1991 日本
6月3日に長崎県の雲仙普賢岳で大火砕流が発生した。
警察官や住民、取材陣など40名が亡くなり、3人が行方不明になった。
水無川流域の住民に人々ら1090世帯、約4200人が避難した。
噴火活動で不明者、死者が出たのは初めてのことです。
◆雲仙普賢岳(標高1,359m)
長崎県の島原半島中央部にある火山。
広義では普賢岳、国見岳、妙見岳の三峰、野岳、九千部岳、
矢岳、高岩山、絹笠山の五岳からなる山体の総称。
「三峰五岳の雲仙岳」と呼ばれている。
◆火砕流
火山噴火の際にマグマが発砲や崩落により粉砕されて高温ガスと一体になって、火山の斜面を高速で流れ下る現象のことです。
スピードが凄く早いので車で逃げることはできません。高温とガスが発生するため、巻き込まれた人たちは即死してしまいます。