教育目標
1 基本方針
校訓「自律進取・和衷敬愛・質実剛健」の精神に基づき、人間としての在り方・生き方について考える姿勢を涵養すると
ともに、生涯学び続けるための基礎を培い、21世紀を主体的に生きる「こころ豊かでたくましい人間」を育成する。
2 教育の目標
(1)自ら進んで学ぶ力…主体的・創造的に生きる力を育むために、自ら学ぶ意欲や思考力・判断力を養う。
(ア)生徒一人一人の個性を伸張し、思考力、判断力、表現力等を育成する。
(イ)志を抱いて自発的に学び、自らを向上させる意欲と態度を育てる。
(ウ)個を確立し、困難に立ち向かうたくましさを培い、自ら進路を決定する能力を養う。
(2)思いやりの心…「共に生きる社会」を目指し、よりよく生きるための基本的な心構えや、自らを律し、
他人と協調し、他人を思いやる心を育てる。
(ア)基本的な生活習慣やマナーを身に付け、自律心と集団の一員として生きる自覚を促す。
(イ)生命や人権の大切さを感得させるとともに、生きることへの積極的な姿勢を養う。
(ウ)他を思いやる温かい心と社会への奉仕の精神を育み、福祉活動を実践する力を高める。
(3)健やかな体……活動の源となる体力や生涯にわたって健康で安全な生活を送ることのできる能力や態度を養う。
(ア)人と自然の調和を目指し、環境に対する豊かな感受性や知識を培う。
(イ)自らの健康と安全を守る習慣を身に付け、規則正しい生活を確立させる。
(ウ)日常的に運動に親しむ能力や態度を育て、体力の向上を図る。
教育の方針 −心の教育を推進し、生きる力をはぐくむ−
1 豊かな人間性や社会性を育む教育の推進
(1)生徒一人一人の願いを的確に受け止め、人間的なふれあいに基づいた指導を展開する。
(2)「共に生きる社会」を目指し、人権尊重を基盤に同和問題、女性・子どもや障害のある人、外国人等の人権上の課題
に対応した教育を進める。
(3)「地域貢献活動」を中心に情操教育、環境教育や福祉教育を推進し、生命の大切さや思いやりの心を育てる。
(4)震災の教訓を生かし、防災意識の高揚を図るとともに、人間としての在り方・生き方を考える「新たな防災教育」を
充実する。
2 個性を生かす教育の充実
(1)「分かる授業」を通じて、基礎・基本の定着を図るとともに、系列ごとの教育課程を編成し、生徒が学びたいことを
学べる環境を作る。
(2)生徒一人一人の特性を的確に把握し、個に応じた指導の深化を図る。
(3)学習への興味・関心を引き出す体験的学習を重視した取り組みを進める。
(4)習熟度別クラス編成や少人数指導により、よりていねいに学習目標達成の程度に合わせた指導をする。
3 社会の変化に対応する教育の推進
(1)外国人外国語指導助手を活用し、国際理解を深めるための基本的なコミュニケーション能力を養う。
(2)ホームステイによる海外語学研修等、国際交流を積極的に実施する。
(3)コンピュータ学習を進め、情報活用能力と情報モラルの育成に努める。