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英語T 公開講座 第5回
Lesson5
Lesson4で第1文型〜第3文型までを学習しましたが、さらに第4文型と第5文型について学習していきましょう。
第4文型 O(人)にO(物)を〜する
S V O O |
目的語が2つある文型です。人に物を与える(送る、見せる、教える、売る、・・・)などと訳します。
He gave me a bag.
(彼は 私に かばんを くれた。)
She sends me some
pictures. (彼女は 私に 何枚かの写真を 送る。)
They sell us flowers.
(彼らは 私たちに 花を 売る。)
第5文型 O=C(だ)とVする
S V O C |
この文型は最初は訳しづらいかもしれません。次にいくつか例文をあげておきますから訳し方に慣れてください。第2文型(SVC)のCはSの説明を補いましたが、この第5文型ではCはOの説明を補う語です。「O(の状態、性質等)= C である」という関係が成り立ちます。この関係をしっかりと訳すのがポイントです。
We call her Mariko.
(私たちは 彼女を マリコと 呼ぶ。)
(her = Mariko と call する)
They named the baby Taro. (彼らは その赤ん坊を タローと 名づけた)
(the baby = Taro と name した)
*このnameは、「名前」ではなく「名づける」という動詞です。
I found the book interesting. (私は その本が 面白いと わかった。)
(the book = interesting だと find した)
*このfindは「気づく」「わかる」と訳します。
*違いに注意! 区別しましょう。
I found an interesting
book.
(私は 面白い本を 見つけた。)
これは第3文型ですね。第5文型との違いに注意しましょう。
第4文型と第5文型の見分け方
次の文の意味と文型を考えてみましょう。
(1) He
made the lady a dress.
(2) He
made the lady his wife.
一見、とてもよく似た文ですが、
(1) は「彼は その女性に(O) ドレスを(O) 作ってあげた」という意味で、「人に物を〜」の第4文型です。第4文型ではO≠Oです。The lady ≠ a dress ですね。
(2) は「彼は その女性を(O) 彼の妻(C) にした」という意味で、第5文型です。
O (the
lady) = C (his wife) が成り立つのが特徴です。この make は「作る」ではなくて「〜にする」と訳します。