県立学校における異物混入事案について(令和4年度)
体育保健課
学校教育
県立学校における異物混入事案について
1 令和4年度異物混入事案の概要
令和4年度の県立学校の学校給食における異物混入の件数は、非危険物18件で、健康被害はありませんでした。また、危険物の混入事案はありませんでした。
2 異物混入事案の内訳
異物混入事案の内訳は、「毛髪」が2件(11.1%)、「ビニール片」2件(11.1%)、「虫(衛生害虫除く)」3件(16.8%)、「プラスチック片」1件(5.6%)、「スポンジ・たわし」1件(5.6%)、「繊維(糸)」1件(5.6%)、「その他」8件(44.4%)でした。
(1)危険物
危険物の混入事案はありませんでした。
(2)非危険物
非危険物の内、「毛髪」については、食材に付着していた可能性や、調理中に混入した可能性、教室での配膳または喫食時に混入した可能性が考えられます。「ビニール片」については、食品の包装(ビニールテープ、ビニールの切れ端)が混入した事案でした。
「虫」については、野菜等の食材への付着や、調理場又は教室等での混入が考えられます。
「スポンジ・たわし」については、摩耗したたわしの一部が混入した事案でした。プラスチック片については食品工場内で入った可能性が考えられます。ナイロン製の糸については、ほうれん草に付着していた可能性が考えられます。「その他」については、ダクト破損による枯れ葉の混入の可能性(給食提供前に停止)、キッチンペーパーや干し椎茸の石突きに付着していたとみられる木片、などがありました。
◆詳細は別表のとおりです。
再発防止に向けた今後の対応
(1)文部科学省「学校給食衛生管理基準」及び県教育委員会「学校給食衛生管理マニュアル」
に基づき、すべての工程においてその徹底を図ります。
(2)異物混入の原因究明とその改善策や再発防止策の徹底を図ります。
(3)異物混入事案について、衛生管理関係研修で資料等として活用し、衛生管理の周知徹底を
図ります。