サクランボみっけ! 
 
                       
           うひょっ〜サクランボがなっとる!

 赤くつやつやとした実は、見るからに美味しそうですが・・・「ちょっと待てよ、校内にサクランボの木があったかな?」この木を改めて見れば、サクラではなくドングリがなるコナラです。であれば、サクランボに見えるこの実(?)は、ひょっとして“虫えい”でしょうか。
 
 
 
 
 虫えいとは、虫が植物に寄生することでできる、たんこぶのようなもので“虫こぶ”とも呼ばれます。

 調べるとやっぱり虫えいで、名前は「ナラメリンゴフシ」でした。つまり、ナラの木の芽にできる、リンゴのような虫こぶという意味ですね。私はこの虫えいをサクランボのように思えたのですが、名付け親はリンゴに見立てたのです。

 虫えいは、色や形がバラエティーに富み、見ているだけで楽しいものです。さあ、みなさんも身近な場所で虫えい探しをしてみませんか。

 この自然のページでも、何度か虫えいを取り上げています。以前のページも合わせてご覧ください。
 
 写真・文 増田 克也
 


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