強力な電池を作ろう
 
●どんな実験なの −電池の不思議−
 電池のプラス極とマイナス極に豆電球をつなげば光るということは、理科の時間に習ったよね。でも、電池の中身って一体どうなっているのだろう。電池というと、難しそうな気がするけれど、その仕組みは、とても簡単なんだよ。自分で作った電池で、モーターを動かしてみよう。
 
 
●実験のしかたは?
 
   解説&使っているところのムービー 
    (4.8MB,1:14)
 
(用意するもの)・ハサミ ・銅板(たて5cmよこ2.5cm程度) ・マグネシウムリボン
       ・フィルムケース ・硫酸銅(II)飽和水溶液 ・プラレールなどのおもちゃ
(作り方)
1.銅板の端をハサミで 切って折り曲げる。
  (*マグネシウムリボンはピカピカになるまで磨いておく。)
 
2.マグネシウムリボンをぐるぐる巻きつける。
 
3.これをフィルムケースに入れて、硫酸銅(II)水溶液を入れる。
 
 2 種類の金属の端をそれぞれコードにつないで、これをおもちゃの電池ボックスにつないでみよう。
 
 
●気をつけよう!
・電池の液が手や服に付かないように注意しましょう。もし、目に入った場合はすぐに大量の水で洗いましょう。
・銅板を切るときに手を切らないようにしましょう。
 
●もっとくわしく知るために
 なぜこれで電池ができるのか疑問に思った人は、下の本で調べてみよう。
・「作って楽しむ理科遊び」宮田光男 編著 裳華房(107〜108ぺージ)
・「“うめぼし電池”のあかり」佐藤早苗 作 大日本図書 (1994)