薬物乱用防止講演会

本校体育館にて

本校体育館にて薬物乱用防止講演会が行われました。 「薬物」と一口で言ってもその内容は多岐にわたります。 今回は数ある「薬物」の中でも「たばこ」の害について、 六甲病院薬局長の小西健一先生をお招きし、 1時間半にわたってお話ししていただきました。

たばこというと、その害として肺ガンが多く知られていますし、 最近では喫煙そのものだけでなく、 副流煙による悪影響が多いことが常識となりつつあります。 今回は、こういった情報に加え、女性の喫煙率増加と胎児への影響、 そして依存症の問題について特に強調して、 ビデオやスライドによる説明も併せて解説していただきました。

終了後、全校生徒に対してアンケートを実施しました。 たばこの害について知っていることを尋ねた質問に対しては、 やはり圧倒的に「肺ガン」という回答が多く見られましたが、 中には「周囲の人にも迷惑がかかる」という回答もあり、 副流煙やエチケットの問題も含めて、 「喫煙は吸う人間だけの問題ではない」 ととらえられている様子がうかがわれました。

喫煙経験の有無への質問に対しては、 残念ながら「経験がある」と回答した生徒が少数あったのですが、 その多くが「やめようと思ったことがある」答えていました。 今回の講演会をきっかけに、たばこの害について認識し、 喫煙をやめてくれることを期待します。


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