学校長挨拶

 

兵庫県立東播工業高等学校のホームページをご覧いただきありがとうございます。 令和7年4月、伊藤 淳 校長の後任として着任いたしました藤川 弘起(ふじかわ ひろき)です。60年を超える歴史と伝統に彩られた県立東播工業高等学校に校長として着任できましたことは、大変光栄なことであると同時に、生徒や保護者の皆様はもとより、数多くの同窓生や地域の皆様から本校に寄せられる期待の大きさに身の引き締まる思いです。 本校は、昭和39年に設立され、1万6千名を超える卒業生を輩出してまいりました。卒業生は播磨地域のみならず、県内外の様々な分野で活躍し、産業の発展に大きく貢献しております。「健やかに伸びよう汗だして」の校訓のもと、先輩方が築いてこられた伝統を継承しながら、自己を確立し、心豊かで、礼節を身に付けた活力あふれる産業人の育成を目指し日々の教育活動を行っています。また、本校のビジョンを「ものづくり ひとづくり まちづくり」と定め、教職員、保護者の皆様はもとより地域社会とも一体となった学びに取り組んでおります。 現在、本校には、機械科、電気科、建築科、土木科の4学科を設置しており、生徒は日々、それぞれの専門性を身に付け、また多種多様な資格・検定にも果敢に挑戦しております。また地域と連携した多様な活動や探究的な学びを深めていくことにより、自らの未来を自らの力で切り拓くことのできる人材を育成し、工業の専門高校として求められる「将来のスペシャリストの育成」「地域産業を担う人材の育成」「心豊かで自立した産業人の育成」に繋がる豊かな教育活動を展開しております。 生徒たちがこれから歩む未来は予測困難な時代であり、また多様な価値観が尊重される時代でもあります。だからこそ生徒一人ひとりが自ら社会と向き合い、在りたい未来を自ら創造する力を身に付けていくことが求められています。そのためにも本校がこれまで培ってきた工業の専門教育はもとより、部活動や学校行事など様々な教育活動を通じて生徒の自主的な活動を支え、より一層発展させることで、学び続ける力やコミュニケーション能力、社会人としての基礎素養を身に付けた人物を育て上げることが本校に求められる大きな使命であると考えております。教職員一同、チームワークを大切にし、生徒一人ひとりとしっかりと向き合った教育活動を展開することで、地域に愛され、地域の期待にお応えできる東播工業高校であり続けられるよう、尽力してまいります。 日々、本校を支えてくださる全ての皆様に改めて感謝申し上げますとともに、より一層のご支援、ご協力を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

 

 

令和7年4月1日  

東播工業高等学校  

校長 藤川 弘起