燃料電池を体験しよう!!
兵庫県立八鹿高等学校
自然科学コース
最近話題の燃料電池。 クリーンなエネルギーとして 注目されている。
水を電気分解すれば 水素と酸素ができるんだったら、
水素と酸素を 化合させて 水 と電気を作る ? こともできる。
 
●実験のしかたは?
[用意するもの]
  ニッケル金網  電気分解装置  塩化パラジウム  塩酸  電子オルゴール
 
[実験方法]
1.5%の水酸化ナトリウム水溶液を電解液として水の電気分解を行う。
 
2.気体が発生したら、電子オルゴールをつなぐ。
 
[アルカリ型燃料電池]
 電気分解装置の中は水酸化ナトリウムを溶かしたアルカリ溶液で満たされています。
この中で電子のやり取りが行われて電気が流れます。
 
   反応解説のムービー 
    (4.3MB,1:07)
 
 負極での反応
 水素ガスが金網にぶつかると塩化パラジウムのはたらき(触媒作用)によって水素ガスは水酸化物イオンと反応して水になります。あまった電子は外部回路(電子オルゴ一ル)を通って十極(正極)に流れます。(電流が流れる)
 正極での反応
 酸素と水と負極から伝わった電子が反応して水酸化物イオンができます。
 
 
●気をつけよう
 * 水酸化ナトリウムは、強いアルカリ性で、目にはいると失明することがあります。
   必ず、防護めがねをかけて実験しましょう。
 * もし、目に入ったらすぐに多量の水で洗い流し、お医者さんに見てもらいましょう。