手作り電球に挑戦しよう
きっづ光科学館ふぉとん 永井士郎 佐々木和也
解説:奈良学園中・高校 科学館を愛する生徒の会
●どんな実験なの?
   電球づくり実演のムービー 
    (16.0MB,4:13)
 
 エジソン電球
発明王エジソンが京都・八幡の竹を炭にしたものをフィラメントに使って電球を実用化したのは有名な話です。今回、このエジソン電球の再現実験をします。
炭素が素材のシャープペンシルの芯と竹炭をフィラメントとして使って、エジソンが考えた電球のように光るかどうか調べてみたいと思います。
電源として、乾電池の他、手回し発電機(ゼネコン)を用いて、電球としてのはたらきを確認してみましょう。
 
●実験のしかたとコツ
<準備する物>
 空き瓶(ふたのついたもの)、きり、瞬間接着剤、単一電池(5個)、竹炭、シャープペンシルの芯、電池ホルダー、導線、ミノムシクリップ(3本)、はさみ、 携帯懐炉(酸素吸収剤)、アルミホイル、 定規、水性ペン、手回し発電機5個
 
1.きりで空き瓶のふたにコードが通る小さな穴を間隔は3cm位で2つ開ける。
 
2.両端にミノムシクリップのついたコードを、はさみで半分に切る。
切ったコードの端を約2cmむきだしにする。
 
3.2本のコードをふたの内側から穴に通す。次に、その穴のところでコードとふたを瞬間接着剤でとめる。(穴のすきまがないようにする。)
むきだしにしたコード(2本とも)とミノムシクリップをつなぐ。
 
4.シャープペンシル(竹炭)の芯をふたにつけたミノムシクリップではさむ。
 
5.電池ホルダーに乾電池をセットし、まず+極と一方のミノムシクリップをつなぎ、つづいて−極と他方のミノムシクリップをつなぐ準備をする。
次は、空き瓶の中に携帯懐炉の中身を半分入れます。それから、ふたをしっかりしめて5分間放置する。
 
6.乾電池のー極にもう一方のミノムシクリップをつなぐ。
乾電池の実験が終ったら、手回し発電機で実験してみよう。