあります。その集大成として3年生の秋に2泊3日ずつ賃貸住宅での宿泊体験「生活自立学習」を実施しています。衣食住など毎日の生活を自分の力ですることができる。社会の一員として職場では自分の役割を果たすことができる。そんな大人になって欲しいという思いから今後も「キャリア教育」に力を注いでいきます。




2016年10月21日 「羅針盤(学校だより)」より

「顔」
 「後期は家の人や先生を喜ばせることにチャレンジしてください。」10月7日の始業式でこんな話をしました。その日の夕方、3年生のT君が私に言いました。「副校長が言ってたけれど・・・。今日、担任のA先生の誕生日をクラスのみんなでお祝いしました。A先生はすごく喜んでくれました」。その話をしている時のT君の目はキラキラ輝き、自信にあふれたとてもいい顔になっていました。
 皆さんは自分の顔をじっくりとみたことがありますか?小さい頃の写真があれば今の顔と見比べてみてください。顔は自分では気づかないうちにどんどん変わっています。小さい頃の顔は親にもらった顔です。でも、今の顔は皆さんが自分で作った顔なのです。人に優しくできる人はおだやかないい顔をしています。頑張っている人は気合いの入ったいい顔をしています。皆さんはどんな顔になりたいですか?どんな顔になるかは皆さんがどんな風に毎日を過ごすかで決まります。



2016年9月23日 「羅針盤(学校だより)」より

「世界は広い!」
 この夏、特別支援学校生2名、高校生1名が引率の先生2名とともに姉妹校であるタイ王国のキングスカレッジを訪問しました。初めてのことだったので、出発するまではいろいろな事を心配しましたが実際には大成功。向こうでは大歓迎を受けて、生徒同士もとてもいい交流ができたと聞いています。
 皆さんは毎日の生活の中で自分が「外国へ行く」ことは考えたことがないかも知れません。でも、世界は広い。皆さんの人生は長い。そして皆さんの可能性は無限です。将来、行きたい国に行くことができるかも知れません。また、日本で外国の人々と出会ったり、一緒に働いたりすることもあるでしょう。
 キングスカレッジは男子校なので女子生徒は訪問できませんでした。そこで、さる9月8日、新たにタイ王国サンキ ウィッタヤー バンコクスクール(共学)と姉妹校提携を結びました。今後は女子もタイ王国を訪問できるよう相談をすすめているところです。
 10月12日には、タイ王国キングスカレッジから生徒4名と先生2名が本校に来られます。13日の午前中には特別支援学校の授業に入る予定です。学校全体で温かく迎えたいと思います。



2016年7月20日 「羅針盤(学校だより)」より

「本当にやさしい人」
 「みんなが幸せでありますように」(2年S君)「家族みんながいつまでも健康でいれますように」(2年Yさん)「みんなが気持ちよくすごせますように。あと、みんなの願いがかないますように」(2年T君)先日、玄関に飾ってあった七夕かざりの笹の短冊をながめていると、一緒に見ていた事務室の田野さんが言いました。「優しい生徒が多いですね。自分のことだけではなく他の人のことを願っている。」
 ところで、皆さんはこれまでしんどい思いをしたことがありますか?たくさんしんどい思いをした人ほど、しんどい人の気持ちがよく分かるものです。そして、優しい人になっていくのだろうと思います。でも、心の優しい人が、人に優しい行動をしているとは限りません。優しい心を持っていても、気づかないうちにわがままを言ったり、自分の周りの人を困らせたりしていることもあります。
 本当に優しい人、人に優しい行動ができる人になるのは難しい。でも、そうなりたいと思います。



2016年6月24日 「羅針盤(学校だより)」より

「スゴイで賞」
 6月6日(月)から始まった職業体験週間。1年生は1週間の校内実習、2,3年生は2週間の校外での実習でした。むかしむかし、私が皆さんの年齢の時、いったん何をしていたのかなぁと振り返ってみました。
何となく毎日ぼんやり過ごしていたような気がします。もちろん2,3年生の皆さんのように校外で2週間も実習をした経験なんてありません。もし、機会があったとしても、その頃の自分が頑張ることができたかどうか・・・。知らない大人ばかりの中に飛び込む。失敗する。怒られる。でも頑張る。与えられた自分の役割を果たす。
これは、ものすごく難しいことだと思います。私は最後まで頑張ることができた皆さんに「スゴイで賞」を贈りたいと思います。この賞には賞状はありません。でも、皆さんが頑張った分、確実に「力」がついているはずです。それは、皆さんにとって一生の宝になることと思います。




2016年5月27日 「羅針盤(学校だより)」より

「楽しかった体育祭」

 5月14日(土)快晴。第5回育祭が行われました。私は、皆さんが一生懸命走ったり跳んだりしている姿を見て思わず「ガンバレー」と叫んでしまいました。中でも一番は「大縄まわし」でした。縄の回し役のかけ声、みんなの真剣な表情、どきどきしながらも息を合わせて、せーの、「いち、にぃ、さん…」。結果、3年生のチームが29回で第1位になりました。私はワクワクしながら見ていました。跳んでいる皆さんはどうでしたか?気持ちよかったのではないですか?そして、楽しかったでしょう。
 この楽しさはゲームやカラオケの楽しさとは違う楽しさです。12人が心を一つにする。タイミングを合わせる。そして息を合わせて跳んでいる。その瞬間が楽しいのです。人は、背の高さも性格も特技も一人一人違います。考え方も感じ方も違います。そんな人と人とが心を一つにする。これはとてもむずかしいことです。でも、むずかしいからこそ、これほど楽しいことは他にないのではないかと思います。




2016年4月25日 「羅針盤(学校だより)」より

「感謝の気持ち」
 4月14日(木)午後9時過ぎ、テレビを見ていると、熊本県で震度7の地震が起きたというニュースが流れました。激しい揺れの映像、家屋の倒壊、負傷者の数・・・。「現地方々はどんなに恐ろしく、不安な時間を過ごされているだろうか」と思っているうちに、21年前のことが頭によみがえりました。阪神・淡路大震災です。
当時、私はテレビが映し出す被災地の様子が恐ろしく、日増しに不安な気持ちが募っていました。ところが、数日後、どこの国だったか、海外から救助隊が救助犬を連れて来てくれたというニュースが流れました。その姿はとても頼もしく、直接自分が助けてもらうのではないのに、とてもうれしく温かい気持ちになったことを覚えています。
 私たちは、いつも多くの人々に支えられている。その結果、生きることができている。だからこそ、決して感謝の気持ちを忘れてはいけないとその時思いました。


2016年4月8日 「阪神昆陽だより」より

  新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。皆さんがこの阪神昆陽高等学校、阪神昆陽特別支援学校の仲間に加わったことをたいへんうれしく思います。
 さて、皆さんにとって今1番大切なものは何ですか? 一人ひとり、いろいろなものが頭に思い浮かんでいるかもしれませんね。でも、皆さんにとって1番大切にしなければならないものは「自分」だと思います。「自分」を大切にするということは、自分をなりたい自分に成長させてやることです。そのために、勉強、部活動など日々の学校生活に全力で取り組んでください。
 2番目に大切にしなければならないものは皆さんの周囲の「人」です。家族、友だち、先生、地域の人々。皆さんは決して一人では生きていけません。周りに「人」がいてくれるからこそ生きていけるのです。
 学校生活は思いのほか、「あっ」という間に終わってしまいます。1日1日、「自分」と自分の周囲の「人」を大切にしながら楽しい学校生活を送りましょう。

 

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