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学校長あいさつ

  

 令和5年度、第31代校長として着任いたしました。よろしくお願い申し上げます。本校は、令和10年度に創立100周を迎える専門学科の伝統校として、淡路島内外で活躍する「人財」を数多く輩出してまいりました。今後もこの伝統を引き継ぎ、緑豊かな素晴らしい環境のもと、「健康」「誠実」を校訓として生徒の自尊感情を高めるとともに、「人間力」「対話力」「社会力」など、これからの時代を生き抜くために必要な力を身に付けた職業人の育成を目標に取り組んでまいります。そして、「生徒が入学してよかったと思える学校」「保護者が入学させてよかったと思える学校」「地域から応援してもらえる学校」を目指し教職員一同力を合わせて取り組んでまいります。
具体的には、高度な機械や機器を用いた実践的なものづくり、ICT機器の活用、資格や技術の習得、地域連携型の授業等、専門教育の中における課題対応能力、キャリアプランニング能力などのキャリア教育が充実しています。また、インターンシップに参加する生徒も数多く、体験教育を通して地域の人々と接し、郷土に対する理解や愛着を育む機会となっています。社会人の基礎として、あいさつやマナーに関する指導が行き届いており、礼儀や言葉遣いがしっかりとできる「人財」を育成しています。確かな学力の育成の取り組みにおいても少人数授業を取り入れている科目があり、主体的、対話的で深い学びも取り入れる工夫がしやすくきめ細かな指導の充実を図っており、基礎学力の定着ができる環境でもあります。
さて、この3年間新型コロナウイルス感染症が子どもたちの学校生活に様々な影響を与えてきましたが、徐々に以前のようにのびのびと学校行事や部活動に取り組めるようになりました。これらの活動は、生徒の自己肯定感、自己有用感、自己効力感などの自尊感情を高めるために必要不可欠であります。生徒たちが自主的に思う存分、楽しく取り組めるよう努力してまいります。
また、明るい話題として、サッカーワールドカップの侍BLUE、野球WBCの侍JAPANが世界で大活躍し日本中が盛り上がり、多くの若者が感動や勇気をもらったことでしょう。コロナのうっぷんを吹き飛ばしたような感じがあります。令和5年度からはこの明るい話題に乗って学校生活も明るく送っていきたいものです。
生徒たちが本校での学びを生かして夢や希望を実現できるよう、生徒に寄り添った教育活動を行ってまいりますので、今後ともご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

                   兵庫県立洲本実業高等学校 校長 朝田 正樹

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