液体ビーズ時計をつくろう!
兵庫県立兵庫工業高等学校
理化研究部
●どんな実験なの?
 この実験に使うビーズのことを化学の世界では“マイクロカプセル”といいます。
 マイクロカプセルは、お薬や芳香剤、人工イクラの製造に利用されています。
 液体ビーズと水の重さの違いを利用して、時計をつくってみましょう!
 
   つくりかた実演のムービー
    (4.3MB,1:07)
 
●つくり方とコツ
1. ペットボトルを2本用意し,ふたの輪っかを注意しながらカッターナイフやはさみで切り取る。
 
2. 好きな色のビーズを,ペットボトルの1/3くらいまでじょうごを使ってつめていきます。ホームセンターで売っている水道パイプのジョイント(ヤザキのイレクターJ−23B1本¥70位)を用意します。
 
3. 2本のペットボトルに,水をいっぱいになるまで入れます。
 ビーズの入ったボトルの口に,2.で用意したホースを取り付けます。水がこぼれないように気をつけながら,もう一本のボトルをドッキングキングさせます。
 
4. 組み立てた液体ビーズ時計を逆さにして,ビーズが落ちきるまでにかかった時間をストップウォッチで計ります。ちょうど3分になるように,ビーズの量を調節してみましょう。
  最後に,ボトルをつなぎ合わせた部分にテープを巻いてできあがり!
 
●気をつけよう!
 液体ビーズは、絶対に口の中に入れないこと!(お腹をこわします)
 
●もっとくわしく知るために
 液体ビーズは家ではなかなかつくれません。本校の文化祭や、兵庫県の工業高校のお祭り「工業教育フェア」で手に入れることができます。
実施日はインターネットなどで調べて、ぜひ足を運んでくださいね!