兵庫県立東播工業高等学校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。校長の川西です。校長として本校２年目を迎えます。どうぞよろしくお願いいたします。昨年度は、コロナ禍で臨時休業もあり、十分な情報発信ができませんでした。今年度は、このホームページが、本校生徒、保護者及び同窓生、地域の方々に情報発信していけるように活用していきますので、よろしくお願いします。
　本校は、昭和３９年に設立され、今年で５８年目を迎える加古川市唯一の全日制課程の工業高校です。これまでに多くの卒業生を輩出し、卒業生、同窓生の皆様は、県内外で地域の産業の発展に大きく貢献されています。
　校訓である「健やかに伸びよう汗だして」のもと、「ものづくり　ひとづくり　まちづくり」をビジョンに掲げています。すべての「ひと」と「もの」とが繋がるIoTの社会がすすむ中、「ものづくり」を通して「ひとづくり」「まちづくり」に努めてまいります。
　また、ふるさと貢献・活性化事業などを通じて地域と連携を図り、地域社会の活性化に取り組んでいます。このような取り組みに対し、保護者や地域の皆様からは、規律と礼節を大切にしつつ、何事にも意欲的に取り組む活気に満ちた校風に対して温かいご支援をいただいています。
現在、本校には工業に関する機械科、電気科、建築科、土木科の４学科があり、教室での学習と実習棟での実技、体験を取り入れた授業展開をしています。これからの学習は、「何を学ぶか」から「どのように学ぶか」そして「学んだことをどのように活かすか」「どのように社会・世界と関わるか」が大切となり、社会における様々な場面で活用できる力が必要となります。本校では工業の専門分野に関する資格取得や高校生ものづくり競技大会への出場など、生徒はいきいきと学校生活を送っています。また、運動部・文化部・同好会・サークルなど課外活動も充実しています。地域活動においては「高校生ふるさと貢献・活性化事業」や「ボランティア活動」、「出前修理・修繕」などの社会貢献活動も行っています。 今後も、在校生、卒業生、保護者の皆様、同窓会、地域の皆様、本校にゆかりのあるすべての方々のご支援をいただきながら、校訓に込められた理念を守りつつ、時代の変化に対応した魅力ある学校、地域に愛される学校づくりに努めてまいります。今後とも本校の教育活動にご理解とご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

令和３年 ４月 １日

校長　川西　一樹