今年も咲いた金色のラン
本校の自然観察路、くまコースの傍(かたわ)らにキンランが咲(さ)いています。平成14年に、この周辺の雑木林を手入れしてから、数株ではありますが、毎年のように花を見せてくれるようになりました。
山が荒(あ)れると、いつの間にかひっそりと姿を消してしまうキンラン。この花を目にする度に、山林整備の必要性を感じます。
生活棟(せいかつとう)の前に広がる林にも、バンザイ!と葉を上に伸(の)ばしたキンランがありました。明日には開くのでしょうか、先端(せんたん)には小指の先ほどのつぼみを付けています。
キンランの花は、すぐに黒ずみ散ってしまいます。忘れないように、必ず翌朝には様子を伺(うかが)うことにしましょう。
写真・文 増田 克也
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