はじめに

食べることは暮らすことです。
地域の食べ物をよく知ることは、地域の姿を知って地域でよく暮らせる人になることにつながります。

食べ物には、歴史があり、上手に付き合って暮らしを高めてきた先人の知恵や技があります。
地域の食べ物をよく知ることで、ひょうごへの愛着だけでなく日本全国の各地の風土に合った食べ物、さらには世界の食べ物への関心と理解を深めてくれます。

例えば
兵庫県の各地域にある食べ物を調べてみましょう。

例えば
農林水産業に携わる人たちの工夫や願いに触れてみましょう。

例えば
地域の食べ物を通して、郷土料理や食文化に関心をもちましょう。

兵庫県の地域の食べ物を通して、地域に根ざした暮らしが見えてきます。

教職員や子どもたちが兵庫県を知り、各地域への関心をもつための資料として活用いただくことはもちろん、教職員が社会科や家庭科、特別活動(学級活動、給食指導、学校行事等)、総合的な学習の時間等で活用するとともに、子どもたちが調べ学習等の資料として使える教材として作成しました。

地場産物に関する食育教材開発検討委員会委員長 藤本 勇二