ミンミンゼミを作ろう
〜空気の柱を共鳴させよう〜
兵庫県立篠山鳳鳴高等学校
地学部
●どんな工作なの?
 ガラス管や竹の筒に下唇を付けて強く息を吹き込むと音が鳴ります。君たちは鳴らしてみたことがありますか。これは,ガラス管や竹筒の中の空気の柱が共鳴しているのです。
 
 さあ,この共鳴の原理を使ってミンミンゼミを作ってみましょう。
   作り方説明のムービー 
    (6.2MB,1:38)
 
 
●工作のしかたとコツ
1.トレーシングペーパーを適当な大きさに切り,接着剤で塩化ビニル管の口にぴったりとはり付け,その上にセロハンテープをはって補強します。
 
2.たこ糸の片はしに小さい紙を結び付けもう片方をししゅう針を使ってトレーシングペーパ一に通したあと,たこ糸のはしを紙ごとトレーシングペーパーにのりづけします。
 
3.木の棒の先5 cm位に松ヤニをぬり,たこ糸のはしを輪にして木の樺に通し木の棒の先に止め金を取り付けます。
  あとは,羽をはり付け,目をかけばセミの完成です。
 
●どうやって鳴らすの?
 とっても簡単 ! 木の棒の松ヤニをぬったところで塩化ビニル管を回すだけミンミンゼミの声がしてきますよ。
 
●失敗しないために
・トレーシングペーパーを塩化ビニル管にはるときは,たるまないようにピンとはりましょう。(もちろん,すきまはあ かないようにね ! )
・ 松ヤニはしっかり木の棒にぬりつけましょう。