レンズのふしぎ
兵庫県立大学附属高等学校
自然科学部
●どんな体験なの?
 透明(とうめい)でまん中がふくれたガラスやプラスチックてできたものを凸(とつ)レンズといいます。むしめがねはルーぺともいい、凸(とつ)レンズでできています。また、まん中がへこんだものを凹(おう)レンズといいます。むしめがねを使うと小さなものがが大きく見えます。凹レンズではどうなるてしょう? いろいろなレンズで、いろいろなものを見てみましょう。
   体験内容紹介のムービー 
    (8.2MB,2:08)
 
●体験のしかた
1.一般的なむしめがねでどれくらい大きく見えるかな。また、使い方は
  ・目からはなす? 目に近づける?
  ・見たいものから遠ざける? 見たいものに近づける?
  ・大きな虫めがねと小さな虫めがね
  ・倍率(どれくらい大きくなっているか) を知るには??
 
2.かわりダネ凸レンズ・・・いろいろな凸レンズ
  ・ガラス棒も立派な凸レンズ?
    太いガラス棒と細いガラス棒ではどちらが??
    青 た 学 の 祭 典 レンズのふしぎ この左の字を拡大してみよう!
  ・こんなものがなぜレンズ?
    まん中は厚くなっているかな ?
  ・ビー玉だってレンズだよ大きく見える?
 
3.誰でも作れる手作りレンズ
  ・5 円硬貨の穴に少し水を入れてみると?
  ・ペットボトルにも一杯水を入れると??
 
4.ちっちゃな顕微鏡作り(レーウェンフックの顕微鏡)
  ・用意するもの ガラス球、プラスチック板(3 cm×7 cm程度)2枚、セロハンテープ、キリ
  ・作り方
 2 枚のプラスチック板をそろえて持ち、そのまん中にドリルやキリで小さな穴を開ける。
*ドリルやキリで穴を開けるときはけがをしないよう木片などの上で作業すること。
*また、ガラス球がのりやすいよう 少し太めのキリで 穴の内側を縁取しておくと良い。
 一方の板の穴にガラス球を載せ、もう1枚の板を上にのせてセロハンテープでひっつける。
 両端を1センチほど机の角などに当てて、少し曲げる。
さて、これでどのくらい見えるかな??
 
●もう少し考えてみよう
 ・レンズで物が大きく見える(場合によっては小さく見える)のは、レンズを通った光が曲がるためです。これを「光の屈折(くっせつ)」と言います。レンズで光はどのように屈折しているのでしょうか?
 ・メガネやコンタクトもレンスでできています。凸レンズ?または、凹 レンズ???
 ・レンズ以外にどのような物が光を曲げるだろうか?いろいろ探してみましょう。
 ・「光の屈折」以外でも、物が大きく(または小さく)見える方法があるだろうか?