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英語T 公開講座 第4回
LESSON4
「〜でした」「〜しました」と過去のことを言うときは、動詞を過去形にします。
動詞の過去形の作り方を確認しておきましょう。
1.be動詞の過去形の作り方
am
/ is → was are → were となります。
現在形 過去形
I am busy. 私は忙しい。 I was
busy. 私は忙しかった。
He is busy.
He was busy.
They are busy.
They were busy.
否定文、疑問文の作り方は現在形のときと同じです。つまり・・・
否定文にするときは、was, were にnot をつけるだけです。
He was not (=wasn’t)
busy.
彼は忙しくなかった。
They were not (=weren’t)
busy.
疑問文にするときは、was, were を前に出すだけです。
Was he busy?
彼は忙しかったですか。
Were they
busy?
2.一般動詞の過去形の作り方
一般動詞の過去形は規則的な変化によるものと不規則な変化によるものがあります。
よく使う不規則変化動詞はしっかり覚えておきましょう。
規則変化の例(最後が -ed で終わる。)
a群
hope →
hoped watch → watched walk → walked
talk →
talked
(語尾は[ t ] と発音)
b群
call →
called use → used
answer →
answered
(語尾は[ d ] と発音)
c群
want →
wanted start → started print → printed
(語尾は[ id ] と発音)
d群
study →
studied ( y を i に変えて ed をつける)
不規則変化の例(ひとつずつ覚えましょう。教科書pp.106,107を見てください。)
a群
have →
had get → got
make →
made write → wrote
go → went
(形が変化するもの)
b群
cut → cut put → put (形が変化しないもの)
3.文型について
英語の文の並び方は日本語の文の並び方と大きく異なっています。英語では単語の並び方(語順)が非常に大切です。最初は戸惑ってしまう英語の語順も、基本的な骨組みの部分に注目してみると、ほとんどの文は5つのパターン(5文型)にあてはまります。文の基本的な骨組みを構成する部分を文の要素と呼び、S(主語)、V(動詞)、O(目的語)、C(補語)の4つをさします。これ以外の部分は修飾語句と呼び、いわばアクセサリーのようなものと考えます。アクセサリーの部分に目を奪われないようにして、骨組みに注目し、英語の文の組み立て方を確認しておきましょう。自分で文を作るときや、一見複雑な英文の構造をつかむときに役立ちます。
第1文型 SV 〜は・・・する、 〜が・・・する
I run. (私は 走る)
S V S V
I work. (私は 働く)
S V
S V
She sings. (彼女は 歌う)
S V
S
V
「〜は、〜が」に当たる語を主語といい、Sという記号で表します。「〜する」「〜である」を表す語を動詞といい、Vという記号を用います。第1文型はSとVだけで構成される文型です。
第2文型 SVC S(の様子、状態、性質)はCである
I am a student. (私は 学生 です)
S V C
S C V
She is kind.
(彼女は 親切 です)
S V
C
S
C V
I am. She is. だけでは何のことかわかりません。私は何なのか、彼女はどんな様子なのかを説明する語が必要です。上の文の主語である I やSheについての説明を補う語
(a student, kind)を補語といい、Cという記号で表します。この文の特徴はS = Cという関係が成り立つということです。上の文ではI = a student, She = kindという関係が成り立っています。また、be動詞がよく使われるのもこの文型の特徴のひとつです。
He became a great artist. (彼はすばらしいアーティストになった。)
S V
C
この文では動詞はbe 動詞ではなく、becomeが使われていますが、a great artist はHe を説明しており、He = a great
artist です。これも第2文型です。
第3文型 SVO SはOを〜する
I know him. (私は 彼を 知っている。)
S V O
S O V
I love you.
(私は あなたを 愛している。)
S V
O
S
O
V
He has a sister. (彼は 妹を 持っている→彼には妹がいる)
S V O S O V
この文は「彼には妹がいる」と訳すことが多いですが、英語では「彼は妹を持っている。」と書いてありますから、「妹( a sister )」はOにあたります。
少し複雑な第3文型
SV[(that)・・・] O |
I know (that) he is a
doctor. (私は 彼が医者だということを 知っている。)
S V
O
S
O
V
一見複雑ですが、that・・・は「・・・ということ」と訳し、ひとまとまりの意味を表します。that he is a doctor は「彼が医者であること」と訳し、ひとまとまりでOの働きをしています。次の文も同様です。
I think
(that) she likes music.
(私は彼女は音楽が好きであるということを思う。→私は彼女は音楽が好きだと思う。)
*このthat は省略されることがよくあります。
*教科書p.25
I believe
that this is important.
I hope
that many people will use the wind and other natural power.
などもこの形ですね