兵庫県文化財保存活用大綱の策定

 

 

1 策定の趣旨

過疎化・少子高齢化等の社会状況の変化を背景に、各地の貴重な文化財の滅失・散逸等の緊急の課題が生じています。

このため、兵庫県における文化財の計画的な保存・活用の推進力の強化を図ることを目的に、「第3期ひょうご教育創造プラン」に基づく文化財分野の指針として文化財保存活用大綱を策定しました。

 

2 策定に至る背景

文化庁は、平成306月に「文化財保護法」を改正(平成3141日施行)し、都道府県による「文化財保存活用大綱」策定、及び市町村による「文化財保存活用地域計画」作成が制度化されました。

これまで価値付けが明確でなかった未指定を含めた文化財をまちづくりに活かしながら、文化財継承の担い手を確保し、地域社会総がかりで取り組んでいくことのできる体制整備を図ることがもとめられています。