学校概要

教育理念

学校の特色

創立109年を迎えた伝統ある学校で、緑に囲まれた広大な校地、整備された施設、設備などの恵まれた教育環境の中で学習活動、部活動に汗を流し、学校行事 に青春をぶつけ、明るくきびきびとした生活を送っている。

本校には普通科、生活科学科、体育科があり、多様な能力、関心をもった生徒が入学し、それぞれの 目標達成のため努力している。

また県立高校唯一の体育科を設置し、体育科生を中心とした部活動も活発で、全国レベルの実績をあげている。

設置課程と学科

課程 学科 募集定員(学級数)
※令和4年度
全日制 普通科
『うち看護医療類型』
160(4)
『24』
生活科学科 40(1)
体育科 40(1)

教育目標

  1. 「生きがいある生涯のために、生きる力と学ぶ力を身につけよう」
  2. (1)自立的に生きる力と生涯学び通す意欲と姿勢を培う。
  3. (2)規律と責任を重んじ、自律と協調の精神を養う。
  4. (3)思いやりや寛容の心と人権尊重の精神を養う。
  5. (4)豊かな心と逞しい身体を養う。

校訓・生徒信条

校訓
 「誠実 協調 創造」

生徒信条
 「試練 克己 栄光」

教育方針

  1. (1)学校・保護者・地域との連携を密にし、魅力ある学校づくり、地域から信頼される学校づくり、安全・安心な学校づくりを推進する。
  2. (2)本校の特色を生かし、基礎・基本の確実な定着を図り、個性や創造性を伸ばすとともに、豊かな感性と自立して未来を切り拓く力を養う。
  3. (3)命と人権を尊重し、国際的な視野で多様な文化や価値観を理解し尊重する態度を養い、高い志をもって国際社会に貢献する力を培う。
  4. (4)厳しさのなかに温かさのあるふれあいを通して、生徒理解に基づく生活指導を心がけ、生徒一人ひとりの社会性と主体的な進路選択能力を育成する。

本年度重点目標

(1)キャリア教育(進路指導)の充実

  1. より充実した進路指導体制の構築
    進路講話や進路ガイダンスの時期・プログラム・内容等、3年間を見すえた進路指導計画を作成し実施する。また、模擬面接指導や小論文指導、模擬試験や補習等、情報共有と連携を密にして全職員で生徒を育てる指導体制を確立する。また、生徒・保護者への積極的な情報提供を行う。
  2. 教職員の進路指導力の向上
    進路状況(就職・進学)の整理と分析を行い、共通理解をしながら生徒の指導にあたる。また、最新の進路情報の入手と進路指導力の向上を目指した職員研修会を充実させる。
  3. 学びの原動力・推進力となる体験学習の充実
    高大連携を推進し、計画的に大学見学会や分野別模擬授業などに取り組む。
    また、産学連携を推進し、インターンシップ、職場訪問など体験学習の機会を充実させる。
    体育科や生活科学科については、トップアスリートやスペシャリストから直接指導を受ける機会を充実させる。

(2)生徒学力の向上

  1. 教職員の教科指導力の向上
    生徒の興味と意欲を高める「わかる授業」作りのために、計画的に公開授業や研究授業に取り組む。また、定期的に生徒による授業評価アンケートを実施し、主体的・対話的で深い学びの視点から授業改善に役立てる。
    高大接続改革をふまえ、知識・技能の習得と思考力・判断力・表現力などの育成のバランスを重視し、指導目標を明確にした授業を実践する。
  2. 学習習慣の確立
    学習規律を確立し、生徒が真摯な態度で、授業に取り組むようにさせる。
    また、学期ごとに生徒の生活実態及び学習状況調査を実施・分析し、家庭学習の習慣を定着させるサポートの一環として、学習の記録の作成や定期的な補習、週末課題、課題確認テストなどの取組を継続的に実施する。
  3. 模擬試験や資格試験の活用
    定期的に模擬試験等を受験させ進路意識の向上を図る。模擬試験等の受験後の振り返り(解き直し・復習)を習慣づけ、苦手分野の克服に努めさせる。
    また、英語検定や漢字検定、情報処理検定などの検定試験を校内で実施し、資格の取得を奨励する。

(3)広報活動の充実

  1. 各種通信及びホームページの充実
    学年通信、学科通信など各種通信は少なくとも毎月1回発行し、ホームページに掲載する。
    また、ホームページの更新回数を増やすとともに内容の刷新を図る。
  2. オープン・ハイスクールの効果的な運営
    毎回、異なる視点で開催し、本校のあらゆる活動を、全校を挙げて協同で運営する。また、生徒を前面に押し出した企画・内容で本校の育てたい生徒像を発信する機会とする。
    学校紹介ビデオを更新し、リピーターにも様々な本校の姿を見せるように努める。
  3. オープン・スクールの機会と内容の充実
    生徒会行事(文化祭・体育大会)や秋の授業公開週間に加えて、課題研究発表会(体育科・生活科学科・看護医療類型)をオープン・スクールの期間に加え、更なる 内容の充実を図る。
  4. 三学科発表による情報発信
    生活科学科・体育科・普通科の合同発表会を学校外の施設で行い、地域の方々や中学生に本校の教育活動の成果を見ていただき情報発信をより充実させる。 

(4)部活動・生徒会活動の充実

  1. 規律ある部活動運営と入部率のアップ
    生活三原則(時を守り・場を清め・礼を正す)を徹底し、規律ある部活動運営を心がける。また、定期的に部活動集会を開催し、部活動間の交流を深めるなど、生徒の主体的な活動を支援することで部活動の活性化と入部率のアップを図る。
  2. 生徒会活動・ボランティア活動の充実
    文化祭、球技大会、体育大会といった生徒会行事を、生徒が主体的に企画・運営できるように支援することで生徒会活動をこれまで以上に活性化させる。
    また、生徒会が中心となり、各種ボランティア活動に積極的に取り組めるように環境を整える。
  3. 委員会活動の活性化
    図書委員会を中心とした読書の推進活動、美化委員会を中心とした校内外の環境美化活動、風紀委員会を中心とした挨拶運動、保健委員会を中心とした健康で安全な生活を送るための啓発活動など、各種委員会活動を活性化させ、活気ある学校づくりに努める。

(5)心のサポートシステムの構築

  1. 教職員の専門性の向上と協働体制の構築
    生徒の内面理解に基づき、自己有用感を高めて、やる気を起こさせる指導を推進する。そのために、カウンセリングマインド研修会等、教職員の専門性を高める研修会を計画的に実施する。また、生徒情報を共有し、組織的に指導・支援にあたる体制を整える。
  2. 中学校や保護者と連携した生徒情報の収集及び共有化
    合格発表後すぐに中学校に訪問し、本校所定の様式である「生徒パーソナルファイル」を中学校・保護者の協力を得て作成する。入学後も定期的にパーソナルファイルの見直しと情報の共有化を進め、中学校・保護者と連携協力しながら、個々の生徒の指導・支援にあたる体制を整える。
  3. より良い人間関係、心を支える相談体制の構築
    人権HRや人権講演会等、人権感覚育成のための取り組みを充実させる。担任だけでなく、部活動顧問、教科担当など、生徒との個人面談の機会を充実させる。また、カウンセリングの機会を充実させ、必要に応じて特別支援委員会を中心にチームとして生徒の支援にあたるようにする。
  4. いじめの未然防止体制の確立
    生徒指導部と連携し、いじめの未然防止に全職員で取り組む体制を確立する。